見出し画像

海外ニキにもらったお土産を食レポしてみた

はじめに

以前の記事にて、海外から来た皆さんにとんでもない量のお土産を頂いたことに触れました。

その量はまさに圧巻です。自分が旅行でお土産を買って帰る時の数倍いただいてしまいました。

当然ですが見たことないお菓子だらけで大興奮しました。当初はひとつずつXにて食レポをしていましたが、1ツイートでは書ききれない事もあり、noteでまとめて書くことにしました。ということで、Xでツイートしたものについても再度書き直しております。

そして、結構前に食べたものもいくつかありますので、申し訳ないのですが忘れているものもあるかもしれません。悪しからず……


お菓子系

杏仁巧克力酥片(台湾)

どの辺が杏仁なのかと思いましたが、中文では杏仁は杏仁豆腐ではなくアーモンドのことだそうです。そもそも、杏仁の「杏」とアーモンドは同じ科の植物から取れるそうで、匂いもかなり似ているんだとか。

このお菓子の面白いところは……とにかくデカい。なんとなく一口サイズかと思いきや、この袋に1枚デカいのがドンと入ってます。味は思った通り、でも少しビターかな?といったところです。コーヒーが欲しくなりました。

義美小泡芙(台湾)

これは日本でも売ってそうな感じですが、日本のものよりちょっと甘めでした。クリームは非常に濃厚で、シューはサクサクというかカリカリに近いです。より「お菓子」っぽい感じですね。そして名前が可愛い。中文をカタカナ表記すると可愛くなりがちですね。

チョコレートバージョンもあります。クリームがかなり濃厚なのを鑑みると、チョコは果たして……と思っていましたが、やはりこちらも濃厚でした。見た目よりも量が多く、おやつに一袋つまんだら満足する程度です。

そして、どうやらレンジで温めて食べる方法もあるようです。次回見かけたらぜひトライしたいです。

Fudgee Barr(フィリピン)

最初はパンケーキかと思っていたのですが、どうやらブラウニーのようです。中に入っているソースは写真ほどドロっとしているものではなく、お菓子に入っているソースに近い感じでした。かなり種類がありましたがやっぱりチョコが一番好きですね。この頃ちょうど引越しのため食品の購入を避けていたこともあり、良い朝ごはんとなりました。ドデカミンもこの頃大量に購入しており、引越しの前に全部飲み切りたく……大変健康に悪い朝ごはんです。

牛舌パイ(台湾)

これが今回いただいた中で最も「なんだこれ?」となったものです。特牛と書いてあるので、てっきり牛肉のペーストみたいなものでも入っているのかと思いきや、中は何もなく、ただのおいしいパイ菓子でした。一体何なのかと思ってついつい詳しく調べてしまいました。

先月あたりに、日本に住んでいる台湾の友達から久しぶりに連絡が来たのですが、そのときにこの話題を出してみたところ、やっぱりご存知のようでした。ただし「まあ、言われないと牛の舌だとはわからないよね」とのことです。彼女は高雄出身なので、あまり馴染みがなかったのかも。

Piattos(フィリピン)

フィリピンでは言わずと知れた超有名なお菓子だそうです。普通のサイズと大きいサイズ (supersized) を頂きましたが、大きい方はかなりデカかったですね。無限に食べ続けてしまうので危険です。味はチーズもサワークリームオニオンも最高に美味しかったです。日本で売ってたらまた買いたいですね。そもそも、似たようなお菓子が日本にもありそうですが……大人になるにつれてこういうスナック菓子をあまり自分では買わなくなってしまい、あるのかどうかもわかりません……。

大阪レトロカフェドーラ(日本)

しれっと混じっている日本のお菓子。単なるどら焼きかと思いきや、これがまた美味い。しっとり柔らかくホットケーキかのように甘いパンの中に、バターと餡子がぎっしりと。海外と比べてどうこうという話ではないですが、これぞ日本のお菓子!って感じです。これは見かけたらもう一度買いたいですね。

Cashew Polvoron(フィリピン)

これは……非常に不思議な触感でした。口に入れた途端にほろほろと崩れてしまいました。味はものすごく甘く、砕いたカシューナッツが入っています。

ちなみにこのお菓子はどうやらスペイン由来のものらしく、polvoはスペイン語でホコリという意味だそうです。ホコリのようにほろほろと崩れる感じでしょうか。

華元鹹蔬餅(台湾)

英語で vegetable cracker と書いてありますし、じゃがいもの絵もあるので味の想像はだいたいできますが、予想していたより塩味が濃く美味しかったです。名前の「鹹蔬餅」の「鹹」は塩味という意味らしいです。「蔬」は野菜ですね。一袋あたりの量もさほど多くなく、適度につまめる量です。ビールにも合いそう。

Chicharron Ni Mang Juan(フィリピン)

これはひと目見ただけでは味が想像できませんでした。Jの形がキノコになっており、右側に謎の瓶。キノコ味のスナックなのかな……?と思いましたが、ちょっと酸っぱめでガーリックっぽい味でした。この右側の瓶はどうやらビネガー(酢)のようです。よく見たら「Sukang Paombong」と書いてありますが、どうやらこれは、フィリピンのパオムボン (Paombong) という町で作られている酢だそうです。

この「Chicharron(チチャロン)」とは、豚の皮を素揚げにした食べ物であるそうで、このお菓子はチチャロンを模したもののようです。ただし、右下に「No Pork」と書かれているように、実際にお肉が入っているわけではないようです。

Pretz Tom Yum Kung / Larb(タイ)

これは僕が大好きなお菓子です。はじめて頂いたのは2年ほど前でしたが、1本食べただけで虜になってしまいました。タイのグリコが販売しているプリッツなのですが、タイ限定の「トムヤムクン味」と「ラーブ味」です。プレッツェルそのものはプリッツと多分同じですが、この味はタイでしか味わえません。トムヤムクンは割と想像通りの味だと思いますが、ラーブとは?と思う方がたくさんいることでしょう。ラーブを一言で言うと「肉サラダ」といった感じで、ひき肉と各種スパイスを炒めたものをサラダと一緒にいただくものです。このプリッツはそのスパイシーなお肉の味を再現しており、辛いものが好きな人は絶対に気に入ると思います。

これ、本当に大好きなので日本でも買えないかと思って探すのですが、なかなか見つけられません。どうやら2015年の夏に期間限定商品として日本のグリコも販売していたようですが……また売って欲しいですね。ただ、子どものお菓子としてはちょっと辛すぎるので、大人向けになりそうです。

ちなみに、すでにお気づきだと思いますが、プリッツは諸外国ではプレッツ (PRETZ) として販売されています。名前が違うだけで同じグリコが作っていますので決してパチモンではありません。

ありがたいことに、僕がこれを大好きだと公言しまくっているおかげで、タイ人の方と会うと高確率でこれをお土産に持ってきてくれます。先週も2つほどいただきました。

真魷味(台湾)

これはパッケージから味の想像はつくかと思います。イカ味のスナックで、見た目の切り込みもイカ焼きを連想させますね。パッケージ左側には「紅焼口味」と書いてあり、どうやら「紅焼(ホンシャオ)」=醤油ダレの煮込み料理風の味という意味のようです。確かにちょっと甘しょっぱい感じでした。

台湾では定番のお菓子のようで……そもそもこの「華元」というメーカーが強いですね。日本のカルビーみたいな感じなんでしょうか。さしずめこれはかっぱえびせんのイカ版といったところですかね。

Flat Tops / Krim Stix(フィリピン)

フィリピンからチョコレート菓子2連続です。Flat Topsは日本でもよく見かけるような個包装の一口チョコレートです。かなり甘めに作られており、砂糖っぽさがかなり強いです。僕は苦めのチョコレートが好きなのであまり口に合いませんでしたが、コーヒーや紅茶と一緒に食べると良いかもしれません。

Krim Stixはかなり個性的なお菓子です。細長い袋にチョコレートがパンパンに詰められています。どうやって食べるのが正解なのかわかりませんでしたが、片方の端をハサミで切って、反対側から爪で押して取り出して食べました。最終的に面倒になって歯で絞り出していましたが……。味は好みの味でした。School friendlyと書いてあるので子供向けかもですね。

蜜蘭諾(台湾)

遠近法でめっちゃデカくなってますが幅は指3本ほどです

どうやらミラノと呼ばれるこのお菓子は、その名の通りイタリアのミラノをイメージして作られたお菓子のようです。調べてみましたがいろいろなバリエーションがあり、日本のシガールみたいなものもありました。これはチョコがコーティングされたビスケットのような感じです。味の記憶がほとんどないのですが、サクサク感があってかなり好みでした。

インスタントフード系

科學麺(台湾)

普通においしい塩味の袋ラーメンなので特筆すべきことはありませんが、これはどうやら日本でも買えるらしいので、見つけたら直食いもチャレンジしてみたいと思います。

維力炸醤麺(台湾)

なんと!かつてこんなにワクワクする袋麺があったでしょうか。炸醤麺が袋麺になって登場です。大好きなんですよね炸醤麺。元愛知県民がゆえ、甘辛い肉味噌が入ってる食べ物は全部好きです。

裏面をGoogle翻訳のカメラアプリを使って解読したところ、湯切りの湯でスープができるとのこと。北海道の例の焼きそばみたいですね。123克(グラム)と書いてある通り、袋麺にしてはかなりのボリュームです。インスタント麺を食べる時は合わせて唐揚げや味噌汁を食べがちなのですが、今回はその必要はなく、スープと合わせて大満足のご飯となりました。

こちらも日本で売っているようで、また食べてみたいですね。

Pancit Canton(フィリピン)

こちらはフィリピンの焼きそばである「Pancit Canton」のインスタント麺バージョンです。中にはフライ麺と液体ソース、ラードと思われる油、そして粉末ソースが入っています。カップ焼きそばのように茹でて湯切りをしてこれらのソースを混ぜて食べるのが正解のようです。

ちょうど良さそうな具がなかったのでそのままいただきました

味は思ったよりもスパイシーでした。オイスターソースが効いていて、どちらかというと中華料理っぽい感じがしたので調べてみましたが、どうやらPancitは麺料理という意味で、Cantonは広東とのことです。納得です。

飲み物系

緑茶(シンガポール)

いやいや、ただの緑茶じゃないですか。日本でも売ってますって。でも日本のものが海外で売ってると嬉しくなりますね。と思いながら頂きましたが、渡す時に「たぶん想像してる緑茶とは違うと思う」と言われ一気に不穏に。なんだ?緑茶じゃなくて烏龍茶みたいな味なのか……?と思いながら一口飲んで仰天。甘すぎ!ものすごく甘いです。まあまあ喉が渇いていたので、胃液が出すぎて味覚がおかしくなったのかと思いました。味は砂糖がガッツリ入った午後の紅茶に近いです。

どうやらシンガポールの緑茶と言ったらこれが普通だそうです。なんというカルチャーショック。僕は甘いお茶がそこまで得意ではないので、シンガポールでお茶を買うときは気をつけます。

ヨークシャーティー(たぶんイギリス)

これはオフ会の途中で回ってきたのでどなたから頂いたのか失念してしまったのですが、たぶんイギリスだと思われます。ティーパックのお茶なんて久しぶりに飲んだので気合を入れてお菓子まで作ってしまいました。淹れ方の説明に「allow to brew」という超フォーマルなフレーズを入れるの、なんだかイギリスっぽいですね。クールで好きです。

即品約克夏奶茶(台湾)

これは……お茶?よくわかりませんでしたが裏面に「建議水量:150cc」と書いてあるので、おそらくお茶だと思い150ccのお茶を沸かしつつ、封を切るとミルクティーのような香り(ちなみに建議水量は推奨水量という意味だそうです)。今気づきましたが筆記体でBarista Milk Teaと書いてありますね。

味は普通にミルクティーですが、どこかココアのような甘みもありました。一体どんなお茶なのかと思い調べてみると、なんとこれもヨークシャーティーだそうです。商品名の「約克夏」はヨークシャーのことだそうで、即品(インスタント)約克夏(ヨークシャー)奶茶(ミルクティー)ということですね。偶然にもヨークシャーティーが2つ並ぶことになりました。

おわりに

というわけで、とんでもない量のお土産をひとつずつ紹介しました。今年のEXPO/fesでは本当に多くの方と出会えてとても嬉しかったです。来年も国際交流オフ会主催したいですね……気力が持つかわかりませんが……。

そして、EXPO/fesのレポートでも書いたような気がしますが、こんなに海外のみなさんが日本に遊びに来てくれてるのに、僕が海外に行かないのはなんだか申し訳ないな……と勝手に思っておりまして、ついにCOVID流行以来はじめての海外渡航をすることになりました。次回はそのレポートを2、3回に分けて書こうと思います。もちろん今回の旅はホロライブに関係します。

今回の記事は海外のお菓子食レポでしたが、普段は海外ニキと一緒にホロライブを応援している経験を活かし、海外ニキの推し活事情、推し活を通して英語を勉強するノウハウなどをお届けしております。ホロライブ以外にも今回の記事のような海外文化についてや語学に関する記事も書いておりますので、よろしければフォローしていただけると幸いです。頑張って1ヶ月に1本は更新するようにしております。……といいつつも、この記事を9月中に公開することを忘れたまま10月に突入してしまって連続投稿記録が途切れてしまったわけですが……また1から頑張ります。そして10月はもう1本上げます。

この記事が気に入りましたら、ぜひサポートをお願いします!頂いたサポートはholomisskeyのサーバ維持費や、今後さまざまな手段で情報発信するための活動資金に充てたいと思います。