#129 ペルー首都リマ再び!噴水ツアーに参加&地元民たちとサッカー観戦!🇵🇪
10/17 懐かしの旧市街/噴水ショー/🇵🇪vs🇦🇷サッカー観戦/屋上でペルーの若者二人と
リマに着いた。実に7年振りである。当時も思ったが、ペルーの首都であるリマは街が巨大過ぎる。田舎や小さな町が好きな自分としては今回飛行機に乗るためだけにやって来た。
大通りまで歩いてそこからバスに乗ってホステルに行こうとしたが、並んでいた人に聞くとどうやら現金では払えないので「Lima Pass」というカードが必要らしい。どこで手に入れられるのかと聞くと、隣にいた係員が販売していた。カード発行に4.5ソル(174円)、一回券が2.2ソル(85円)の計6.7ソルを彼に渡し、アクティベートしてもらった。
バスはホステルの前で停車した。今回お世話になるのは「1900 hostel」という中心部に位置しているホステルで、バックパッカーに人気の宿だ。チェックアウトは14時以降ということで、荷物をクロークに預けてさっそく旧市街歴史地区まで行ってみることにした。朝飯がまだだったので途中のレストランに入ってロモ・サルタード(牛のソテー)をお願いした。前菜が無料で選べるそうなので、適当にサラダを選んだらアボカドサラダのレモンがけが出てきた。長期旅行のビタミン補給は必須なのだ。
旧市街地のプラザ・デ・アルマス広場にやってきた。7年前と何も変わっておらず、懐かしさを感じる。存在感のあるリマ大聖堂内には征服者ピサロの墓があるが、以前訪れた時に入ったことがあるので今回はパスした。中華街を冷やかした後、大型スーパーに入ると、角の方にスポーツ賭博ができるエリアがあった。自分は博才はからきしなので賭けなかったが、丁度イングランドvsイタリアの試合がやっていて1-1で前半を折り返したところだけ見てからホステルへ戻った。途中で食べたウミタスという甘いお菓子が美味しかった。
ホステルにチェックインした時、「市内無料散策ツアーに参加しませんか」と声が掛かったので、面白そうなので申し込んでみた。18時にロビーに集合。自分を含めて6名が集まった。エクアドルやアルゼンチンからの旅行者や学生のようだ。今夜はマジックウォーターショーを観に行くらしい。
ショーが行われるその公園はリマのサッカースタジアムの隣に位置しており、本日21時から始まるペルーvsアルゼンチンの試合を観戦する人々で街は賑わっている。誰しもがメッシを観に来ているのだろう。スタジアム周囲の盛り上がりは段々と大きくなっていく。南米のサッカーに対する情熱は相当なもので、太鼓を持った楽団にA代表選手の顔マスクをつけた人たちが踊っている。
マジックウォーターショーの入場料は4ソル。水のカーテンやカラフルな噴水が美しい。水自身が意思を持って踊っているように見える。19:15にショーが始まった。水のスクリーンにペルーの歴史を写した映像が流れている。このようなエンターテイメントをよく考えだしたものだと感心してしまった。
10分程の噴水ショーを楽しんだ後は公園を後にし、ペルー伝統のチチャというカクテルを試飲したあと、ホステル併設のピザ屋で解散という流れになった。ガイドの人に20ソルをチップとして渡した。
その足のまま、テレビでサッカーの試合を映している他のレストランに入り、ペルーvsアルゼンチンの試合を観戦する。前半最初、ペルーも良いロングシュートを打ったりなど惜しい場面もあったものの、ゴールを決めることは出来なかった。そうなるとやはりメッシである。PKを誘い先制点をあげると、その後左サイドからのクロスボールに脱力させた左足を当て2点目を決めてしまった。このまま前半が終了。勝負は着いたと思い、代金を支払ってホステルへと戻った。
ソファに座っていると、一緒のツアーに参加していたコロンビア人2人が「一緒に飲まないかい?少しだけ!」と誘ってくれたので、屋上で一緒に時間を過ごすことにした。その一人はアンドレスと名乗った。ボゴタの出身で、現在PHDの取得に向けて頑張っているそうだ。カナビス(大麻成分)の医療使用の研究を行っているらしい。もちろん、自分自身も被験体として活躍しているらしい。リマには学会のために来たという。南米で行われるからスペイン語でプレゼンするのかと思いきやイタリア語でやらなくてはいけないと聞いて笑ってしまった。大変みたいだが同じラテン系統なので何とかなるらしい。彼は日本について思うところが色々あるらしく、
「日本は移民を受け入れていないけど、どうするつもりなのか。どんどん衰退していくぞ」と質問してきたので、
「日本は島国だ。政府は他からの移民を入れて秩序が乱れることを心配している」と拙い英語でそれっぽいことを言い、最後に
「人口減は大丈夫だ。将来ロボットが子どもを作るからさ。TOYOTAとHONDAの間の子どもなんかどうだ?笑」
とジョークを飛ばしておいた。
それにしても自分の英語力の衰退には目も当てられない。もともと話力もないのに輪をかけて酷くなったものだ。
11時にルーフトップが閉まるので階下に移動したが、ピスコを浴びる程飲んで酔っ払った彼の声が大き過ぎて苦情をもらったので強制的にお開きとなった。翌日はクスコに向かうので歯を磨いてすぐに寝た。
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