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出会ってしまった道〜徒然なるV6〜2

あれから一週間経ってしまった。

は???????

体感1ヶ月なんですけど????

え???(困惑)

どう考えても、どう短く見積もっても、

1ヶ月は経ってる。(真顔)


おかしいな。

よく、「歳を取ると、急に時の流れが早く感じる。」

と言うけれど、

こうも素晴らしく輝いている出来事を過ごした後の、平凡な日々は、

長く重く感じるものなのかと。

1週間の時の流れのなかで、私は1ヶ月を過ごしている。

時空の歪みですよ?!!?!


いやいや、おかしい。

こんなことしていたら、私の脳みそは、実際の時の流れよりも4-5倍のスピードで歳を取ることになる。

中身とんだ年寄りじゃねえか?!!?

見た目は子供!頭脳は大人!その名は・・・

みたいな国民的漫画の主人公か??!!?!

はたまた、少年陰陽師の安倍晴明(おじいちゃん)か?c.v.石田彰


いやあ、やっぱりc.v.石田彰はすごい。


前置きはこのぐらいで。

そうこうしているうちに、決まりましたね!

リピート配信!!!!


ありがたや、ありがたや。

嵐のアラフェスが早々にリピート配信決まっていたので、

Vも!Vも!って思っていたのですが、決まってよかった!

11/13(金)に予約していたものもずらして、画面前に全裸待機です。

今って全裸待機って言うの????

往年のニコ動のタグですが、時代は変わってる???死語???

死語が死語???

知らんわ!!!!!

インターネット老人会世代なんだよこちとら!

世代の遺産は残していこうよ!俺らが歩んできた道だろ?!自信持てよ!!!



無駄に熱くなった。


まあ、兎にも角にも、リピート配信で2回目を経験してしまう前に、1回目の感想を綴りたい。

円環の理に閉じ込められた三日月宗近が2回目のループの時に感じたこと。

ではなく、1回目の気持ちを。


何故急に円環の理かって?


いや、

羽根の演出ですよ!!!!!!!

あれを見た時のわい。


・・・

・・・・・

・・・・・・・・・・・


・・・・円環の理じゃね!?!?!(無理)


ってなってましたね。


歌詞にもあるじゃないですか。

時は大きな円環(サークル)を描く僕を抱いて



は????


HAAAAA〜〜〜〜〜N?!?!?!??!


円環の理じゃん




羽根が流れはじめた時、

うわああああーーーー!!!!!

って、心の声と、

ここ外よ?落ち着きましょう。

って声が、私の脳内で鬩ぎ合っていたんですよ。


だがしかし!!!!

それを打ち消す第3の勢力!!!!!!


電波!!!!!!!!!!!!!!


「悲しい時ーーーーー」

「悲しい時ーーーーーーーーー!」

「最高に盛り上がっている大事なシーンで、止まってしまう時ーーーー!!!!」

「最高に・・・ry」


二回も言わせんじゃねえ!!!!

(ごめんなさい。いつもここからさん。)



いや、ほんと悲しかった。

うんともすんとも固まって動かない。


気づけば、雨に打たれてた。


嘘でしょ?!?!?!?!


え?????

ちょっと待って、待って、ま


待ってーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!


電波も、私の心も置き去りに、

emotionalな演出うううううううううううーーーーーー!!!!!!!!


無理いいいいいいいいいいーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!


もう、電波なんて知らない。


私のこのemotionalでこじ開ける!!!!!!

見せろ!!!!その最高な演出!!!!!!!

時は2003年。

代々木第一体育館。

VVプログラム。


あの、地方民を置き去りにした、2003年のコンサート。

あの時は、やっている本人たちも苦しかったんだろうな。と今思う。

何故、代々木で14日間だっけ?連続公演でギネスに挑戦したんだろう。

今でも疑問だ。


そのアンコール前最後に歌った。

羽根~BEGINNING~


音源は、

2000年に発売されたアルバム

HAPPPY! Coming Century 20th Century forever

の1曲目に収録されている。


私が初めて購入したアルバムが、このHAPPYだった。

当時中学生だった私。

この頃から夜型の生活を送っており、

夜は眠れず、昼の授業は寝てばかりだった。


なんとか寝ようと。明日に響くと。

音楽があれば眠れるか。

と思い、私はこのHAPPYを就寝時に流していた。

「羽根」で寝落ちるときもあれば、

急にアップテンポになる2曲目の「Don't Stop The Refrain」で目が覚めてしまうこともある。

恋のメロディが流れると、学校へ行こう!の癒し系ミュージシャンを思い出し、ジャンボリーとパッション兄弟にほっこりしたり。

SPEEDER'S HIGHの不穏なイントロに、まだガキだった私は、不穏な気持ちになったり。(今はバチクソかっこよくね?!?!ってなる)

MIRRORまで行くと、焦りよりも、リーダーの素晴らしい歌声に酔いしれ、聞き入ってしまったり。


音源は、リビングにある父のCDプレーヤー。

私が眠りにつく子供部屋までは目と鼻の先だが、

音量を間違えると、静かな曲は聞こえない。


一瞬意識を手放した後に、意識が浮上し、プレーヤーから何も聞こえなくなると、

え?もう終わっちゃった?1時間以上経っちゃった???

と心配になるが、次の曲にアップテンポソング(Life goes onとか)が流れると、安心したりして。


まあ、結局眠れないんですよ笑。


そんな風に、多感な時期に毎日聞いていたHAPPY。

特に羽根は、当時まだ5周年のV6には、なかなか大人な曲だし、

それをアルバムの1曲目に据えたという、なかなかな冒険心のある曲で、当時から異彩を放っていた。

そして2003年のコンサート。

大体が、その年に発売された、∞INFINITY〜LOVE&LIFE〜というアルバムの楽曲、もしくは、その年のシングル曲で彩られていたが、

まさかの羽根。


驚いたと同時に、

あの伝説の。

代々木に雨を降らした演出。

そして変態照明。


まだコンサートというものを2回しか体験していなかった私は

(1回目はその前の年の2002年、LIV6)

ただただ、綺麗だなあ。と思っていたと思う。


まあ、もうその当時の記憶は曖昧で。

DVDにもなったし、

その後、音楽番組などで取り上げられたり、

照明チームが、新人賞を取ったり。

近年では、うたプリの映画、Feather in the handにて、羽根の演出を彷彿とさせるような演出が施されており、同じVクラと

「Featherは羽根!!!!」

と、他の人が聞いたら、う、うん?そうだね?

と言われるような感想を、声高に叫んだりしたりと。

時を経て、感想というのが上書きされていったなと。


その後、2004年のコンサート。

アンコール最後のoverで、これまた盛大に水を使った演出をして。

(確か55トンかな?の水を使ったとかで、ニュースになった。)

鳴り止まない客席アンコール。これが衝撃的で。

映像化はされなかった幻のコンサート。

確か、カミセンの音源化されていない楽曲も歌ったと思う。

ビデオ撮りの話などもなく、あ、これはDVDにならないんだな。と思った私の中でしっかりと記憶に焼き付けないと。と思ったコンサート。


映像化されないものほど、もう二度と見れないものほど、

記憶の中には、その時の感情が生々しく残っていくものなんだな。

と、あれから時を経て、色々な、映像化されたもの、されなかったもの。の作品に触れて、その考えを強くしていった。

そして、初見は二度と訪れない。

その事実に、少し怖さを感じたりした。


だからこそ、今私はこうやって、この文章を書いているのだな。と思っている。


だけれども。

あの、今年の羽根の演出は、その私の考えを凌駕していった。


残念ながら、電波の関係上、途切れ途切れかつ、私の、エモさに打ち震えてしまって、記憶が曖昧なので、事実とは異なることを綴るかもしれない。

それはご愛嬌。としてほしい。


2003年と同じ、あの回転円形のステージに、6人が円になって、外側を向いて。

そして、上から落ちる雨。


あの時と同じいいいいいいいいい?!?!?!?!

うわああ、うわあああああ!!!!!


まさか、まさかだった。


あの時と同じ演出をするなんて。


そして、


巻き戻し。


、、、、、、、、、


・・・・・・・・・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。


巻き戻しいいいいいいい・・・・!!!!!!


その時の私の脳内に分け入ってみよう(英雄たちの選択の松重さんナレーション風に)

・水だからわかりにくいけど、これ、巻き戻ってるよね?

・イノッチの布が上がってるから、巻き戻ってる(確信)

・覆水盆に返らずじゃない

・巻き戻しと言えば、木更津キャッツアイ

・零れ落ちる砂(水)のように、誰も時止められない〜


もうなんか、逆に冷静になりすぎて、色んな考えが降って湧いてくるような。そんな感覚を味わったけれども、

一言


エモいいいいいいいいいイ!!!!!!!!!


これしかなかった。



過去と同じ演出をして。

過去には戻れない、その落ちた水のように。と思うのに、

巻き戻されて。


あの2003年のコンサートを見ている私は、どうしたって、

巻き戻されて上がっていく水とともに、

V6ファンになってこれまで歩んできた道を、走馬灯のように思い出していく。

あの時の感情、光景、メンバーの姿、出来事、世の情勢、私の過去、現在、未来。

私の青春時代には、いつもV6がいて。

楽しい時も、苦しい時も、悲しい時も、何もない時も。いつもいて。

溢れて溢れて、零れ出ていく。あの水のように。

V6と歩んだ日々が。



いっぱい色んなことを忘れてしまっていたと思う。

でも、それを思い出させてくれて。

また私に返してくれたような。

あの水が全部上がりきって、巻き戻しが終わった時。

そんな感覚に陥った。


そして、冷静に。


過去の演出と同じものをして、過去を思い出させて。

でも違う。

2020年ver.として、刻み込んできた。


今まで上書きされるのが怖かった。

そんな私の気持ちを、過去は過去。今は今。


どちらも大事にしようね。


と言ってくれるかのごとく、優しい演出に包まれて。


エモさが弾けて、電波なんてどうでもいい。

よかった。よかった。。。。


ただひたすらに、そう思って。

スマホを握りしめていた。




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