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【180日目】男たちの隠れ家

ご隠居からのメール:【男たちの隠れ家】

今朝の新聞も東京の新規感染者数が1915人とコロナの下降トレンドを伝えている。来週月曜日の9月6日に1000人以下になるかどうかが、政府のコロナ対策の評価のポイントかな。『ペスト』のようにある日、突然終息すると、塩野義製薬が儲けそこない、同社の株価が下落するだろう。

>>一連の件は、ご先祖さまからのメッセージのような気がしてならない。

ーーそうだね。治恵さんの声はふゆさんの声だ。ふゆ物語をイメージすると、御先祖様のヒストリーが変わってくる。高瀬長谷部氏の直系家族だけを考えるのではなく、信谷氏や松田氏の御先祖もふくめた拡大家族て考えよ、というメッセージだとオレはとらえている。

昨日、喘息の薬の処方箋を貰いに行ったクリニックの待合室で「男たちの隠れ家」という月刊雑誌があったので、拾い読みした。特集記事で軽井沢がとりあげられていたが、軽井沢まで行けば、隠れ家ではない。もしかすると、高瀬で丸太小屋をつくって販売すればビジネスになるかもしれない。

「金持」や北海道の「幸福」駅のようなネーミングも大事だね。「落人の隠れ里」でペンション丸太小屋に住み、「尼子の落人」を読むという暮らしのイメージも悪くない。


返信:【Re_男たちの隠れ家】

軽井沢はすでに、ブランドが確立されているね。皇室の御用邸があり、ジョン・レノンも日本に来るたび訪れた。大型のアウトレットもあり、コロナ禍でも軽井沢は賑わってると聞いてるよ。

一方、高瀬は何もブランド化されてない。ただし、あの地を綺麗に整備し、気軽に田舎体験ができるようになれば、日本史文化の詰まった超パワースポットとしてのチカラを秘めていると思う。他の田舎にはない、魅力が高瀬一帯にはあると思うよ。

とはいえ、地方はちょっと移動すれば田畑が広がり、山川がある。そんな、どこにでもある地域をブランド化するには、並大抵の努力では叶わない。情熱とアイデアが必要だろうね。

その足掛かりとなるのが、「食」なんだろうな。「秘境めし」でもいいし、名産品を言葉化して世に出してもいい。そんなことができたら、お金も集まるし、お金が集まれば人も集まる。人も集まれば、何百年も続いている田畑も管理できる。

ただ、高瀬のあの地は、なんというか、ほんとに他にない田舎なんだよな。あの地の魅力をうまく伝えたいね。


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