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VOLLEY TOUR 2019/20【9】~再びブダペスト

翌朝は8:45のバスに乗るために
8:00にホテルをチェックアウト

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ようやく明るくなり始めたザラウの街を
スーツケースを引いて歩いていきます。
歩いているうちに日は上り
アウトガラ(バスターミナル)に着いたときは
すっかり明るくなっていました。

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昨日失敗に終わったバスのチケット購入。
今回はちゃんと伝わるか…
ドキドキしながら窓口へ行くと、
今日のお姉さんはなんと、
英語が通じるー!!

というわけで、何もかもスムーズにいきました。
バスの乗り場は目の前の場所、
チケットは車内で購入、
分かりやすく教えてもらい、
何も問題なくザラウ出発です。

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往路のくねくね山道と違って
割と平坦な道を通りながら
オラディアを目指します。

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3時間半かかって
オラディアCFR駅近くのターミナルまで。

ここで次の移動までしばし待機…

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3レイ(約75円)のコーヒーを飲みながら、
テレビに映し出される
民族舞踊の歌番組を見て
のんびりと待ちました。

2時間のトランジットを経て
今度は国境越えのバス旅。

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4時間をかけ再びブダペストへ戻ります。
んん?行きは列車で5時間、
帰りはバスで4時間…
バスの方が早かった…。

ブダペスト到着時刻は18時。
降ろされたターミナルから
ホテルへチェックインして
すぐに観光へと出たいところですが、
これが…
最寄りの地下鉄駅がまさかの閉鎖…

そんなことを知らず周囲をぐるぐる回って、
どうにもこうにも辿り着けないことで
ようやく気付き、
隣の駅を目指すことになりました。

駅の地図を見ながら
多分こっちの方向…と当てずっぽうに行って
なんとか辿り着けたのですが、
ここで私の勘違いが悲劇を引き起こします。

ブダペストの地下鉄には
一回券と乗換できる券とがあり
ホテルに荷物を置いて観光に出るならば
乗換え券で行けるんじゃないか?
なんていう実に勝手な思い込みで
列車に乗ると…
それがNGだったという事実。
とはいえ改札がないので、
知らずにスルーして終了…
といけばよかったのですが、
そういう時に限って、
検察に引っかかってしまうのです。

よって罰金8000フォリント…
日本円にして3000円弱…払いました。

淡々と英語でのお説教も受け、
恥ずかしい日本人の姿を駅中で露に。
おかしなアジア人、
何も分かっていない日本人で結構!
なんて思っていましたが…
違反はさすがに深く深く反省。
なんでこんな安易な気持ちで
乗車してしまったのか…
考えれば考えるほど
恥ずかしくなるのでした。

自業自得。
自分で気分を重くしてしまい、
観光気分ではなくなってしまいましたが、
せっかく地下鉄で目的の駅まで来たので
とりあえず地上に…

ため息をこらえ重い足取りで一歩一歩
光の集まる方向へ向かうと
目の前には賑やかな通り!

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なに~!この煌びやかな場所!!
すごい~!!!

通りを埋めるように金と銀のオブジェが
宙に浮いています。
その奥には大きなクリスマスツリーも!

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これを見てしまったらもう、
嫌なことなんてあっという間に
どこかへ飛んで行ってしまったことは
言うまでもありません(笑)。

通りから続く広場には
恒例のクリスマスマーケット。

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食べ物、飲み物、デザート…
そして…

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バラエティに富んだイルミネーション。
クリスマスフェアという
期間限定のこの空間は
今までに見たことのない華やかさで
多国籍な観光客も多く集まっており、
たとえ予想外の罰金を取られた直後でも
旅人としてのプライドが傷ついた後でも、
一気に気持ちを盛り上げ
笑顔になる魔法をかけてくれる場所でした(笑)。

この空間をもっと味わいたくて
露店で売っていた
ブダペストグルメも堪能すると…

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うん!
ちょっと脂っこいけど美味しい!

揚げたてのポテトの上に
具がのったピザのようなもの。
具材は3種類から選べるようになっており
見本の鮮やかな色合いに惹かれ
チキンとパプリカにしましたが、
渡されたものは見本より彩が地味…

でも、見本以上に具材が大きくて
ボリューミーで
満腹と満足をいただきました。

広場からさらに川沿いへ向かうと
教会前にまた別のマーケット。

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賑わう通りをさらに進むと
観光名所のセーチェーニ鎖橋

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この先もまだ観光名所は続きますが
今日のところはこの辺で…。

引き返す前に鎖橋を撮影していたら、
写真撮ってくれる?と
テンション高めの欧米系の女の子。
どうやら一人旅のようで、
こんな賑やかな観光地に
一人で訪れる珍しい子もいるもんだーと
ちょっと同じ匂いがして嬉しくなりました。

【10】へつづく…




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