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息子と絵本を音楽、工作、劇を通して表現する親子ワークショップに参加した話

昨日、5歳の長男と2時間の親子ワークショップに参加しました。たぶん、こういった行事に参加するのは、物心ついてから息子にとっては初めてでした。

娘が生まれてからというもの、娘と離れて2時間以上のお出かけをしていなかったので、ちょっとドキドキしながら、息子とバスに乗って目的地へ。普段バスに乗らない私達はドキドキしながら、街の景色を眺めてすごしました。

バスの時間の関係上、会場に最初に到着しました。息子は少し緊張している模様。数日前から「絵本を読むところに一緒に行こうね!」と言っていたのですが、いつもの違う雰囲気に慣れないようです。(大人の私も初めてのときは、緊張するでしょうがないかな。)

このワークショップは、絵本を読んで、それに合わせて楽器やおもちゃで、音を出したり、出てくるものを工作して作ったりするものでした。ワークショップは、2週連続であり、昨日は1日目。

絵本の読み聞かせは、紙芝居師でもある講師の方が生演奏の伴奏つきで、読んでくれます。音楽でワクワク度も増すので、息子も興味津々。音を出すのも楽しんでいました。

1冊目の読み聞かせの本は「どんどん どんどん」という本で、力強い画風の絵本でした。子どもたちが参加する音あそびは、絵本の内容に合わせて音を小さく出したり、大きくしたり。シーンによって変えていくというものでした。子どもたちが手にしたのは、1.5リットルのコカ・コーラの空きボトル。これだけが絶妙な音がするそうです。

先生が、「大きな音を出して〜」というところでは、子どもたちは大はしゃぎ!!必死で、叩いて音を鳴らします。子供ってこういうの大好きですよね。そして、講師の方が手を挙げると「音を出さない」ポーズのところでは、みんなピタリと止める。息子もちゃんと理解して、止めていました。

しかし、息子は、何回かやっていくと「自分がいなくても成り立つなぁ〜」と思ったのか、傍観モードに。。省エネで参加しているようでした(苦笑)

次は、工作。絵本に出てくる砂の山を、紙で作るため、材料の紙ををもらいに並ぶとき、息子はちょっと気後れしてしまい、他の子にどんどん抜かされ最後から2番目に。参加者のなかでは年齢的にも大きいにも関わらず、マイペースなようです。

そういえば、保育園でもこういう感じで活動が変わるタイミングで、「いま、何をやるべきなのか?」という切り替えがスムーズに行かない。ということを言われたことがあるので、こういうことかぁ。とやっと理解しました。(私は、こういうときは一番に取りに行くタイプだった)保育園以外の時間で、こういう場面になかなか遭遇しないので、息子の行動を実感できた瞬間でした。

そして、読んでもらった絵本の二冊目は「カッパもやっぱりきゅうりでしょ?」

絵がなんともいえないくらいシュールな感じで、内容も、ちょっとホラー寄りの怖さもある。どちらかというと、大人がクスリと笑っちゃうところが多かったような。

そして、この本にでてくる「きゅうりのかご」を作ることに。家では、ハサミでよく紙を切っているのに、きゅうりを切るのは嫌だったようで「ママやって〜」と言い出した。

そして、カゴの部分は、ビニールと両面テープを使って、バッグ型に。「材料を貰いに行ってきたら?」と言っても、グズグズ。結果、私が貰いに行きました。しかし、両面テープで鞄の形にしてあげると、気に入っていました。

私がせっせときゅうりを切り出していくと、きゅうりに貼るシールを配布するおじさんが、近づいてきた。そこでは、シールをもらいに行って、その場でシールを集中して貼ってました。(好きなことは、集中してできる。)

作ったきゅうり

出来上がったきゅうりを、大切に鞄にいれてました。私の切ったきゅうりが大きすぎたので、鞄からはみ出していたのですが、几帳面な息子は「落ちちゃうから」と中に折れないようにふわっと入れてました。

そして、3冊目の絵本のときに息子の「おうちに帰りた〜い」が始まる(汗)お腹が空いてきたのと、眠いのもあったのか、5歳の息子には2時間のワークショップは長かったのか。確かに11時半頃から保育園だとお昼食べだすしね。とりあえず、トイレで気分転換をして、待ってもらいました。

3冊目の「わにさんのおでかけ」
お話にでてくる花火を、黒いビニール復路にテープや折り紙で装飾した花火を作るのですが、もはや息子は戦力にならず。。。一応「これにしてみる?ここにくっつける?」などと声がけしても、無反応。

ちょうどその頃、アコーディオンのおじさんがやってきて「腹ペコあおむしの歌うたってー。」とか他の子供たちに言われてましたが「そんな歌があるの?おじさん、知らないなぁ〜」とやりとりが。息子も「シンカリオンの歌がききたい!」というも「シンカリオンって、新幹線かな〜」という感じ。

そこでピンときた私は「鉄道唱歌なら知ってるかもよ?」と息子に耳打ち。息子がたまに見るyoutubeで電車の画像とともに鉄道唱歌が流れるのですが、息子がそこで軽く歌うと、おじさんもいきいきして鉄道唱歌を弾いてくれました!良かったね。

そんなこんなで、子供たちが飽きつつあったのですが、なんとか無事に終了。
そして、思いがけずこのワークショップが終わった後、お開きになったら息子のスイッチが入るということが。。。
ワークショップの部屋の片隅に置いてあった、1冊目の絵本で使った楽器のマラカスやペットボトルが目に入り、子供たちがワサワサと触りだす。その中で、息子がマラカスを手にとってはじめは振っていましたが、途中からノリノリになりラテンな感じのリズムで最終的には、両手に踊りながら、振っていました。置いてあったボンゴもおさるのジョージで出でてきたので、叩いたりして喜んでいました!

やっぱり自由なことが好きなようで(笑)もう少し、楽器に触れ合ったり、自由に触れる時間があったら良かったのね。

息子の機嫌が直ったのかと思いきや、帰りには「抱っこして〜」と言い始める。多分お腹が減って力が出なかったのだと思いますが。。。熱い中、18キロある息子を抱っこして、バス停へ。。。

乗る予定のバスまで待てず、一本のバスで帰れるところ、この暑い中、バスと電車で帰る羽目になりました(涙)

来週はこの「お腹減って動けないしグズグズ」対策を考えないとなぁと思っています。


実は、このワークショップ中、パパの「娘ちゃんがひどく泣いているので、あやします。」というLINEで途絶えてたので、焦って帰ったのですが、意外と娘ちゃんは、落ち着いていました。

娘ちゃんがあまりにも泣くので、哺乳瓶でミルクもあげようとしたけれど断固拒否だったとのこと。もう、離乳食やマグマグで進めていったほうがいいような気もしました。

なんやかんやで、息子との時間も作れたし、娘ちゃんも大変だっただろうけど、少し違った週末の過ごし方ができるようになってきたかも。。。



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amilie
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