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天安門事件記事まとめ2023年6月4日

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それでは本題へ

1989年6月4日…天安門事件が起こった日


天安門事件は
「1989年6月4日、北京の天安門広場に集まり民主化を求める学生や市民を、中国の軍隊である人民解放軍が武力で鎮圧したもの」です。

NHKの政治マガジンに簡単な説明があったので感心ある方はお読みいただけるといいのかなと。


今日のnoteの趣旨は、風化させないようにいくつか記事や動画を切り貼りしておこうというものです。

天安門事件の概要


まずは
wikipedia


包括的な報道はNHKかな

昔、実際に中国人に聞いてみた

中国人にこの話を聞いてみたことはあるんだけど、そんなもの知らないからあるわけがないっていう回答をしてくる人が多かったですね。

自分の知らないことは、なかったことにする思考回路なんよなぁ


それは、政治に関わらない件でもそういった思考回路をしているのなぁ、、、と思うことはよくあります。

その次に来るのが、
そういったことが私の生活になんの関わりがあるんですか??

ということで話を打ち切られますね。

心ある中国人の活動


ここで書きたいことは中国人を貶めたいというわけではなく、実際にこういった反応をされたことが多いという記録です。もちろん、こうじゃない反応をする中国人もいるでしょう。

例えば、

ニューヨークへの移転は、天安門事件で学生リーダーだった王丹氏が主導した。王氏は2日の開館式で「(34年前に)銃声が中国人の(民主化の)夢を打ち砕いて以来、国力は増強したが、個人の自由は弱体化した」と指摘。「われわれは中国共産党の真の顔を忘れてはならない」と述べ、記念館設立の意義を強調した。

天安門事件記念館がオープン 元学生リーダー王丹氏が主導―NY「時事通信社」より

ここに出てくる王丹氏のように語り継ぐ人がいらっしゃるのも事実です。

ただ、普通の中国人で天安門事件について喋れる人は少ないです。


話を戻して、天安門事件に関連する報道

さて、話を戻して

この記事は、当時日本大使館員が収集した情報が報道されています。

「午前2時35分 実弾発射はほぼ間違いなく、市民4~5人が血まみれで重傷。広場はかなり危険」「3時 戦車が射撃しながら天安門広場に突入。広場にいた学生を一掃」。

【図解・国際】1989年に起きた天安門事件の状況(2019年5月)「時事通信社」より

かなり危険かつ暴力的な状況であったことがわかります。

なぜ無辜(むこ)の市民を殺戮(さつりく)したのか。

天安門事件34年 殺戮の事実認め謝罪せよ「産経新聞」より

無辜(むこ)とは、「何の罪もないこと」を意味します。

つまり、罪なき市民が一方的に中国政府(軍)によって、殺されてしまったのです。

犠牲者の勇気を世界で忘れてはならないと思います。




6月4日合わせていろんなイベントが発生する

今年(2023年)は
「自由で開かれたインド太平洋に対する米国や同盟国などのコミットメントを示す」ために台湾海峡を米軍艦が通過したとのことです。

天安門事件との直接の関連はわかりませんが、案外この日にはイベントが起こるものです。


6月4日は悲しいニュースだけじゃない

とはいえ、
こういった悲しいニュースのほかにもイベントは発生してます。

もう忘れている方もいらっしゃるかもしれませんが、
2021年6月4日には日本から台湾にワクチンが提供されました。

同じ日付ではありますが、こういった微笑ましい国同士の付き合いもあるということに若干の希望が見出せるといいなと思います。

基本的人権と中国

天安門事件は単に政府という主体が暴力的手段に出たことだけが問題ではありません。

天安門事件以降も中国政府は言論の自由をはじめ、さまざまな観点で基本的人権を侵害し続けています。

天安門事件の追悼は中国本土のみならず、香港でさえできなくなっております。事件に限ってみても、言論が封殺されていっている状況です。


そうでなくても、発言するのに恐怖感を与え続けるのが、中国政府です。
例えば、最近フランスのメディアでは香港から台湾に逃れた市民の様子を報道しています。

自動翻訳は完璧ではないものの、かなり役に立つのでみてみてください。

逃亡犯条例、香港版国家安全法など一連の流れから、香港を追われてしまった市民たちですが、

台湾に逃れてもなおどこかで見張っている中国政府に関わりのある人物に怯えながら生活をせざるを得ないようです。

中国自身が内政干渉をするなと言いつつ、他国には平気で内政干渉し人権を侵害しているという大問題をいま抱えているのです。


こちらの動画で紹介されている大阪の領事ですが、何度も日本の内政に関わる内容について発言しています。


おおよそ外交官の発言とは思えません。

例えば、ロシアとウクライナの件を引き合いに弱者が強者に喧嘩を売るべきではないという趣旨の発言は多くのメディアでも取り上げられていたのを覚えている方もいるかもしれません。

以前、この方のツイッターをみて目を疑ったのは、

海外であっても、中国国民がカジノをやるのは処罰の対象になるといった趣旨の発言をされていたのです。

法律の域外適応も甚だしい発言です。

このような域外であろうと、自分の意に沿わないものは
排除するという姿勢は

まさに、基本的人権の軽視につながるのではないでしょうか。

こんな報道もありました。

言論の自由が保障される状況になって、平和になって欲しいものです。


あとがき

ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回の記事はいかがだったでしょうか?
珍しく国際政治系の話でした。

民主主義というのは非常に脆く壊れやすいけど、
僕らの自由を保障する上では非常に重要な仕組みです。

どうかこの考え方と制度を守り抜く

そのために関心を持っていただける人が1人でも増えることを願っています。


それでは最後に
noteからつながる….ということは稀かもしれませんが、まだの方はぜひIRIAMの世界に飛び込んでみてください。




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