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週末フットボーラーという生き方〜社会人9年目 編〜

週末フットボーラーとは

平日は仕事や学業に費やし、休日(もしくは平日夜)にサッカーを楽しみながら汗を流す。「ゆっくり休みたいはずの休日になぜスポーツするの…?」なんて思われたりしますが、そんな彼らは何を考え、何の為にサッカーに打ち込むのか…
そんな週末フットボーラーたちの生き方を紹介し、よりチームや選手を知っていただきたい!そんな思いから始まるコラムです。

初回は、チームの副代表でありゲームキャプテンでもある村田和也(むらた かずや)選手に迫ってみました!
村田選手は社会人9年目。高校の部活以来、久々に真剣なサッカーに打ち込んでいます。なぜ彼は休日、芝や土にまみれてボールを追いかけ続けいてるのかに迫ります。


キャプテンとしてチームを鼓舞する村田選手

1. 自己紹介〜学生時代のサッカー経歴

ー まずは、自己紹介お願いします!

村田和也、30歳です。
普段はIT広告系の会社で働いていて、平日の夜の余裕ある時や、休日は基本的にサッカーをしているって感じです(笑)
チームでは副代表・ゲームキャプテンをやらしていただいていまして…ポジションはセンターバックです。
サッカー自体は高校まで部活でやっていただけで、社会人になってからはフットサル程度って感じだったんですが、、
このチームに入って火がついて、去年からは久々にガチでサッカーに打ち込んでますね!

ー 仕事以外はサッカー漬けって感じですね、村田さんはいつ頃からサッカーを始めたんですか?

サッカー始めたのは小4からですね。友達がやってて、そのサッカーチームに入ったという感じで…
そのチームは日曜しか練習なくて、それさえ遊びでサボっていました(笑)
そこまで真面目にやっていなかったし、めっちゃ好きというわけではなかったですね…

ー そこまで好きでなかったのに、中学校に入ってからサッカー部に入ったのは何か理由があったんですか?

中学にサッカー部がなくて、3〜4ヶ月はテニスやってたんですよね(笑)
ただ、小学校の友達の繋がりでクラブチームに加入することになって…
その後に転校した先では、流れでサッカー部に入って結局最後までやりました。
中3の時は怪我が多くて(肉離れ、疲労骨折)、半年くらいサッカーできなかったんですよ。最後の夏の大会もベンチだったのであまりいい思い出はないです(笑)
ただ自分がいた市のチームはそこそこ強くて、その市で優勝したチームが全国行くくらいだったんですよね。だから結構レベルの高いサッカーには触れていたのかもしれないです。
そんな市の中学校だったんで、練習もしんどかったのは覚えています。

ー そして高校へ行くと…ここまで聞いているとサッカーを続ける動機ってあまりないですよね(笑)

確かにそうですね(笑)
高校ではサッカー辞めると思っていました、自分でも。
高1では半年テニス部に入ったんですが…やっぱり横目にサッカー部を見ていたらやりたくなっちゃって…結局、高1の冬から引退までサッカーやってました。
本当に熱を入れてサッカーをやったのは高校からですね。
結構気合い入れてやっていて、足首どちらも捻挫していたんですけど、テーピングぐるぐる巻にしてやってたりしました。
部の人数ギリギリだったから、休めなくて…出場機会は結構あったんで良かったんですけどね(笑)
最後の大会は2回戦で敗退して、呆気なく終わってしまいましたね


得点を決め、笑顔弾ける村田選手

2. サッカー部引退、そして大学〜社会人に

ー 高校で一区切りついたと思うのですが、大学では続けなかったんですか?

大学はフットサルサークルには入っていました、けどほぼ行っていなかったですね…
バスケサークルの方が行っていました(笑)
大学はもういいや、って感じで…高校でやりきった感があったのと、大学にサッカー部がなかったので続ける機会もあまりなかったんですよね。
サッカーは代表戦とか軽く見るくらいでした。

ー なるほど…そして社会人になってもサッカーを続ける訳ではなく…

そうですね(笑)
社会人になってからも、フットサルをたまにやるくらいで28歳くらいまではスポーツとはほぼ無縁でした
大学の延長線上の感覚でサッカーと関わっていたので、本当にたまに代表戦見るくらいでしたね。

3. 社会人でサッカーに打ち込むきっかけ

ー そんな中、なぜサッカーに打ち込むようになったんですか?

最初はダイエットです(笑)
食事制限して、2ヶ月で10キロ落としたりしたんですが、結局2ヶ月でリバウンドしてしまって…
2回目も食事制限で10キロ落としたんですけど、抜け毛がすごかったんですよ。
「あ、これは健康に良くない」と思って、ちゃんと運動しようとなったんですね。ただランニングはつまらないから続かないな〜とは思っていて、フットサルし始めて、個サルに半年くらい通ったんです。
そしたら、体も動くようになってきて、またフットサルやサッカーしたいなって欲が出てきたんですよね。

ー そして、今のチームに出会ったということですか?

そうです!
社会人サッカーチームに体験参加とかしていて、このチーム(ValFore United
)に2022年の2月に入団しました。
それまでは、社会人サッカーの存在はそこまではっきり認識していなくて、たまに高校のサッカー部の先輩から聞くくらいでした。
入った時は、”サッカーちゃんとやれればいいや”くらいの温度感ではいて、
4部だから大丈夫っしょという感じで軽く考えていました。

勝利の後、笑顔の弾ける村田選手(一番手前)

4. チーム加入後、体力不足に苦しむ

ー 実際、チームに入ってみてどうでしたか?

正直甘くはないなと思いました。ピンキリではあるけど、社会人とは言えうまい人は本当に上手いなと。
入る前に思っていた”おじさんサッカー”とは全然違いました。
最初は体は相当きつかったです。体力が本当に足りない(笑)
あとは11対11でサッカーやったのが、久しぶりすぎて感覚が追いつかなくて…だいぶ苦労しました。
ただ、広いコートでやるのは本当に楽しくて、サッカーやる感覚も徐々に戻ってきて…感覚が戻ればいけるという自信もちょっとありました。
元々、FWだったので点取った時の感覚にハマってしまって。どんどんのめり込みましたね。

ー やっぱりゴールを決めるのは格別ですよね、ただその後にDFにコンバートされるんですよね

そうなんですよ、最初は残念な気持ちもあったんですが…
1試合やってみて、面白いと思いました。
入団してから何試合かFWでやったが、うまくいかなくて…
CBやってみて面白さを見つけられました。サッカーで新しい感覚を掴めたのが、改めて面白くて。
センターバックとして出ていくたびに面白さを感じていました。FWだったら心が折れてたかもしれないです(笑)

ー DF(センターバック)の面白かったところはどんなところだったんですか?

まずは(FWより)ボールに触れるってところですかね(笑)
見えている感覚もFWとだいぶ違くて…
仕事では(営業ではなく)ディフェンシブ的な仕事をしていることもあったので、感覚が近いものもあったのかもしれないです。
自分で言うのもなんですが、責任感が割とある性格だったので、あっていたのかもしれないですね。

ー そしてチームの中心になっていったんですね。ちなみにサッカーに本格的に復帰して1年以上経ちましたが、体の方はどうですか?

体的には今でもキツいですが…(笑)
始めて数ヶ月して、春ごろには体力が戻ってきました。
今でも体力もどすために、筋トレはずっとやっていて。
ダイエットの時からずっとやっていたので、ほぼ毎日で続いてますね。
体力もやっているうちに、段々と戻ってきました。

チームメイトの得点を喜ぶ村田選手(写真手前)

5.サッカーの捉え方

ー 今では仕事以外はサッカーに打ち込むぐらいになったと言うことですが、実際はどれくらいの気持ちでサッカーに打ち込んでいますか?

うーん…リアルに、仕事2割、家庭3割、サッカー5割くらいですね(笑)
サッカーの割合はどんどん大きくなってきています
元々、一回ハマるとのめり込むタイプだったので、この歳になって熱中できるものがあるのは、本当にありがたいと思います。
忙しい中で仕事を調整して、平日の夜練習にも行っていますし、何もなければサッカーに時間費やすようになりました。
社会人になって、チラホラと出てきたサッカー系のYoutubeを見ることも多くて、その影響もあって、サッカーやりたい欲が強まっていますね。

6. キャプテンとして、チームについて

ー 現在、村田さんはゲームキャプテンを任されている訳ですが、どのようなことを意識していますか?

ゲームキャプテンとして…まずはプレー中にチームを勝たせるために行動することが大事だと思っています。
そしてチームコンセプトをしっかり理解すること、社会人チームとしての見られ方をしっかり考えないとと思っていますね。
サッカーはメンバーや相手、そして審判がいてこそだと思っているので、チーム内のコミュニケーションを円滑に回すことや、相手チームや審判ともコミュニケーションを取るようにしています。
別に自分が活躍しなくてもいいから、チームが勝つためにやれることを考えているって感じですね。

ー 責任感ある村田さんらしい考えですね!そんな村田さんは、どんな人がこのチーム(ValFore United)に向いていると思いますか?

競技サッカー、真剣にサッカーやりたい人というのは大前提として持っているとして…
うちのチームはバックボーンがバラバラなんですよね、年齢も経歴も。
だからこそ、”サッカーを楽しむ気持ち”を理解できる、同じ気持ちを持てる人がいいと思います
かつ、純粋にサッカーが好きな人だといいな〜とは思います。
プレーや勝利に繋がっていく、楽しみながら、チームの雰囲気に好影響を与えてくれる人がいてくれると嬉しいですね!
せっかく、休日にサッカーという趣味で集まっているのだから、チーム内で人間関係を大事にしていくことが重要だなと。

ー なるほど!雰囲気を大事にしているチームらしいご回答ですね…!最後になるのですが、社会人としてサッカーに打ち込むことで、どう生き方が変わりましたか?

本当に、心身ともに充実しています。
筋肉も増えたし、身体も健康になった(笑)
仕事が割とメンタル面に来るし、ハードワークする感じだったので、すり減っていましたが…サッカーのおかげでメリハリがついてきました。
メンタルが本当に、かなり健全になっていると思います。
周囲の人にも、よく元気になったと言われるし、キラキラしていると言われます(笑)

ー サッカーをやることで人生も充実し、熱く打ち込めるものが見つかったんですね…!本日は長い間ありがとうございました!引き続きサッカー、頑張りましょう!

ありがとうございます!!


DFとして体を張る村田選手


終わりに

私たちValFore Unitedは
”良い雰囲気で良いサッカーを実現する”
ことを強く意識してプレーしています!

そんなチームに共感し、プレーしたいと思ってくれる選手を絶賛募集しています!
興味のある方は、ぜひ下記連絡先からメッセージくれると嬉しいです!

▶︎連絡先

公式Twitter
https://twitter.com/val_fore

公式Instagram
https://www.instagram.com/valfore_official/

代表Instagram
https://www.instagram.com/valfore_united/

副代表Twitter
https://twitter.com/Vokehazama

(インタビュー:平田 雄大、写真提供:ValFore United)

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