2017欧州バレー観戦の旅23~スウェーデンへ
ベウハトゥフにも慣れてきた滞在5日目、
旅立ちの時がやってきました。
もうちょっといたかったけど…
でも!
また必ず戻ってくる!
そう言い聞かせ、
新たな一歩を踏み出します。
次の目的地はスウェーデンの
オルケルユンガ。
ここでの観戦の為に、
まずはワルシャワ空港から
マルメ空港へ飛び、そして列車で
ヘルシングボリという街へ行きます。
オルケルユンガには
宿泊施設がないので、
ヘルシングボリがゴール地点。
さて、無事にたどり着けるか??
北欧は意外と英語が通じるし、
アジア人差別も感じないし、
人が優しい。
さらに、公共交通機関などでは
案内やシステムがしっかりしてて、
日本と同じように便利!
いやむしろ、シンプルで分かりやすい!!
おかげさまで
旅行者にはとてもありがたく、
マルメ空港に着いても
迷わずに市内行きのバスが見つかり、
チケットも自販機ですんなりと購入でき
なにも問題なく市内へと向かえました。
まぁ、強いて言えば、
物価が高いのだけが痛いくらい…?
マルメ駅到着後は
自販機でチケットを購入。
しっかりとしたそれなりの厚さの
チケットが出てくるのかと思いきや、
レシートのような紙切れのみ。
これでいいの?
大丈夫?乗れる!?
不安になりつつも、
記憶をたどって確認。
2013年、ヨーロッパ選手権を
デンマークへ見に来た時に、
コペンハーゲンから列車でここへきて
ここでチケット買って帰ったはず…
あー、そういえば
こんなだったかも…(笑)。
自分の記憶の曖昧さを恥じながら、
レシート状のチケットをしっかりと手にし
ヘルシングボリ行きの列車に乗り込みました。
問題なく列車一本で
ヘルシングボリへ到着!
海を越えれば
すぐお隣がデンマークという港町。
夕日の沈み景色が情緒あっていい~。
と、ゆっくり観光したいとこですが、
まずはホステル探し!
ここまでスムーズだっただけに
ここで苦戦することになるとは
思ってもみませんでした。
駅から15分ほど歩いたビルの入り口に、
ホステルの看板はなく、
どうしてもここ以外に
ホステルの建物が考えられずに
試しに事前に送られてきた案内に従って
ドアノブの横にあるキーパッドで
暗証番号を入力。
ガチャッ
扉OPEN!
おー!合っていた~!
ほっとしつつも、まだここは序盤、
鍵の置いてあるという
3階を目指して階段をよいしょよいしょ、
重いスーツケースを持って、
昇っていきます。
昇れたー!
と思ったら、
げっ!
エレベーターがある…
太い柱だと思っていたのが
まさかのエレベーター(笑)。
水の泡と化した苦労ですが、
まぁいいさ…と
3階フロアの入り口で
再度、暗証番号を入力し扉を開けます。
静まり返った廊下…
鍵はどこぞや?
廊下を行ったり来たりしても
それらしき場所はなし。
きょろきょろ見渡すと、
壁に部屋の鍵の入った
小さなロッカーを発見。
これだな!
早速、再再度、暗証番号の入力。
すんなり開いたボックスの中で
鍵が私を待っていました。
これで、鍵ゲット!
いやぁー、それにしても
事前に説明メールがあったとはいえ、
まさかこんなに
複雑な仕組みになっているなんて
思わなかったな…
まるでリアル宝探し(笑)。
去年のフィンランドの
格安ホテルもだったけど、
人件費削減の為、
無人化されているんだな。
ちょっと切なく感じながら
2階の扉を開け
部屋の並んだフロアへ入りました。
あれ?
入ってみてびっくり!
普通にレセプションがあるじゃない!
中からは、おー、日本人だね~。
待っていたよ~と
フレンドリーなおじさま登場。
な、なんだ…、
最初から
ここへ来ればよかったんじゃない…
やられた感いっぱいの疲れ…
でも、終わってしまえば
笑って許せるホステル探しの冒険でした。
24へつづく…
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