見出し画像

ガンになりたくなければコンビニ食をやめろ!/あまりにも悲惨な食肉牛の事情

+++

■アメリカは日本に発がん性のある牛肉を輸出し、自国では安全な牛肉を食べさせている


乳牛と同じく肉用牛の畜産事情も悲惨だ。現在は貿易自由化政策で関税が下がったことに伴って、安価なアメリカ産の牛肉が日本でも流通している。

牛を育てる時、肉質を柔らかくするために「エストロゲン」という発がん性を持つホルモン剤が使用されている。エストロゲンのは女性の乳房痛、乳腺症、乳がん、肝斑、月経痛、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮体がん、卵巣がん、男性の肝硬変などの要因となる。

因みに…アメリカ国内に流通している牛肉には、エストロゲンはほぼ使用されていない。アメリカの畜産業者は自分たちが住む国の人々には安全性が高い牛肉を食べさせている。


■健康よりお金を重視した畜産農業


吉野さんは実際畜産農業者の方々から牛の畜産の現状を伺う機会があり、牛を自然な状態で育てるとコストパフォーマンスが大幅に低下するから、彼らはやむを得なく薬品を投与するそうだ。

ある畜産農業者は自ら手塩にかけた牛が注射を打たれて悲鳴をあげると、思わず涙が出ると言った。

ただ例外もある。丹波牛や松坂牛といったブランド和牛は自然に近い状態で育てられる。だがこれらの牛肉は非常に高額だ。

これらの事情のため「牛肉の分断化」が発生し、高級な和牛肉は海外に輸出される一方で、大半の日本人は安価な輸入牛肉や国産牛肉を購入せざるを得なくなってしまっている。

皮肉なことに、日本の消費者が輸入牛肉を購入して食べる結果、国内の資産が海外に流出する形になってしまっている。

現在の日本のブランド和牛は世界各国に輸出され、それに応じて国内における販売額が上昇してしまっている。今後は和牛の輸出を制限すると同時に輸入牛肉に関税をかけ、日本人が安全かつ高品質な牛肉を食べられる状態を作るべきである。この対応が食品保証なのだ。


+++

■感想


農業だけでなく、畜産業でも健康度外視のコストパフォーマンス重視したホルモン剤が使われています。そうしないと生活が成り立たないからだろうとは思いますが…。

アメリカがやっているような粗悪品を輸出して、自らは安全なものを食しているとかは結構普通に行われているようです。農薬を農協の命令に従ってふんだんに使い育てた作物を出荷する。一方で、無農薬か農薬を抑えて育てた作物を自分らが食べるように作る…。

そもそも農協に加盟していると決められた種や農薬を使わないと販売ができないとかいう話も聞きます。

本当に闇深いなぁ…と思いますね。


+++

■過去ログ

応援ありがとうございます(*^-^*) この応援資金で今後の活動資金に当てさせていただいて、より充実した記事の作成を頑張らせていただきたいと思います。