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太陽と天王星が重なる 八十八夜

2021年5月1日
本日早朝4時54分、【太陽】と【天王星】がピタリと重なります。これは一年に一度起こる現象です。

天王星は私たちの生き方を大きくアップデートしてくれる惑星で、今までのやり方や古いしきたりを打破して、新しい枠組みを作り出すのが天王星の役割です。

また、ただ打破するのではなく、そこから新しい意識を生み出したり、日常生活や時代に刺激を与えたりしてくれるのが特徴です。

そして、太陽と天王星が重なった今、天王星が司る【変革】の力が私たちの日常を包み込みます。

「変わらなければ!」という思い、胸騒ぎ、あるいは変化を促す出来事が起きそうな時ですが、
落ち着いて、冷静に、変化を受け入れながら日々を丁寧に楽しんで参りましょう。

地上の出来事は10天体が放つエネルギーの影響を受けています。
この力を上手に活用できると、自然と運に恵まれ、チャンスや嬉しい出来事が舞い込むようになるのです。


一方、暦では本日八十八夜を迎えます。
八十八夜とは、立春から数えて、88日目にあたる日のことです。
「夏も近づく八十八夜…」と歌われるように、ちょうど新茶が出回る季節です。

では、なぜ立春から数えて八十八日目をこう呼ぶようになったのでしょう。
それは、農業に従事する人々が多かった昔の日本社会で、ちょうどこの頃が種まきや田植えの準備、茶摘みなど春の農作業を行う時期にあたっていたからです。八十八夜の数日後には二十四節気でいう「立夏」になることもあり、昔の人々はこの時期を「夏の準備を始める目安」ととらえていました。

「八十八夜」は、
「末広がり」の姿をしていることから、幸運を呼ぶとされてきた「八」の字。その「八」の字が二つ重なった「八十八夜」は、それだけに縁起のいい日と考えられていました。
また、「八」「十」「八」の3つの字を組み合わせると「米」という字になるため、とくに農業に携わる人びとに大切にされてきたのだと言われます。


お茶の葉は、冬の寒い時期にゆっくりと養分を蓄え、春になると少しずつ芽を出し始めます。
このため、いち早く芽吹いた茶葉を収穫してつくった新茶(一番茶)は、その後に摘まれる茶葉よりも栄養価やうまみ成分が多く含まれています。
昔の人々は経験的にそれを知っており、「新茶を飲むと病気にならない」「八十八夜に摘まれたお茶を飲むと長生きできる」などと言い伝えられています。

VAGUE VAN VREEZE

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