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ゴッホを観に行く

先週末、東京へ旅行に出た。
目的はゴッホの特別展である。

まず初めに、美術、絵画の趣味なんてあったのかと言う所だが、
どちらかと言うとない。
美術館に行くようになったのもここ1、2年。
美術史や作品に詳しいわけでもなく、
小中学校と授業で描く作品は、御世辞を増しても上手くはなかった。
今っぽく(?)言うなら画伯タイプ。
何を見て描いたんだと友人に言われたこともあるが、目の前の物を見て描いたらこうなったんやから仕方なくね。

そんなわけで、芸術系の授業は音楽に全振りして(楽器鳴らすの楽しかった)
絵画などは興味なく、観ることないなと思っていたわけですが、
以前、歌舞伎を観に行くこともやったので
今回もやってみて合えばいいし、合わなかったらやっぱそうかでいいなと。

折角観に行くなら、わかりやすい、有名な方がいいと言うことで、目にしたのがゴッホ展でした。

フィンセント・ファン・ゴッホ
1870年代から90年代に活躍したオランダの画家
後期印象派と呼ばれ油絵を多く描いている
代表作に『ひまわり』『夜のカフェテラス』『星月夜』など

wikipediaより抜粋

絵画に興味なくとも名前は知ってるであろう有名な画家。日本の浮世絵の影響も受けてたらしい。
某ゲームでは葛飾北斎と並んで戦ってるから、この世とはよくわからんもんである。
(実際は歌川広重の作品に影響されたらしい)

前置きはこれくらいに。
場所は新宿。SOMPO美術館へ。
すぐそこに見えるのに、何でか渡れない道路多くない?結界でも張ってんのか。

昨今のコロナ禍があったからか、企画展という事もあり、時間指定での入場となっていた。
当日券もあるが、どうしても後回しにされがちたったので、気になる人はよく調べてからにしてほしい。

老若男女問わず、個性的な格好な人もあり、
美術やってますといった雰囲気な人もあり、結構賑わってた。

個人利用であれば写真を撮ってもいい作品もあるためか、展示室が入口から列になってたので、
そんなに時間かけんとささっと観たい私は、列の間を縫って見ていくこととした。
真剣に眺めてる人の後ろから、説明を斜め読みして、絵画を眺めたら次に。
最初の列さえ抜けてしまえば、あとは割とゆっくり見れた。
流石に一昔前のMMOのβテストを体感したくはない。

ゴッホの作品と言うと、上記代表作や、
自画像のように、強めの色で描かれるイメージがある。
しかし、野菜や髑髏のような、割と光の少ない暗めの絵も存在していて、こんな絵も描くんやなと。

ゴッホの作品だけではなく、同時期の画家、ゴッホから影響を受けた画家などもあり、作品数はかなりの物。
似たような物を、他の画家が描いたら見たいな比較できる事もあり、なかなか興味深かった。

そして、今回の展示で1番の人集り。
黄色が遠くからでも映えている『ひまわり』である。
流石にゆっくり観た。
まずは、思った数倍でかい。人が少なければ遠くからも眺めてみたかった。
横にこのnoteの見出し画像にも描かれている、『アイリス』も並べられていた。こちらも大きい絵。
確かに人によっては、この黄色を主体とした絵に、力を感じると言われても、わからなくもないかもしれない。
私としては、こう言う色なのか。明るい絵やなぁ。と言う感想。
『アイリス』の方が、色の対比が分かりやすい分、好みだったかもしれない。

しばらく眺めて、メインの黄色を堪能したら、売店でひまわりの一筆箋を買い、終いとした。

今回はゴッホ展と言うことで、コンセプトがわかりやすく、目玉となる作品もあるので、
初心者でも堪能しやすかった。
他の画家もあればまた観たいもんである。
どの企画展でもそうかもしれないが、ゆっくり観たいと思ったら、
開始してから1ヶ月くらい経ってからの方がいいのかもしれない。
開始直後の週末はとにかく人が多い気がした。

翌日も別の美術館に行ったが、それはまた次回に。

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