成長の先に見えるもの

 J2第20節、栃木SCがアウェーでジュビロ磐田に後半AT逆転勝利を収めた。これで第15節以来の7位浮上。23日の京都サンガF.C.戦で連勝を果たせば、今季最高の5位に入る可能性が出てきた。

 開幕からリーグ折り返し目前の今まで、チームとしてやるべきことを貫いて自分達のサッカーを確立してきた。寄せの速さ、集中力、メンタルの強さ。毎節出た課題には愚直に取り組み、改善する。豪快に左足を振り抜き、自身プロ初ゴールをゴラッソで飾ったMF山本廉が象徴するように、選手個々が1試合1試合での反省を生かし、自信を掴んで成長することで、チームは現在の位置に立っている。

 今年4月、前職でFWエスクデロ競飛王にインタビューしたとき、彼は「このチームなら昇格争いが出来る」と真剣な眼差しで話していた。今のメンバー、チーム・クラブスタッフなら成し遂げられる。その決意と実感が表れていた。

 磐田戦では、2本がPKだったもののそれを落ち着いて決め切ること、守備では相手の決定機を阻むこと、最後まで全員でゴールを目指すこと。それを体現し、今季初の3ゴールを生み出した。ここからの得点力向上も期待出来る。昨季の劇的残留のイメージがあるだけにどうしても比較してしまいがちだが、今季は今季だからこその一体感で、上だけを見て勝利を重ねて欲しい(言わずもがなだと思うが)。

 プレーオフが無い為、昇格は上位2チームのみ。自分たちの上を行くチームを脅かし、越えていこう。

(敬称、呼称略させていただきました)

 書こう書こうと思っていたサッカーの記事がやっと書けた(笑)磐田戦の結果に後押しされた格好(笑)書きたいことはまだまだある。長文になり過ぎないよう、小出しにしていきます(笑)

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