防ぎの問題集4 解答

◆No.16 白先 防ぎの1手は?

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Aの二ヵ所が正解です。斜めの筋を止めないといけません。

※f7も正解です、失礼しました。

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斜めを必ず止めなくてはいけない理由は上の図の通りです。黒6までで四三ができてしまいます。


◆No.17 白先 防ぎの1手は?

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Aの位置が正解です。特に、H10に着眼された方はすごいと思います。

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誤答例1。一見やりたくなる三引きです。しかし、その三引きを止めた黒の手が縦で三になってしまうことに注意が必要です。しかもそこから黒勝ちになってしまいます。

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誤答例2。斜めの連だけを止めたときです。黒2と引かれて、別の形で四三ができてしまいます。


◆No.18 白先 防ぎの1手は?

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正解はAの一か所のみです。現状ミセ手となっている止め方のパターンから正解を見極める問題でした。

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現状でケアするべきは赤のラインですが、青のラインも忘れてはいけません。ここに四三ができそうだ、と認識する必要があります。

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誤答例1。一番打ちたくなる焦点止めですが。黒2から打たれて青ラインの四三ができてしまいます。

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誤答例2。となれば、青に携わる斜めラインを一緒に消せばいい!と思っても、今度は四追いになってしまいます。存在するすべての連、剣先を線として浮かび上がらせることが解答への近道かもしれません。


◆No.19 白先 防ぎの1手は?

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Aの二ヵ所が正解です。縦の連を止める必要があります。

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誤答例1。含み手筋、四追いの起点となる手を止めましたが、ミセ手が止まっていません。

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誤答例2。先ほどの逆で、今度はミセ手の焦点を止めましたが、四追いを打たれてしまいます。


◆No.20 白先 防いでください

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元が五目クエストの対局だったので、珠順が出ていますが、白38四伸び、白40四伸び、から白42が正解です(最後の白42は他も正解があります)

四を2つ使わないと含み手筋が止まりません。

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この問題では、赤のミセ手と、青の含み手が1手で打たれています。一見防げないように見えますが、緑の白の剣先2つをうまく使えば防ぐことができます。あきらめないで、すべての可能性を考えましょう。


追記:白40の四伸びだけでも正解でした。失礼しました。

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