Adventurer3で使っていいフィラメント・ダメなフィラメント
結論
純正を使ってください。
以下、Adventurer3歴1年6ヶ月の僕が実際に使用した純正・非純正フィラメントについてレビューしていきます。
なお本記事で紹介するフィラメントは全てPLAで、湿度10%以下で保存しているので吸水による劣化はほぼ無い。ノズルは0.4mm。
純正編
白
素晴らしいの一言。後述する非純正の白で苦しんだ分このクオリティには驚いた。
純正全てに言えることだが、まずノズルからツルッと出てくる。フィラメント交換の際に余分にフィラメントが押し出されるが、その時に繭が出来てしまうんじゃないかってくらい出てくる。この快感は非純正には無い。
そして出力物に光沢がある。綺麗に積層された証だ。これは途中で目詰まりしないことを意味する。
赤
ザ・赤というよりは蛍光レッド。
そして若干透けやすい。が後述する非純正に比べれば大したことないので以下の設定をすれば心配はいらない。
頭部・底部レイヤー数とシェルカウント数、充填率を上げると透けにくくなる。作品に適した数値を見つけよう。
ちなみに高度な設定にするには初期設定→スライス→プリントウィンドウタイプのエキスパートモードを選択すればいい。
赤ではこんなものを作りました。
緑
蛍光っぽく透けやすいなど赤と似た性質を持つ。こちらのツイートの2枚目の写真を見てもらうと透けやすいのがわかると思う。
緑ではニセ着信キーホルダーを作った。電話アプリっぽさを表現できたと思う。
ダークグレー
かっこいい色。メカものを印刷するなら欲しい一色。
銀
光沢があまり無いので銀というより灰色。
よりクオリティを求めるなら最近発売したFLASHFORGE製のシルクシリーズの方がいいかもしれない。機会があったらレビューする。
非純正編
ここからは3Dプリンター版しくじり先生。まるで失敗のテーマパークに来たみたいだぜ。
だが非純正でも使えたフィラメントもあるので暇な人間は目を通すといい。
銀
現在、在庫がないのか金と銅しか選択できないが一応元ページのリンクを貼っておく。
なかなかな光沢感で非純正なのに目詰まりしないのでよく使っている。
こちらのフィラメントはデス・ストランディングの効果音がなるキーホルダーで多用した。沢山出力できたのが安定性の証。
金
2mmくらい積層したあたりから目詰まりする。印刷途中でエクストルーダーがカタカタ言い出したらそれが始まった証拠だ。
うっすい物を印刷するならいいかも。現にこの金は薄いものしか印刷してこなかったので、目詰まることに長い間気がつかなかった。
薄い印刷物↓
ちなみに根性で印刷させるとこういうものが出来上がる。発色は良い。
黒
ELEGOOの黒は安いからよく買ってたんだけど、いつからか完全な黒から透けてしまう黒にダウングレードされていた。目詰まりはしにくい。
白
透けるし目が詰まる。
そしてこちらも真っ白ではなく透けるタイプの白。安フィラメントに真っ黒・真っ白を期待してはいけない(戒め)
まとめ
こだわりがないなら純正を買いましょう。
以上、レビューでした。
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