＃10 モノにだって意志はある

犬ってかわいいですよね。

ペットの中ではかなり忠実だそうで。

ぼくも昔犬を飼っていたんですが、散歩中に「飼い主さんも散歩楽しんでる？」「ちゃんと着いてきてる？」って顔でチラチラこっちを見てくれるんですよね。

あの愛くるしさはほんとにかわいいです。

何か机で作業している時も、わざわざ足元まで来て足の上に座ったりしてくることもありました。

なんだかんだで愛されていたんだなと実感します。

犬は普段どんなことを考えているんでしょうかね。

ところで、モノにも意志があるのをご存知ですか？

「いや、生きてるわけないんだから意志も何もなくない？」

って思われる人も多いでしょう。

あるんですよそれが。

今回は「モノを捨てるハードル」についてお話ししたいと思います。

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みなさんはモノをすぐに捨てられますか？

大半の人はすぐには捨てられないと思います。

おそらく捨てる時に、

「いつか使うかもな」「まだ捨てなくてもいいか」

なんて思うんじゃないでしょうか。少なくともぼくは以前そう思ってました。

しかも、捨てようとしたモノも

「本当に捨てるの？」「まだ使えるよ？」

なんて顔で見てきます。

モノもそんな風に見てくるし、ならまだ捨てなくていいか、という気持ちにきっとなるでしょう。

ですが、実はモノは「使ってくれる人」のところへ行きたいって思っています。

ならなぜそんな顔で見てくるんだって感じですよね。。

実際問題、自分がそのモノを使用しないのであれば、使ってくれる人のもとへ行って暮れた方がWin-Winです。

現代にはメルカリのようなサービスがあるので、もし不要なものがあれば積極的に活用してみましょう。

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しかし、メルカリの梱包作業ってけっこう面倒ですよね。

買ってもらわなくてもいいから早く手放したい、もしくは、売れるようなモノじゃない、という場合はすぐに捨ててしまいましょう。

「捨てたら後々困るんじゃないか」という不安があるのはわかります。

ですが、意外と困ることってないんですよね。

もし仮に、本当に困った場合は買い直せば大丈夫です。

書い直す場合お金はかかりますが、それは勉強代と思えばなんてことはありません。

それに捨てて困るモノは最初から捨てる対象にはならないはずです。

一度捨てた気持ちを味ってしまえば、どんどん捨てられるようになりますよ。

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上で見てきたように、実はモノを捨てるハードルってそんなに高くないんですよね。

気持ちもスッキリするし、はっきりいってメリットしかありません。

そういえば先ほどの、モノが「まだ捨てないで」って顔で見てくることには名前がついています。

それを整理収納業界(？)では「スマイルマーク」と呼んでいます。

ニコニコした顔でこちらを見てきます。

まるで犬のように。

犬はかわいがってあげて、不要なモノはさっさと捨てるようにしてみましょう。