2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅25~再びベルリンへ
1月18日(月)
ポーランドで4試合を観戦し、
次に向かうはベルリン。
クラクフから乗車したポルスキバスは、
直通で行くのかと思いきや、
途中で乗り換え。
お隣に座ったおばさんに
世間話をする流れで、
ベルリンに行くことを
伝えていたお蔭で、
乗り換えが必要だと教えてもらい
命拾いしました。
人見知りの激しい私が、
こういう風に旅の合間に
いろんな人と話せるこの環境。
何にも分からない場所に
ポンと放り出されると、
今までの自分を忘れて、
そこの場所にいること、
そこで行動することに
一生懸命になって、
気が付いたら、
自分が見たことのない
自分になっていたりします。
特にポーランドでは
沢山の人が話しかけてくれるので、
そんな自分に出会えることも多い。
そして結果的に
こういう何気ない会話で
何度も何度も救われ、
旅をする怖さもなくなっているのです。
この良い循環が
より旅を楽しませてくれ、
そしてハマって抜けられなくなる…
麻薬のような怖さもあります(笑)。
ベルリンには19時着。
見慣れた景色が広がり、
帰ってきた感満載…
1週間ぶり…ただいま!
ここからは環状線で隣の駅へ。
そしてGoogleMapという
心強い相棒とともに
ホステルへと向かいました。
今回は1500円ほどの
ちゃんとしたホステル(笑)。
分かりやすい場所に
はっきりと看板もあり、
迷うことはなく到着。
ただ…セキュリティが
しっかりし過ぎていて、
入口の自動ドアが開かない…
ガラス張りのドアの外で、
なんとか連絡手段を探していると、
レセプションの男性が気付いてくれ、
中に入ることができました。
オシャレなカフェのような内装。
レセプションではドイツなまりの
英語でたっぷりの説明を受け、
不安ながらなんとなく理解。
今回はカギの使い方や、
チャックアウト時のシーツの説明、
朝食のレストランの利用の仕方など、
いろいろ盛りだくさんで
リスニングが苦手な私は
聞き取るのに必死でした。
広いレストラン、席数を見ると、
相当な数のベッドがありそうな規模。
きっとシーズンには
わんさかバックパッカーたちが
世界から集まるんでしょう…
今回私の予約した女性用4人部屋には
他に2人が宿泊。
年代も同じくらい、
それぞれ一人旅で
ベルリンを訪れた女性たちでした。
つたない英語でそれぞれ自己紹介をし、
どこへ行ってきた、
次はここへ行くと情報交換。
あー、これが想像していた
ホステルの図だわ~!
ポルトガルの女の子は
いろいろ話しかけてくれ、
私も頑張って伝えるのですが
うー、言葉が出てこない…
英語の表現力が乏しい私は、
もどかしい思いでいっぱいでした。
でも、こういう交流ができるのは
ホステルの醍醐味。
その場限りの交流は、
気楽で楽しいもの!
そして、性格なのか、
どうしても、いいホテルに
チャックインするとき、
背伸びをしているような
(実際カウンターが高くて
背伸びもするけど…笑)
自分の身の丈に
合っていないような
引け目を感じてしまうのですが、
ホステルはそんなことがなく、
対等でいられ居心地がいい。
なぜもっと早く、こんな旅の仕方に
気付かなかったんだろう…
「最後の旅」にして、
自分らしい旅の形を見つけたことが
嬉しくもあり、
さみしくもありました。
26へつづく…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?