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息子へ紡ぐ物語_【より道‐全集】

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自らのファミリーヒストリーを辿りながら、日本の歴史を記してきた「より道」シリーズ。
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2021年12月の記事一覧

■【より道‐37】隠された歴史_大陸浪人と大東亜共栄圏

たしかに、自分が学んできた敗戦教育のなかで、ときおり「アジア人を開放する戦争だった」とか…

■【より道‐36】知られざる亡国_幻の満州国③

満州国に関わる人たちを調べていくと、どんどんハマっていってしまう。満州国を紹介している本…

■【より道‐35】知られざる亡国_幻の満州国②

満州国という存在を少しずつ学んでいくうちに、今度は、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんがどういう…

■【より道‐34】知られざる亡国_幻の満州国①

幼いころから、「父は満州で生まれた」と聞かされてきたけど正直ピンとこなかった。満州がどん…

■【より道‐33】大清帝国の蜃気楼_日清・日露が残すもの③

現在、中華人民共和国と呼ばれる国の歴史は短く深い。1911年(明治四十四年)に大清帝国・最後…

■【より道‐32】大清帝国の蜃気楼_日清・日露が残すもの②

ファミリーヒストリーを調べながらも日本史を学ぶという取組は、なかなか良い勉強方法だなと思…

■【より道‐31】大清帝国の蜃気楼_日清・日露が残すもの①

日清・日露戦争のことをちゃんと学んだのは、それなりに歳を重ねた大人になってから、ビデオ屋で借りてきたNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」をみたときだった。もちろん、学生時代に社会の授業で学んだのだろうけど、若かりし頃の自分は、偏差値38の高校に通うほどの学力だったので勉強に全く興味がなかった。なのでドラマを通じて近代史を知れたことがとても新鮮だったことを覚えている。 「坂の上の雲」は、日露戦争で参謀をつとめた、秋山真之さんの生涯を中心にアジアの小さな国が欧米列強に追いつくた

■【より道‐30】人は死ねども刀は残る_白虎隊の脇差③

戊辰戦争で悲劇の結末をむかえた白虎隊の「脇差」を昨年亡くなった父の従兄弟・佐藤徹さんが持…