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まもなく1周年を迎える自身のオンラインサロンについて考えてみた

私「バーチャルエコノミスト千莉」はYouTubeで活動している経済系VTuberです。

この度、私が主催するオンラインサロン「VirtualEconomicThinkTank(VET)」が来月で設立1周年を迎えます。


1周年にあたって、今私がVETに対して思うことや、今後のVETの活動について書き記していきます。


長くなってしまいますので、結論から述べていきます。

千莉、ブログ始めます

理想は毎日更新ですが、まだどうなるかは分かりません。

以下、私がブログを始める結論に至った経緯について書き記しました。


ある古参メンバーの話

今から1月ほど前、ある古参メンバーからVETに対する熱い思いを聞きました。

「私はVETが本当に大好きなんですよ。メンバーのみんなの話がとにかく面白い!」

賢い人とお話するのは楽しい。今の仕事は楽しいけれど、職場の人とは話が合わなくてやきもきしていた。VETに入れてよかったという旨の話を聞かせてくれました。


これはVETの設計によるものが大きいのでしょう。

1年間を通して基本的にVETは

・強く宣伝をしない

・中で何をやっているか公開しない。

この2点を重視していました。


これにより、よくわからないコミュニティに自主的に飛び込んでくる「主体性、行動力、高い知的好奇心」を持ったメンバーが集まったのです。



VETは元々はブロックチェーンを利用した独自トークンを会員証として管理する前提で作られたコミュニティです。

この点でも、仮想通貨やブロックチェーンに興味のある一定以上の知識を持った人が集まりやすい環境だったのでしょう。

「メンバーの質が高い」これはメンバーさんに教えてもらって改めて気が付いたコミュニティの強みです。

1年間毎日のようにコミュニティ内で活動していれば、そこが自分の中の平均となり、自分では当たり前のものと思っていました。


思い返せば、アドバイスは受けていた記憶があります。

1年前、オンラインサロンにブロックチェーンを導入するにあたって、ブロックチェーン専門家でオンラインサロンのオーナーを努めるマルコさんと対談させていただく機会がありました。

「ブロックチェーンや仮想通貨の話は、界隈の人にとっては当たり前の話でも、世間一般の人々は知らない。それを認識しておいたほうがいい」

この時の私は、「なるほど!そうですね!」と元気に答えていましたが、結局何もわかっていなかったのでしょう。


ありがたいことにVETは「メンバーの質に価値を感じていただけている」ようです。
これは少数精鋭を目指したゆえに生まれたVETの強みなのでしょう。



千莉の強みとは?

私が最近気づいたこと。
それはVETを主催していることこそが自身の最大の強みであるところです。


これもメンバーさんの話から気づくことができました。

VETでは、VET社会科見学というイベントを毎週開催しています。
これは、千莉がVETメンバーの1人を掘り下げてその人のお仕事に関わるインタビューを行うというものです。


私はVETの強みを聞かれた際は、「ダイバーシティ」と答えるでしょう。
ダイバーシティとは「多様性」であり、近年ビジネス界隈で注目を集めているキーワードです。

VETは多種多様な年齢、職種の方が集まっており、各業界の最新の情報が集まるのです。

このVETの強みを活かそうと私が思いついた企画が「VET社会科見学」です。
サロンオーナーを掘り下げていくオンラインサロンは多くありますが、サロンメンバー1人1人を掘り下げていく試みはVETならではなのではないでしょうか。

この社会科見学では、私がお世話になり、深く尊敬している岸嶺ミミムさんのお話を聞く機会が得られました。

ミミムさんは北京大学医学部出身で、現在は日中コンテンツ貿易商を手掛ける株式会社MYC Japanの社長をされている方です。


「すごい人は周りもすごい」

ミミムさんは人と人との繋がりを重視されていました。
人間を評価する際は、その人だけではなくその人を取り巻く周りの人を含めて評価できるとのことです。

これは私には考えつかなかった新たな思考法でした。

これまでの私は人の強みとは個人の能力が全てという考えを持っており、そのために知識を得たり、スキルを磨くことに注力していました。

しかし、自分の周りの人も評価に入れていいならば、話は全く変わってきます。


これまで私「バーチャルエコノミスト千莉」が自身の強みを自己分析するならば、

1.経済の知識がある
2.VTuberに詳しい
3.個人VTuberとしての発信力を持つ

この辺りになるでしょう。

これが、ミミムさんの話を聞いた後では、


4.オンラインサロン(VET)を主催している


これこそが他の人にはない最も大きな強みとなるのです。

とはいえ、コミュニティの中心にいる人が空っぽの存在だと、いいコミュニティにはなり得ません。
自己研鑽は必要であり、それがコミュニティの発展に繋がるのも間違いないでしょう。


VETの活動を最優先にする

自己分析を行い、自分の最大の強みを認識できたことで、活動の優先度に変化が生じました。

それは、まず「VETの活動を最優先にする」というものです。


「VTuberとして何を発信するか?」


これを考えた際に、誰も真似できず、価値を持つ発信内容は「オンラインサロン内での様々な挑戦」そのものであることに思い至りました。

VETではただの「バーチャルエコノミスト千莉」のファンクラブではなく、私が表に立たずともメンバーだけで自走できる設計になっています。
これがオンラインサロンの真の強みのはずですが、実践できているサロンは少ないはずです。

VETは、サロンオーナーが利益を独占する形ではなく、参加メンバーへも還元させる形の真の平等性を目指しています。
実際に、会員証を所持しているメンバーは月額会費を支払うことなくサロンに参加しており、余った会員証を売却し売却益を得ているメンバーも存在します。


現在、VETの1周年を記念し、サロン内にベーシックインカムを導入できるよう準備を進めているところです。
最低でも月額会費と同価値のトークンを毎月配布していきます。


私は現在VTuberだけでなく様々な事業に手を出しています。

その理由の1つは、リスクヘッジのためです。
活動の全てをVTuberに全振りしてしまうと、もしYouTubeの収益化停止などが起きた際に収入源がなくなってしまいます。

私は収入源を複数持つことでそのリスクを軽減しています。


もう1つの理由は、私の「新しいもの好き」という性格によるものです。
様々な知識を身に付ける中で新たなビジネスチャンスを思いつき、いても経ってもいられなくなり手を出してしまっています。

新しいことを思いつくと頭の中がそれだけになってしまうので、どうしようもありません。

基本的にはVETにもVTuberも関係のない内容でしたので、VET内では公開していませんでしたが、今後はそのビジネスの一部をVET内で積極的に外注していこうと考えています。

メンバーに気軽に外注できるようになるのは、VET内にベーシックインカムを導入するためです。

VET内のトークンエコノミー構想は設立当初から想定していましたが、思うようには進んでいませんでした。
今回、ベーシックインカムという形で1年越しにやりたかったシステムが実現できるかと思います。

これまでは、その時々で仕事の優先度を変化させていましたが、今後はオンラインサロンの運営に時間と労力の比重を最も大きく割いていこうと考えております。


ブログを始めてみる

VETでの毎日は価値の塊です。

1年間VETを運営する中で、膨大なノウハウとしての情報が生まれましたが、それらは体系的に整備されていませんでした。

新しい形のコミュニティを運営する上で、工夫した点、上手くいった点、失敗した点、イレギュラーな出来事など様々なことがありました。

これらのデータを文章にまとめておけば、他のコミュニティを運営する際に大きく役立てることができるでしょう。

これからは会社の時代が終わり、コミュニティの時代が到来するでしょう。
その際にVETで蓄積されたデータは途轍もない価値となるはずです。

いざ考えて見れば、なぜ今までやっていなかったんだとも思いますが、何かを始めるのに遅すぎることはないでしょう。

VETはバーチャルエコノミスト千莉のYouTubeチャンネルと密接に結びついています。
ブログにはVETの設計の話以外にも、YouTubeで取り上げた動画についてなど様々な話を投稿していきたいですね。

文章を発信する媒体は、noteを想定しています。
AlisやBrainも検討しましたが、ブログという形式ならば現状はnoteが一番適しているという判断です。

1本目の記事なので気合が入り過ぎてしまいました。
まだまだ書きたいことは山積みですが、最初に飛ばし過ぎると三日坊主になってしまいますね。

分量はこの半分くらいで、コンスタントに投稿することを目指します。

2020/10/07 バーチャルエコノミスト千莉

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