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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル、最&高。インディが大好きという話

さて…この映画の話をしたいんですが、ハリソン・フォード氏がネタバレ禁止動画に出ていたので、僕も今回はネタバレ無し感想を。
なのでちょっとしか書けないんですが、ハリソン氏が言ってるので。
彼が言うのだから守るしかない(笑)

ということで、作中のストーリーについてはネタバレしてませんが、それ以外の話はしてる個所もあるので、気になる人は先は読まぬようお願いいたします。


好きすぎて金曜の朝一に劇場に飛びこみました。


2008年にも売られていたプログラムコレクションにクリスタルスカルが追加されたセット。運命のダイヤルは別売り。

1981年のレイダースから始まったインディ・ジョーンズ冒険活劇の集大成「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

ハリソン・フォード演じるインディに心打たれる皆さんやってきました最新作にして最後のインディ。
僕はレイダースと魔宮の伝説は映画館で観ておらず、当時(今も)映画好きの叔父に、ビデオで見せてもらったのが最初、それ以来、インディは僕の心のヒーローであり続け、映画好きになった原点のような作品…同じような人もきっと多いのではないでしょうか。
このシリーズのおかげで映画好きになり、今のような仕事をしてるといっても全く過言ではない。
なのでシリーズ全て好きです。
ちなみに一番好きなのは「魔宮の伝説」

今回も大学教授で考古学者で、その他いろんな組織でいろんなことをやったり巻き込まれたりしながら、時に聖杯、時に聖櫃、クリスタルスカルに怪しい邪教とのバトル、映画史としても特撮からCGへ移りはしましたが演出のすばらしさ、キャラクターの堅牢さ、テーマ曲にキャストとどれをとっても一級品のシリーズ。

今回、某宇宙シリーズの個人的悲しさなども昨今あったり、トップガンマーヴェリックのような完成度の作品を観てしまった後なので

「インディは大丈夫だろうか……」

と心配していたんですが、全くの杞憂、今すぐもう一度観たい。

うっかり話し過ぎるとネタバレになるのでもうこの公式予告で全てを
感じてもらうしかない。

つまんで言うと今回は「運命のダイヤル」という遺物をめぐってのナチとの奪い合い。この「運命のダイヤル」の元ネタはこっち系のネタが好きな人にはおなじみのアイテムなので、わかる人にはすぐわかる。

クリスタルスカルに匹敵する、もしくはそれ以上の力を持つ運命のダイヤルはインディの最後の冒険?にふさわしい物語を与え、最高のワクワク感で我々を盛り上げてくれる。
脇を固めるヘレナ、ユンゲル、サラーにテディのキャラも素晴らしく
アントニオ・バンデラス演じるレナルドも良い。というか
アントニオ・バンデラスとハリソン・フォードが同じ画面にいるのは
エクスペンダブル3ワールドミッション以来でしょうか?
そういう意味でも感慨深い。
悪役の帝王マッツ・ミケルセンも相変わらずのフェロモン出しまくり。
しいて言えば、マッツ演じる敵、としてはもう一工夫ほしかった気がします。もったいなかったというか。


どの形式で映画を観たかで得点が変わる.

さてさて
運命のダイヤルは過去作のオマージュや、曲のアレンジがふんだんに行われていて、当然そのことを知らなくても全く問題ないですが、
知っていると常に涙腺に来るんですよね(汗)
僕はもう事あるごとに「ずるいなー、こんなん泣くじゃんかー」
という演出ばかりでもう、困る。

それと、上映前から話題になっていた若いころのインディ。
冒頭、最後の聖戦のような過去の描き方で映画内の現在に続くまでの、
というオープニングで始まるんですが、結構長尺でガッツリやる。
若いころのインディの顔のCG処理や動きも
素晴らしい、演技も声も本人がやってるらしいのでそこも見どころの一つでしょうか。アクションシーンのCG、特撮も非常にレベルが高く、
そうですね…クリスタルスカルの頃のCGは少々奇麗すぎるというか、光の処理が美し過ぎるというか。
そういう意味で今作はいいリアルさと薄暗さ、昔の時代らしさが出てて
今までの作品では一番「自然」な画面だったかも。
もちろん人間に撮れるカメラワークの限界は越えてくるので、そういう意味では自然ではないんですが(笑)


大分ファン目線で話しているのと、既に過去作を何百回も観ているため
今回が初めて観る、という人より偏りや思い入れが強すぎるのでそういう意味でまともにレビュー出来ないんですが……いくつかのファンサービスはり一つのシリーズが
終わると言う時にちゃんとそういうことをやってくれないと、
某宇宙戦争シリーズのように、過去作のキャラクターがちゃんと片付いて美しく引退出来ない…という非常に残念なものになりかねない。
そういう意味では、これは、ファンサービスではなく
「シリーズを堅実に、正しく終わらせる為に当然」だと思うのです。
かつ「単体でも当たり前のように楽しめる」ことが重要なのかなと。

そういう意味では運命のダイヤルは昔からシリーズを好きでいる
いい歳の僕としては、とても嬉しく「観てよかった」と
心から感じる作品なのでした。

もし初めてシリーズに触れる、という人ももしよろしければ、
過去作に触れてから、もしくは気に入った人は運命のダイヤル後に
過去シリーズを観るとより、楽しいのではないかと。
どれを観ると良いか話してしまうとネタバレになりかねないというか
作品がもったいなくなってしまうので、
言いたいけど言えないみたいな。

いやぁ、インディシリーズ観てて初めて泣きました、ええ。
いつもの「今回もやったぜインディ!」ではなく、非常に感慨深い、
ちょっとやりすぎかもと思う人も出てくるかもですが、僕は最高の
ラストなのではないかと思いマスタ。
ありがとうジョーンズ博士、ありがとうハリソン・フォード。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル、200点中195点、
マイナス5点はマッツをもっとぶっ飛んだキャラにしてほしかった。
上映中にまた観に行きたいです。

もし気に入って頂けましたらサポート頂けると大変嬉しいです(^^)業界が偏ってしまう内容が多いですが、色々参考になるような記事が書けるようにしていこうと思います。