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受け継がれる子守

我が家にやってきた柴犬のカモメは、すぐにバセットハウンドの団子、キャバリアのおんぷと仲良くなり、家の中も探検しまくり、そしてお布団犬となりました。子犬っぽさはあっという間になくなり、凛々しさが増してきました。カモメは何かにつけて団子の後をついて周りました。大きな垂れ耳にジャレつき、甘噛みしても団子はちっとも怒る様子はありませんでした。それは団子にワクチンがしていたのと同じことでした。団子のやっている子守がワクチンと一緒だったのです。こんな風に受け継がれて、この子たちの中でワクチンは生き続けているんだな、と嬉しくなりました。わたしは若い頃のワクチンを思い出し、嬉しくなったのでした。これは多頭飼いあるあるかもしれません。

しかし、柴犬の子犬の成長の早いこと。日に日に顔が凛々しくなり、あどけなさは1ヶ月もありませんでした。生後半年ほどでほぼ成犬並みの顔立ちでした。

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