#15 お客様は部分的に神様

はじめに

ぼくは居酒屋などの接客業で働いた経験はありません。

コンビニはもちろんですが、居酒屋やファミレスに行くたびに

「店員さんはすごいなぁ」と感じます。

特にコミュニケーション能力。

慣れではあるだろうけれど、いろんなお客さんがいるし、動く量も半端ないと思います。

昔は「お客様は神様」論なるものがありましたよね。

賛否両論あると思いますが、ぼくは

「お客様は部分的に神様」

を持論としています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お客様は神様論とは

そもそも「お客様は神様」とは、歌手の三波春夫さんの有名なフレーズで、

「お客様を神様のような存在として、喜ばせるために歌う」というような意味だそうです。

それが、サービスを受ける方も提供する方も、単純に「お客様=神様」という風に使われるようになりました。

ぼくは実際に「お客様は神様なんだぞ!」と言っている人を見かけたことがあります。

嫌なクレーマーですよね。。

お客様は部分的に神様

では果たして本当にお客様は神様なのでしょうか。

結論は冒頭でも述べたように、「部分的に神様」です。

図ならこんな感じ

まず神様の部分について。

お客様が神様である一番の理由は、「お店にお金を落としていってくれる」からです。

特に居酒屋などの飲食店はお客様あっての商売です。

一度来てくれたお客様が今度は違うお客様を連れてきたり、そのお客様が別のお客様と一緒に来たりなど、良い循環が生まれる可能性があります。

それらが全て合わさり、お店も継続して運営することが可能です。

しかし、お客様は絶対的に神様でもありません。

なぜならお店で働いている人とお客は同じ人間だからです。

同じ人間で職種が違うだけです。

たとえば、「お客様は神様なんだぞ!」と言ってくるクレーマー。

料理が遅いだの、安くならないのかだの、神様をいいことになんでも言ってきます。

しかし、料理だって注文する人が多ければ順番に出す必要があるし、お店は利益を出す必要もあります。

そんな自称神様はむしろこちらから願い下げ、くらいのスタンスでもいいかなと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まとめ

お客様は部分的に神様です。あくまで部分的にね。

「いつも来てくれてありがとう」という姿勢は非常に大切だと思いますが、

「いつもお金を落としていってくれてありがとう」くらいに思っておいてもいいかもしれません。

お読みいただきありがとうございました☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?