旅行記1日目(10/5)、東京→ミュンヘン
ついに待ちに待った旅行が始まりました。
目的地はドイツ、ミュンヘン。美味いビールのためにいざ地球を半周!✈️
安心のANAで初ドイツに挑みます。
様々な情報やテクを混じえてお伝えします。
以下有料とさせて頂きます。
誠にお手数ですが、noteアカウントをお持ちでない方は新しく作って頂き、更にこの記事のご購入をよろしくお願い致します。m(_ _)m
前日夜には送別会として家族に寿司を食べさせて貰い、
緊張で眠れぬ短いような長いような夜を過ごし、朝7時前には起床しました。普段は4時5時に寝て14時に起きてるのに。
まずは都内の自宅から新宿駅、そして隣接する真新しい「バスタ新宿」へ。ここからリムジンバスに乗って羽田空港に向かいます。
リムジンバス公式サイト:
http://www.limousinebus.co.jp/
なんと、予約コードを控えておいて、当日窓口で支払ってチケットに換える形でした。
ネット予約で、バスタ新宿→羽田空港国際線ターミナル間で大人1枚で1230円でした。
カード支払いで印刷したチケットを見せるのではないんですね。
乗車スペースの4階まで上がり、バスタの中のコンビニで車内で飲むお茶を購入して発車場所へ向かいます。8:30羽田空港行きです。
バスタはA〜Dのゾーンがありますが、空港リムジンバスはオレンジ色のAゾーンからのようです。
頭では羽田と分かっているのに、国際線は成田って先入観があるので(古いタイプ)、最後の最後まで大丈夫だよな?という不安がありました。
大荷物は乗る前に荷物室に預けます。降車場所を伝え、引き換え券を貰ってから乗車します。自由席ですが定員までしかチケットは売らないので確実に座れます。
2×2列のバスの席は8割方埋まっていて、長時間のフライトで消耗しないよう上下ジャージ姿だった窓側の席の私の隣には、いかにもエリートなサラリーマンといった感じの、パリッとスーツを着こなした男性が座りました。ずっとノートPCで熱心に作業していて、すぐ隣なのになんとも近寄りがたい雰囲気でした。
バスは割とすぐに、おそらく初台南のインターから高速道路に入り、しばらくはずっと地下。30分近く経った頃、トンネルを抜けたらーー
新幹線!
看板やiPhone搭載の地図アプリによると大井のあたりだったようです。
トンネルの間はつまらないので、ずっとバスの無料Wi-Fiに繋いでTwitterしていました。
安全上仕方ないのですが、ログインが面倒ですね。なお使いませんでしたがバスの最後尾にはトイレもありました。安心ですね!
時刻表では到着は9:30となっていましたが、元々余裕のある時刻なのでしょうが、路程は順調そのもので9:15にはもう到着してしまいました。
羽田のターミナルに着いてまず建物の2階に上がると、目の前はだだっ広い空間に見渡す限りANAとJALのチェックインカウンターばかり!これがハブ空港の強み…と感心することしきりでした。
さてチェックインで受託手荷物(キャリーケース)を預けるのですが、無料で預かってくれるのはエコノミークラスでは23kgまで。(ANAは23kg×2個ですが、大抵の航空会社は1個まで。運賃の差でしょうか。)家に体重計が無いので重量は分からないまま持って来たのですが、果たして。
余裕じゃん。
そういうわけでキャリーケースよ、暫しのお別れだ。ちゃんと私に回収されるよう運んでもらうんだぞ。
チェックインを済ませたら保安検査と出国審査があるのですが、その前になんとなく目についた薬局に入ってみると、実に良さそうなクッションがありました。空気を入れて膨らませて、腰から尻にかけて敷くと圧倒的な負担軽減になるというのです。確か1700円くらいで購入しました。
旅行中実際に広げた様子がこちら。
これ、とても優秀でした。(小学生並みのレビュー)
ネックエアピローや、テーブルに吊り下げて使う足置きは以前から持っていたのですが、ここに来て期待の新星登場です。
保安検査と出国審査は滞りなく済み(※絶対に写真撮っちゃダメですよ!)、お楽しみの場所へ。
それは…ANAのラウンジ!(※内部撮影禁止)
くエコノミークラスでも、事前予約なら4000円の課金でリッチな気分が味わえます。まあぶっちゃけ割に合わないのですが、ロマンと優雅さがありますよね。特別な旅行だったので奮発してしまいました。
私が乗るANA NH217 羽田→ミュンヘン便の出発は12:30で、この日指定された搭乗時刻は12:05で、この時はまだ9:45頃です。2時間あまりの待ち時間をゆったりと潰します。
自分でサーバーから注いだアサヒスーパードライや味噌汁をしばらく味わえぬ祖国の味と堪能し、Wi-Fiとコンセントを携帯に繋いで無敵モードに入り、この旅行のために新しく買ったBluetoothのイヤホンでお気に入りの曲を聴きながら、旅行の後半のチェコで乗るバスの座席予約をしていました。(結果的に無駄になりましたが…)
ラウンジに料理も色々ありましたが食べませんでした。機内食で十分な食事にありつけるので。
搭乗時刻15分前に満を持してラウンジを出て搭乗ゲートへ向かいます。
ゲートに着くまでにミネラルウォーターのペットボトルを2本購入。機内はとても乾燥するので、貰える水分だけでは足りません。血が凝固してエコノミークラス症候群にならないためにも水は必須です。約12時間のロングフライトなので万全を期して2本です。
こんな機械を発見。
出発直前に土壇場で保険に入る(入らせる)ためのものですね。私は事前に東京海上日動さんの保険に申し込んでいますので一瞥してスルーです。
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/travel/
いよいよ搭乗です。
(日の丸にくすぐられるナショナリズム)
私の席は中央後方右の窓際。
自分の席に着いたら履いているスニーカーを、持ってきたスリッパに履き替えます。これも疲労軽減策です。
なにしろ私は齢25にして80過ぎた同居の祖母よりも寝たきり時間が長い生活を退職以降していたので、とにかく体力がありません。ですが海外旅行は体力勝負。徹底的に疲労は削ぎ、かつ回復を促す戦略に終始しなければなりません。
続いて携帯を機内モードにすると共に、海外旅行では大事なこと…
モバイルデータ通信をOFFに。
これをしないと、外国に着いて機内モードを切ったら、携帯は「あるはずもない日本の電波を電池切れまで探し続ける状態」になり、凄まじい通信容量と電池を浪費します。こうすれば通信の手段を現地のWi-Fiだけに制限出来ます。
ほぼ12:30の定刻通り、いよいよ緊張の離陸!
BGMをどうぞ。機内で実際に流れる音楽です。
機はぐんぐん上昇し、北西方向に舵を取ります。東京が眺められないかと期待していましたが、少し霧がかかっていたのと雲が低く垂れこめていたので叶いませんでした。
座席の端末が某エースがコンバットみたいになって楽しかったです。
航路上(下か)の風景を全て映像にしたんでしょうか。凄い。
航路はだいたいこんな感じです。(雑手書き失礼)
あっという間に新潟県から日本海上空に出ます。
そのまま離陸から1時間半ほどで機は大陸のロシア沿海州上空に達し、さらに北北西に向かいます。
昼食のメニューが出されました。
この二択でした。それなりに悩んだのですが、油っこい肉料理は中欧ではさんざん食べることになるのは分かっていたので、カツは避けてビーフシチュー&オムライスを取る采配。
日系航空会社の強みで、日本酒が飲めます。銘柄は「一ノ蔵」!辛口でキレが良いお酒でした。
酒をちびちび飲み終わった頃、14時半頃に満を持して料理の登場です。
実はちょいちょい私の苦手な物が混じってるのですが、美味しく頂きました。水が貰えたのは嬉しい誤算でした。過去2回の中欧旅行はロシアの飛行機をだったのですが、ロシアの飛行機じゃくれないので…。
食後にはなんとハーゲンダッツのアイスまで。至れり尽くせりか。
その後は食後の薬を飲んだ後にゲーム(Civドイツプレイ)をしていました。そうしたら16時頃に機内が消灯され、睡眠を促されました。
(日本→ドイツは夏季だと-7時間の時差があるので、時差ボケ予防には早めに寝ておくか、とことん起きているかの二択となります)
睡眠障害がある私は機内という悪条件もあって眠れないのは分かっていたのでずっと携帯をいじっていたのですが、17時頃に手元から落としてしまい、携帯は手の届かないシートの真下にいってしまいました。しばらく逡巡していたのですが、18時過ぎにトイレに立つ際CAさんに事情を伝えたところ、すぐに孫の手のような道具で鮮やかに拾ってくれました…ありがたや。ロシア航空なら詰んでたかも知れません。
それ以後も寝ようとはしたのですがなかなか意識が落ちず、2時間ほど目をつぶって音楽を聴いていました。端末にクラシック「皇帝」(オーストリア帝国国歌)やDA PUMPをはじめいくつか好きな曲があったので、それらをマイリストに入れてヘビロテしていました。
21時頃、やっと広いロシアを突破しました。
中欧に行くたびに思うのですが、ロシアは1/5くらいに圧縮出来ないものか。
機はロシア北部からフィンランドに入り、首都ヘルシンキの方に向かっていきます。
限界オタクなのでヘルシンキ上空を通ると分かると「パン籠落とそうぜ!」となってしまう。(不謹慎)(やめなさい)(人を選びすぎるネタ)
機はさらにバルト海上空へ。
このあたりで再び機内食のメニューを聞かれました。
CAさん曰く「Bはすぐお出しできますが、Aはご提供までちょっとお時間がかかってしまいます」と、暗に「Bにして?」と言っているように思いましたが、やはり魚は食べられる時に食べておかねばと考え、ごめんなさいと思いながら敢えて空気を読まずAを注文しました。
あぁ…米に魚…落ち着く…ありがとうANA🇯🇵…。
食べ終わった頃に機はバルト海からポーランド領へ。そこからはドイツを一旦かすめ、チェコをぶっちぎり、またドイツに入ったら機は完全に着陸態勢です。
この時点で時計を合わせます。
日本時間23:45から7時間マイナスし、(中欧サマータイム)、現地時間16:45に修正です。
航空機事故の大半は離陸か着陸の時に起こるもの。緊張の時間ですが…
お見事!
17:15、定刻より5分早着で、ドイツはミュンヘン、フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港に無事到着しました!
しばらくして飛行機から降りて空港の建物に移動すると、こんな看板が。
ドイツでドイツ語が…読める!
Ausgang=出口
Anschlussflug=乗り継ぎ
というだけの内容ですが(このレベルなら苦手の英語でも流石に分かりますが)、でも確かに本場で読めたのです!ドイツ語頑張って良かった!と早くも感涙しそうになりました。
知らない場所でトイレに行くとその場を征服した感じがしませんか?私はします。 就活や受験など緊張する場所でも、旅行でも、スタンプラリー感覚で行きます。
これから入国審査で長いこと並びますし、どうせ荷物が出てくるまで時間がかかりますし、ここはひとつ。
スッキリ。
さて、入国審査を受けます。(※撮影禁止)
このためのドイツ語フレーズも考えてきてあり、ちゃんと挨拶もしたのですが…なにぶんANA便で大量の日本人がいたので溶け込んでいたのか、きっと一々訊くのは面倒だったのでしょう。一瞥され無言で「バン!!」とスタンプを押され、通されました。
次は預けていた荷物の引き取りに向かいます。
無事に回収成功です。よく戻った!
さて、実は私、海外の空港でお迎えがいないというのはこの時が初めてだったのです。チャレンジが始まります。
空港からホテルの目の前までは、ルフトハンザ航空のエアポートバスがあります。それが15分に1本出ているので乗りに行くんですが。
https://www.airportbus-muenchen.de/en/
バス停分かんねぇ。
ミュンヘン空港はターミナル1と2があり、その真ん中には「MAC(Munich Airport Center)」という鉄道駅や商業施設や駐車場が入ったエリアがあります。構造としては「工」の字の形ですね。
私が乗ってきたANAの機はターミナル2に着き、バス停はターミナル1と2とMACのいずれにもあったのですが、そのターミナル2のバス停の場所が30分ほど探し歩いても分からなかったのです。
仕方なくMACへと移動したところ、すぐにバス停は見つかりました。それでも見つからなかったら鉄道で行く気で予習も一応してありましたが、杞憂に終わりました。
このMACにはなんと、ビールの都に相応しく自家醸造しているビアホールがあります。帰りにはチェックインしてからそこで別れの一杯を飲むはずだったのですが…トホホ。
https://www.munich-airport.de/de/micro/allresto_neu/restaurants/airbraeu_mac/index.jsp
普通なら鉄道を使う人の方が多いと思うので蛇足ながら情報を。MAC地下からSバーン(高速鉄道)がS1とS8の2系統出ています。途中ルートが異なるため2系統あるのですが、どちらでもミュンヘン中央駅に行けます。
ただし、S1を逆に中央駅→空港に行く場合は、途中切り離しがあって一部別方向に行ってしまうので、必ず一車両ごとに「Flughafen✈️」(空港)が行き先かどうかチェックしましょう。
運賃はバスより気持ち高いですが、ちょびっとだけ速く中央駅に着けます。
さて、バス停に18:21発のバスが2分ほど遅れて滑り込んできました。運転手さんが颯爽と降りてきたので、行き先を伝えます。
「Nach Schwabing,bitte!」(シュヴァービンクまでお願いします!)
通じました。やったぜ。
片道運賃11ユーロ(約1430円)を運転手さんに払ってバスに乗り込みます。(キャリーケースは預ける)
そして気付きます。
乗客私だけ…?
「出発するよー」と運転手さんが言ったので、慌てて目の前の席に着き、シートベルトを締めます。すぐにバスは動き出し、ミュンヘン市街地へと向かうのでしたが…
運転、荒っ!!
めちゃくちゃ運転が速く、荒いのです。100km以上でスナック感覚で車線変更しますし、カーブも多い道のりでした。何故かバスのWi-Fiになかなか繋がらずネットが使えなかったのですが、画面見てたら多分リバースしていたので、やっぱり繋げなくても大丈夫でした。エチケット袋の備え付けも見当たらなかったですし。
運転手さんは無線で他のバスやオペレーターと頻繁に交信していたようで、すぐに名前は分かったのですが黙っておきます。
このエアポートバスは空港のターミナル1、2、そしてMACと、ミュンヘン中央駅を約45分で結びます。その間に1つだけ途中停車するのですが、それが私が降りるSchwabing (Munich Nord) シュヴァービンクです。
結局40分近く暴れ馬バスに揺られて、やっとの事で目的地に着き、下車しました。降りたのはこの地点です。
この画像に写っているHotel Ibis(イビス)がミュンヘンでの宿泊先です。
ミュンヘン市営地下鉄6号線 Nordfriedhof ノルトフリートホーフ=「北部墓地」駅の近くでもあります。ミュンヘン市街地の北東部です。
大きな交差点があるのですが、横断歩道が私の渡りたい方には無く、真下の地下鉄駅を通って行かなければなりませんでした。
というわけでまず地下に降りるのですが、人感の片側エスカレーターを私が使えたので楽に行けました。
が。
地下コンコースから反対側に渡って登りの出入り口を見てみると、エスカレーターが付いてません。エレベーターもありません。
結果、階段で重さ5kg近いリュックを背負い20kg近いキャリーケースを持ち上げて運ぶ苦行となりました。し、しんどい…。
いよいよ19時頃、ホテルにチェックインです。ちょうど日没でした。
Accor という大ホテルグループの中の、Ibisはかなり廉価な方のチェーンです。どうでも良いですが新宿にもあります。
オクトーバーフェスト中のミュンヘンのホテルの物価は世界最高クラスの書き入れ時であるため、人を馬鹿にしてるんじゃないかと思えるほど高いです。ミュンヘン中央駅目の前なら1泊10万とかザラです。
とてもそんな所には行けないので、空港とのアクセスと値段を極限まで両立して追求した結果ここに決めました。それでも2泊で360ユーロ(47000円)です。ぐぬぬ。
いよいよチェックインです。レセプションにラフな格好のお姉さんがいたので(電話してたのでたっぷり3分は待ちました)、「Grüß Gott. Ich möchte einchecken.」(こんにちは。チェックインしたいのですが)と言って、ネットで予約と支払いをしたら返ってきたメールを印刷した紙を提出します。
個人情報をもろもろ宿帳に記載した後、何か訊ねられましたがどうにもよく分かりません。結局ドイツ語と英語で2回ずつ聞いてやっと理解したのですが(お姉さんごめんなさい)、「あなたもう一度ここに来るんですよね?」という旨でした。
いかにも、旅行最終盤でまたミュンヘンから帰りの飛行機に乗るので、その時のために予約してあったのです。なので「Ja,ich komme hier wieder!」(ええ、もう一度私はここに来ます)と自信たっぷりに言ってしまったのですが、虚言になってしまって悲しい限りです。
5階にある自分に充てがわれた部屋に早速向かい、一息入れます。早速ホテルWi-Fiに繋ごうとしたのですが…なかなか繋がりません。正直、(ミュンヘンはどこもこうなのか?)などと思ってしまいました。
ふと気が付いたらお腹がとても空いていましたし、もうすぐお店が閉まる時間ですし、Wi-Fiは一旦諦めて夕飯を食べにいく事にしました。
さっき入ったばかりのホテルから出てみて気付きました。
空気、臭っ!
前にTwitterでミュンヘンを旅行していた人が「堆肥の匂いがする」と言っているのを見ていて気になっていたのですが、ガチでした。
しかも日本より湿度がずっと低いので、喉がイガイガしてきます。(私はアレルギー性鼻炎持ちで鼻詰まりがあるので、無意識に口呼吸になりやすい)
先程は荷物の重さや車酔いでそれどころではなかったのですが、ほとんど身一つの軽装になると実感しました。
気を取り直し、ホテルを出て大通りを左(駅とは反対方向。駅とホテルの間に空いてる店は無かったです)に向かい、レストランか何かないかと探します。
そうしたら
ケバブ屋を発見しました。
ケバブ🥙は最高です。安くて早くて栄養満点。中欧には移民がやっている店が数多くあり、個人的にひそかな定番なのです。
早速ビールとケバブをテイクアウトしてホテルに持って帰ります。(徒歩4分程度)
野菜をどうするか言われたので「Ohne Tomate」(トマト抜きで)と答え(※生のは嫌いなんです)、ソースはどうするかと聞かれたので「Nicht so scharf 」(そんなに辛くしないで)と希望を伝えました。
めしめしー。さてドイツビールは…やはり美味しい!ではケバブは…?がぶっ、もぐもぐ。
しょっぱぁっっ!!!
えっ何ドイツの味付けってこんなに濃いの⁉︎と思いました。辛さはちょうど良かったのですが。仕方ないので我慢して食べつつWi-Fiと格闘していたら、やっと繋がりネット環境が出来ました。この時20時頃です。
実はしゅにっつぇるさんから中欧でのネット環境のため、「yesss!」というSIMカードを来日された際に事前に頂戴していました(ご好意で充分なデータ容量もチャージ済みでした)ので、これを携帯の元々入っている私の日本のSoftbankのSIMカードと挿し替えます。(※事前にSIMロックを解除している必要があります)
ただ入れるだけではロックされていて使えないので、知識ゼロの私に、どうやら以前そういう会社で働いていらっしゃったようで慣れている しゅにっつぇるさんの懇切なご指導をTwitterのDMで頂きながら、必要な入力を無事に終えました。モバイルデータ通信も再びONに戻します。
こんな画面を使いました。
たっぷり1時間以上やり取りして、「実際に電波使えるかテストしよう」ということになり、適当に先程のミュンヘン空港をググッてwikiを開いたのです。開けたのですが。
私が不精で170個近く展開していたSafariのブラウザが一斉に更新されてしまい、一気に100MBも浪費してしまうというハプニングがありました。
これにはしゅにっつぇるさんも苦笑いで、ブラウザに加えて不要なアプリのモバイルデータ通信も不許可にする「断捨離」を仰せつかりました。
これがyesss!です。オーストリアのSIMカードで、EU圏内なら提携会社の電波が使えます。ただし、非オーストリアではデータ容量全体の半分までしか使えません(裏を返せば、中欧旅行中に近隣諸国でデータを浪費してもオーストリアに戻ってくればまだ余裕があるということでもあります)。
ただしデータ容量買い足しはオーストリアでしか出来ないので注意です。買い足しはそこらへんのスーパーのレジにその旨を伝えれば購入でき、チャージした額の範囲内でデータパックを買うことになります。
短期の旅行であればレンタルWi-Fiルータが便利ですが、長期ならこちらの方がずっと安くかつ充電要らずでお手軽です。レンタルルータは結構データ容量厳しいですし。
そして、最後にしゅにっつぇるさんから一つお遣いを頼まれました。曰く、しゅにっつぇるさんがドイツで使用するSIMカードの「O2」のチャージをして欲しいとのことでした。
私がドイツのスーパーでお金(15ユーロ)を出して、貰ったレシートのコードを送れば、しゅにっつぇるさんがお手元でその分の額をそのO2のカードにチャージ出来る…という寸法です。LINEでiTunesやAmazonのカードを買わせて送らせるやつの応用ですね。
この頃で時計は22時前。時差を考慮すると私は23時間近く起きていた計算になり、9000km以上を移動した疲れで精も根も尽き果てていました。
DM交信を終えると、いよいよ明日に迫ったオクトーバーフェストに向けて、浴槽は無いので熱めのシャワーを浴びて、いつもの睡眠導入剤を飲んで23時頃に眠りに落ちました。
明日はどんな美味しいビールが飲めるだろうと期待に胸を高鳴らせながら…。
…いかがでしたでしょうか。これにて初日は終了で、翌日は早くも旅の目玉の一つ、オクトーバーフェストに参戦です。ビールクズが憧れのビールの祭典に挑みます!
初日は特に記憶が鮮烈かつ写真が画像フォルダの先頭にあるので旅行記が特に書きやすかったのですが(メタ情報)、今後もクオリティを維持するように努めて参ります。
イラストとの兼ね合いもあるので次回更新はまだ未定ですが、なる早で頑張りたいと思います。
ここまで拙文をお読み頂きありがとうございました!翌日以降の旅行記もよろしくお願いします!
こちらは完全な寄付金となります。 もし殊の外お気に召して頂けました場合のみで構いませんが、頂戴したお金は大事に使わせていただきます。