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13話 高校3年就活中、2軒隣に漫画家が引っ越してきたので、とりあえず押しかけて僕が漫画家になるまで

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こんにちわ、どうも僕です(笑)

本当なら、同じ部活で同じ時代を過ごしていればもっと良かったんですが、
コザキユースケ君は実は同じ学校の3つ下なのです。
彼は当時からずっと才能と努力の人ですよね。凄い。しかし…いいですか皆さん…もちろん、努力で相当な能力を身に着ける、成功する、というのは、可能なはずです。努力の方向が正しければ……。

が!

才能もあって努力までする人間がこの世には割と沢山いるのです。
記憶は朧気ですが、彼に当時見せてもらった、投稿作品の、特に画力は
常軌を逸していました。

去年末にコザキ君とご飯だった時、10年ぶりくらいの再会だったのですが、
「あの頃先輩に漫画見せたら、おぉ、ふーん、みたいな位のテンションでしたよ、さほど興味ないみたいなw」
と、そんな話をされたんですが、はい、よく覚えてますよ……。
正確にはあまりの彼の能力の高さに愕然とし、それを認めたくなくて
平静を装っていた小物、というだけの事なんですよはい(笑)


その後皆川さんのファンだという事で、皆川さんに会わせるために仕事場に
呼んであげたのですが、皆川さんも当時から上手い、と言ってましたから。もうこれは間違いなく奴はやばい奴だ、と思うわけです。

僕は最初の頃はもう、人の原稿に絵を入れるのが怖くて、時間ばかりかかってしまいましたよ。

今はもう、僕は僕で好きな事を好きなように、というモットーの元、自由に
生きているフリーダムマンなので、凄い人に凄い、とやっと言えるようになりましたが、この

「人の事をちゃんと認めることが出来る」「凄いものを凄いと素直に思える」

というのが人生において、どれだけ得かという。実際結構難しくないですか?人間嫉妬の生き物ですし。
僕の経験談でしかないですが、大体において人を妬む人間は
自分がなぜ、そこで妬むのかという理由が分かっているのに、その方向で
努力をしない、していない事を行動で突き付けられてしまうからからではないかと(笑)
僕ももちろん、そうなのでした。

が。
当時僕は何度も言っている、格闘ゲームで大会に出て勝つ、という部分で
地元はもちろん、大会に出てもそこそこ結果を残していたので、
そっちの娯楽方面で脳内物質的にそこそこ満たされていた、またライターの仕事やバイトもあったり、とても中途半端な所で満足していたわけです。なんか、あっちにもこっちにもいけそうな。

とはいえ…僕はやはりゲームは切っても切れない人間で、
その経験があって、そういう経験と人生を歩んでこないと、今の自分はいない、別の事をしていたらよりいい方向だったかどうか、等という事は分からないという。

後から考えるときりがないわけですが、きっとみんなそういう悩みを
常に抱えて入るんだろうなぁと。

なーんてことをこの漫画を描いていて色々思い出すという。

まあ。本当に、納得いかない、心の底から分かり合えない人も、たまには現れますよね。凄いのに、どうしても凄いと素直に認められない…そんな時はもう永久にフェードアウトすればいいと思います。例えばそれが凄い才能の持ち主だとか、超成功者だとしても、合わない場合はもう、どうにかしようとすればするほど精神衛生上良くないので、全く理不尽にして意味もないのですが「死ねばいいのに」と思っていればいいのではないでしょうか。あ、僕はそんな事思ってませんよ。

そんな事や、たらればを考えても意味が無いので、
今日もスマブラで敗北してはコントローラーをかじるのです(笑)


さて…漫画にも描いてある通り、タイトルの高校3年就活中~、というのは
ほぼほぼ出オチで、タイトルのままの出来事は1話目で終わってるわけで。

もうその後どうだ、という話にしかならない、ごく普通の、ゲームばかり
やっているアシスタント物語になってしまうわけで…。

ので。今後機会があれば。
いつものマンガを描きつつ編集さんとの付き合い方とか、実績の積み方や
それに伴って増えていく仕事はどんなものか、原稿料はどれくらいかとか、
そういう話をした方が色々参考になるのではと。

あ…踏み込んだ話はあまり公にするわけにはいかないので、恐らく課金コンテンツになってしまいますが、それでも気になる、という方だけ見て頂ければ。普段は引き続き、絵が下手な漫画家志望がどうやってある程度描けるようになったり、デビューできたかとか、僕の成功失敗的な話をダラダラ漫画で描くと思います。

デビュー作から出版社移動、僕がやらかした例の件の話等も
今なら漫画にしてもいいかなと…。

みたいな。

最近の近況は、ある程度良い感じに進んでいる企画を進めつつ、
ブレイブフロンティア~グランガイア戦記電子書籍の準備と、
ゲームクリエイター漫画クランクUP!!の移籍の話を進めています。

さすがにブレフロ電子書籍は決まっていますが、他はぎりぎりまでどうなるか分からないわけで、ここでうかつな事は言えないのですが。

ブレフロの電子書籍は全3巻、各巻にオマケの対談や座談会が
収録される予定ですが、1巻の、僕と高橋Pの対談は、ブレフロを漫画化しようと思ったきっかけの部分から、漫画と辞典の差異の真実、12聖の生き残りの物語の誕生秘話等。

2~3巻は開発陣の座談会&オマケ。
こちらは「こんなブレフロがあったらいいな」という話…なんですが、
ブレフロファンの方は、この座談会の為だけでも読む価値があるかもです。
今はまだお話できませんが、多分必見かも。


次回は初めて会った人に2時間説教された話…(さすがに誰かは言えませんが)
某誌謝恩会の直後、どういうわけか僕がある一人の先生ににつかまり、
何か長時間怒られまくる、という話(笑)


もし気に入って頂けましたらサポート頂けると大変嬉しいです(^^)業界が偏ってしまう内容が多いですが、色々参考になるような記事が書けるようにしていこうと思います。