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オリジナルのベーシックインカムを構想してみた

前回の記事の続きです。



私が主催するコミュニティVirtualEconomicThinkTank(VET)にてベーシックインカム(BI)の社会実験を行います。

概要を一言で説明すると「BI×トークンエコノミー×コミュニティ」構想です。

本稿ではBIの要点のみをまとめて、詳細は別の記事で紹介していきます。

ベーシックインカムを始める目的

1.社会実験としてのBIデータを収集し社会へ貢献するため
2.VETをより便利で楽しいコミュニティにするため


成功したらどうなる?

「国家のBI」と「参加コミュニティのBI」の組み合わせにより家計の大半をBIで賄うことが可能となる。

国が主導するBIは家計の固定費(住宅費、水道光熱費、通信費、保険、税金等)をカバー
VETのBIでは家計の変動費(娯楽費、教育費等)をカバーする


どうやって実現するの?

VET限定で使える「VET Coin」を発行し、月に1度VETメンバー全員に送付。
略称は「VEC」(ヴィックorヴェック)。

1VECはおよそ1円と同等の価値を担保。



BIの給付期間は?

制限なし
(ただし、財源不足による平均給付額の減少はあり得る)

財源は?

1.通貨発行益
2.税金


VECの使い道は?

・サロンオーナー千莉の特典と交換
・メンバーへのお仕事依頼
・メンバーへのお仕事報酬
・メンバーの私物と交換
・メンバーへのスーパーチャット

(実装予定)
・宝くじ
・カジノ
・株式
・クラウドファンディング
・国債


いくら貰えるの?

2020/10/11現在の想定

メンバー1人の平均支給額:月4000VEC
最低支給額:月500VEC(VETの会員費500円と同額)

給付されるVECの量はVETへの貢献度で上昇


どうすれば給付額が増えるの?

A.VET内での活動を満喫すること

2020/10/11現在の想定

1.仕事募集版での仕事募集(MAX5つまで上昇)
2.仕事依頼版での仕事依頼(MAX5つまで上昇)
3.Discordでのチャット数(BOTで管理。連投などは反映されない)
4.ボイスチャットへの参加時間
5.VECトランザクション量(依頼料、報酬、スパチャ等の合計)
6.重要役職(サーバー管理者、撮影スタッフ、ServerBooster等)
7.匿名アンケート回答者(月に1度、「VETでの活動を頑張っていた人」へ5名まで投票可能)
8.投票獲得数(匿名アンケートで入った票数)

反映を検討中の貢献度
・VEC獲得ランキング上位者(TOP3まで)
・継続年数(VETへの参加期間)


上記の行動でメンバーそれぞれの貢献度を算出。
1月の総給付額から貢献度に応じて分配。

給付額が公平になるように給付金の計算式は毎月調整。



「VET Coin」ロードマップ

2020/10
「VET Coin」プラットフォームαテスト

2020/11 
「VET Coin」プラットフォーム完成
BI支給開始
・月1自動給付
・お仕事依頼版
・お仕事募集版
・スーパーチャット
実装


2020/12
匿名アンケート実装
課金システム実装

2021~
宝くじ実装
カジノ実装
クラウドファンディング実装
株式実装
国債実装

2024~
プラットフォームの一般公開開始

2025~
VECのオンチェーン化
仮想通貨のトークンへ



現在の課題

1.VECの価値の安定方法
・インフレ対策はどうするか
・総支給額は固定するか、変動するか
・税金の種類、税率をどうするか
・国債は必要か
・公平な貢献度を算出できる数式は?


2.中央銀行は必要か
・中央集権か非中央集権か



今後について

ベーシックインカムは、世界でまだ完全な成功例のない試みのため簡単に成功するのは難しいでしょう。

乗り越えなくてはならない壁は大きいですが、失敗や困難に見舞われる挑戦の過程も楽しんでいけると嬉しいですね。

自分もプロジェクトに参加したい!
リアルタイムで中身を見たい!

という方はこちらからVETへ参加可能です。

※まだ給付が上手くいく保証は全くありませんので、「お金が貰えるから!」という動機のみでの参加はご遠慮ください。


VETベーシックインカムプロジェクトの進捗は、今後もnoteYouTubeで定期的にUPしていきたいと思います。


2020/10/11 バーチャルエコノミスト千莉

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