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GLUM

あけましておめでとうございます。
2021年が終わり2022年に。あっという間に終わってしまった一年だったので今年はスタートダッシュを...💨💨

1月5日リリース。GLUM E.P.
新曲5曲入り15分弱

収録曲を何度も差し替えたり(当初収録するはずだった大半の曲はお蔵入りしました)、初の試みや懐かしい曲など色々盛り沢山。自信作です。
ジャケットはファーストシングル"Youth"のMVの大半を撮影した井の頭公園にて最近なんとなくで撮ったカラスを使いました。

1.Fireworks

花火見たよーって曲。ここ2年くらいはコロナ禍で花火大会もやってない気がするけど。この曲は去年シングルを3ヶ月連続でリリースした直後に作った割と新しい曲。シングル曲候補だったけど手を付けずに少し放置しててここでお披露目。
偶然にも2年前にリリースしたアルバムのオープニング"Prologue"とコード感や歌詞の雰囲気も類似していたので今回冒頭に。サウンドは自分でもよく分からない。ネオアコと言われるのかシューゲイズと言われるのかインディーポップと言われるのかはたまたJ-popか...。なんでもいい。明確なサビも展開も存在せずツーコードをひたすら繰り返して最後はノイズで終わるカオスなオープニング。

2.Pop Queen

本作のタイトルトラック。パッと聴いた感じは明るいポップソング。けど内容は明るくなくてそのギャップが好き。こういう曲作れるんだ、と自分で驚いた新しい曲。曲名は意味もない仮タイトルをそのまま採用しましたがおかげで歌詞も広がっていきました。そしてドラムをpaddy isleの白石雄飛に叩いてもらいました。近所の練習スタジオにてマイクを立てて叩いてもらいそれをそのまま使ってます。おかげでとても良いガレージポップになったかな。Vacant Waveが初めて部屋の外でレコーディングを行った瞬間でした。初めてはなんでも楽しい。打ち込みドラムでは出せない生々しさが出てて気に入ってる、雄飛ありがとう👍

3.(The Middle)

1分ちょっとのパンク。5曲中の真ん中に収録されているのでThe Middle。歌詞は過激すぎたから色んな逆再生をぶち込んで分からなくさせました。DJを殺せみたいなね、モリッシーも言ってるし問題無いよね。ちなみにチューニングガバガバな謎弦楽器は父親から貰ったマンドリンです。

4.Dying In The Sun

サイケデリック。去年の春頃paddy isleに"Girlfriend's Letter Box"という曲を持っていった際、この曲とどっちを持って行こうかなと悩んでいた、そんな曲。無理矢理自分がサイケデリックロックをやらなくてもいいかなと長らく放置していましたがここで御披露目。当初New Orderのようなニューウェーブっぽい曲を収録予定でしたがあまりにも浮きそうだったのでこの曲に差し替えました。ギターもっと良い感じに弾けたらな〜。精進...

5.Mr.Pastman

自分が初めて作った曲。8年程前の高校生の時からほぼ今の形。歌詞も前半は当時のままで後半は19歳の頃に書き足し...と変な作り方しました。去年リリースしたデモトラック集Zooeyの10曲目"Calm Me"とほぼ同時期に作っていてCalm Meのアウトロでこの曲のAメロを引用。。布石をばっちり打って今作に収録。そして気づけばEP唯一の日本語詞。覇気のない打ち込みドラムと多重録音アルペジオのコラボレーション。やっぱこういう音好きだなぁ。RadioheadのLet Downのようなギターサウンドを出したかった。本作では一番自分っぽい曲だなと思いました。原点回帰。

最後に。
テーマを自分の中でしっかり持ってやれたことは良かったです。割と飽き性なので次々に新しい曲や何か新しいことを試さないと気が済まなくて。Mr.Pastmanを除いて最近作った曲ばかりだから自分でも新鮮です。

これは話題になって欲しいな無理だろうけど。
これからも単純に良い曲をたくさん作ってたくさんレコーディングしてとにかくたくさん出したい。深く考え込まずに。
R.Stevie Moore先生を見習って。
今年は一番毛嫌いしている部類に成り下がってたまるかというパンク精神でバンドも宅録も突き進みたい。頑張ります。
今年もよろしくお願いします。

P.S.
聴いて頂いた方々、ここまで記事を読んでくれた方々には感謝を。どうもありがとう。
たくさん聴いてください。


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