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暮らす

2015年8月20日

お盆が過ぎたらぐっと涼しくなるから
と居酒屋で会ったおばちゃんが言っていたけれど
本当にその通りだ。
現場から眺める空の雲の形が変わり、日中もかなり凌ぎやすくなった。
朝は鳥の声で目覚め、夜は虫の音を聞きながら眠る。鳥や虫は天気の変化も知らせてくれる。部屋の灯りを消して床に入り、窓の外が明るければ月夜だと気づく。
お日様と共に目覚め昼間は黙々と働き、
日が暮れる頃には家に戻り地の物を有り難く頂いて眠りを待つ。
暮らすとは本来どういうことなのか
よくわかってきた。
自分のなかで大きな変化があるわけではない。
引き出しの順番が変わっただけだ。
この仕事が終わって東京に戻れば、あっという間に元通りになる。そういうものだ。
都会と田舎。行ったり来たり。