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アウトプットでインプット

 最近は、社寺仏閣に風情を感じる。年を重ねるにつれ趣向が変化し、視聴するTVも「日本のチカラ」「探求の階段」などを好む。その中で、BS朝日「バトンタッチSDGs」にて紹介された、大入島の牡蠣養殖への取り組みが興味深い。
 私は牡蠣が大好きだ。ほぼ自責だが、記憶にあるだけで5回はあたっている。だけど好き。
 高校時代、バイト先の社員に「上手い物を食わせてやる」と、3人で牡蠣鍋へ。社員曰く「ちょっと生ぐらいが美味しいんだ😋」と、翌日は3人とも仕事を休んだことがあったが、あれは他責なのか、信じたゆえの自責か・・。いずれにしてもうぶであった。
 すっかり世を斜めで見るようになった現在でも、大入島の取り組みには感嘆する。元はブリ養殖を営み、赤潮で全滅。無くならない赤潮と共存するため牡蠣養殖へ。そこで発生する新たな課題、重労働や自然破壊も回避するため、新しい養殖方法を導入し、結果的に、海の栄養を存分に吸収した、美味しい牡蠣を効率的に提供している。ここにも、巧みなトレードオフの解消がある。昨年、佐伯市には幾度か出張に行ったが、「ごまだしうどん」ばかり食し、島の牡蠣は盲点であった。
 しかし、問題なし。EC全盛のご時世、早速お取り寄せ。
 まず、牡蠣殻に付着物がなく美しい。これは新しい養殖方式による効果で、磨きの重労働を無くしたそうだ。身も美しく、くせがないのでどの薬味とも仲良し。大入島では、作業軽減に寄与するが高価である選別機を共同利用することで、同じ養殖方式の仲間を増やして島の活性化を図るなど、取り組みもプロダクトも非常にサスティナブルである。そして、定期的な菌数検査結果公表も🥳
 この投稿をしながら、他者(私)が自分事の様に紹介(投稿)する取り組みって素晴らしい(うらやましい)と、しみじみ。現在作成中の修士論文(ビジネスプラン)もその様なものにしていきたい。

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