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2018欧州+ブラジルバレー観戦の旅48~ビュール対デューレン観戦

2月24日(土)

会場入りすると、早速
グッズ売り場に「YANAGIDA」の文字。


8番のTシャツが溢れんばかりに
テーブルいっぱいに並べられています。

これは今日の観戦ツアー客のために
用意されたものなのか
はたまた常にこの数を用意してあるのか…
どちらにしろ、ドイツでありながら
日本選手の存在の大きさを物語っている図。

グッズ売り場の一角には柳田選手と大竹選手との
ツーショットが表紙になったバレー雑誌も
販売されておりました。

会場はドイツのクラブチームとしては
それほど大きくはなく、
若手選手の多いチーム同様、真新しくクリーンな施設。
既にコートのエンド側には赤色のTシャツに身を包む
ツアーの御一行様の姿が見られ、
そこはもうまさに日本の会場。

その他の席にもちらほらと日本人の姿…
昨年ラティーナで見たように
10数人のファンが個人で観戦に訪れており
海外観戦に訪れる日本ファンが急増していることを
ここでも感じました。

さて、そんな超ホームの空気の会場の中
柳田選手はというと…
小耳にはさんでいたように
キャプテンとしてチームをリードし
頼もしさがにじみ出ています。

日本人選手が移籍一年目で
チームのキャプテンに抜擢されるのは
とても名誉なことだけど、
逆に言えば、それだけチームには
キャプテンにふさわしい選手が
いなかったということなのかな?

確かに…
試合開始後パフォーマンスを見てみると
若さゆえのミスの多さが
どうしても目立ってしまうチームでした。

でも、それぞれいいものを持っていて
ここから!といえる選手たち。
その中で彼らを引っ張っていく柳田選手、
コート上でアドバイスをしたり指示をしたりと
中心になってまとめている姿が印象的。

対戦相手のデューレンは
数年前にCEV CUPを見に行って以来の観戦。
あのとき注目していた選手もいなくなってしまって、
全く分からないチームになってしまった…。

それでもビュールに比べると
攻撃力のあるチームで
ビュールより格上であることは確かでした。

そんなデューレンをフルセットまで追い込んだ上
最後はデュースまで粘ったビュール。

惜しくも勝利は逃しましたが
見応えのある試合を見せてくれました。
それもきっと沢山の日本人応援団の力?

そんなパワーの源であろうツアーの皆さんと
試合後に、写真撮影会が行われ、
さらにそのあとに個人で来ているファンの方とも
触れ合っていた柳田選手。

もちろん地元ドイツ人のファンや
可愛い子供ともふれあいも忘れず。
その様子を眺めていたら
ドイツの青年たちにマサと写真撮んでしょ?と聞かれて、
NOと答えたら
えーっ!?と異常に驚かれ、逆にこっちがびっくり。

そっかここまで来て
写真撮らないのは不自然なのか!?
好意で写真を撮ってあげようと
声を掛けてくれた感じのいい地元の青年たち。
とりあえずいい訳のように
ドイツのバレーが好きなのよと
取ってつけたようないい訳をしてその場を去りました。

日本人選手の海外挑戦シリーズ、
日本では情報が誇張されたり
誤ってものが出回ったり、
正しい情報が入ってこないことも多いので、
直に観戦ができて雰囲気を味わえて満足。

さぁ、明日は引き続き、
海外挑戦シリーズ第4弾!
もう一人のドイツ移籍選手
大竹選手の観戦が待っているのでした。

49へつづく…

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