メキシコの死者の日(11月2日)とリメンバーミー
現在3歳になる息子の、人生ではじめてハマった映画が「リメンバーミー」です。1歳半くらいから、じっくりみるようになり、何度も何度も見ている映画です。
メキシコの「死者の日」を題材にした映画で、私が人生ではじめての長期留学(1年間)をしたメキシコを題材としたものだったのでとても見たかったのですが、ちょうど妊娠出産時期と重なり見れなかったのでDVDを買ったとじころ、なぜか息子がびっくりするほどスキになり「見たい!」というので、合計100回は既に見ていると思います。(ひどいときは1日に3回も見た日もありました)
死者の日ですが「メキシコのお盆」というのが一番分かりやすい表現だと思います。メキシコらしいな、と思うのが死者が「パーティーをしに帰ってくる」というところです。特徴的なのは、装飾は「ガイコツ」というパンチの強さ。11月2日が死者の日ですが、その時期になると、スーパーには、大きな祭壇がありカラフルなガイコツの形をした砂糖菓子が並びます。今となっては「リメンバーミー」の映画の影響か、ガイコツの装飾にも見慣れましたが、20年前の留学していたときは、正直、なれなくて少し不気味な気もしました。
その頃の私は、10数年培ってきた「常識」がメキシコでは完全に覆されていて何を信じていいのか?と思っていました。どちらかというと「常識」がいわゆる180度違っていました。自分のプライドが大切なので、道を尋ねても、嘘の回答をするのはしょうがない。といった、文化の違いに戸惑いながらも、日本とメキシコの「死者」が1年に1度会いに帰ってくる考えに関しての「共通点」を見つけることができて嬉しかったものです。
1歳の息子には、音楽が良かったのか、映像のカラフルな美しさが気に入ったのか分かりませんが、長時間みる映画としてはじめて気に入ったものが「リメンバーミー」です。たまに、妊娠中にラテン音楽を聞いていた影響かもしれませんが。息子はまた、今年もリメンバーミーを思い出し、歌をかなり口ずさめるようになりました。しかし情熱的な歌を3歳の息子から聞くことになるとは(笑)そして、今年は台詞をいうだけでなく、私やパパに、他のキャスト指名でなんちゃって演技も求めてくるようになりました。来年は、ギターを始めるのでしょうか・・・
脱線してしまいましたが、死者の日は、人を大切に思うメキシコ流の死者との繋がり方を反映しているのかもしれませんね。海外の文化を生活にとりいれることで、少しはGlobalな体験をお家でしてみるのも良いかもしれません。
以下のサイトが、詳しく載っていたので、参考までにご紹介しておきます。
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