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和の心コズミックスピリット⑨

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■『炉』を囲む縄文住居の生活と『大黒柱』を中心とする日本伝統民家の繋がりとは?


この炉を中心とする縄文の住居は、中心の一番尊いものを囲むようにして生活する点で、さらに近年の大黒柱を中心とする日本の伝統民家の在り方ともよく似ています。両者は太古の時代から引き継がれた同じ世界観のよるものなのでしょうか、それとも偶然の一致なのでしょうか。

このことは私たちの家をめぐる世界観が、太古から引き継がれているものであるのかどうかという、重要な問題でもあります。また、これは私たちの心の世界と縄文の心とがつながりがあるかどうかの手掛かりにもなりそうです。

この問題の本質を明らかにするには、家の中心である『ひ』と『柱』に結び付きがあるかどうか考える必要があります。はたして両者にはつながりがあるのでしょうか。

その手掛かりは柱が木であることです。古代の日本人にとって、『木』は『ひ』と並ぶほどに神聖なる対象でした。


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■ストーンサークルと同様にウッドサークルも祭祀用に使われていた


先に触れた『ひもろぎ』の起源は、大自然の聖なる大樹を中心に生活を営んだ私たちの祖先の時代にあります。『ひもろぎ』という言葉じゃ『木』なる存在は『ひ』なる霊力を宿す存在であるという、両者の強い関係性を示す言葉なのです。

縄文の遺跡には、祭祀の象徴物として木と石が類似の目的で用いられていた形跡があります。石を円形に並べた環状列石と同じように、円形に大きな柱を立てた環状列木(ウッドサークル)も日本各地で発見されており、同じく祭祀に用いられたものと推測されています。また、祭祀用と思われる柱跡と同一の場所に立石も見つかる例があります。

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■炉を囲む生活は平安時代まで続いていた


縄文の住居では立石は家の中央の炉とともに置かれています。入口と炉とを結ぶ中央ライン上に置かれますが、古代から続く神社お心御柱は縄文住居の立石と構図上同一であり、類似の象徴物と考えることができます。

また宮古島などの一部の地域には、家を新築するとき、大黒柱に男根の象徴物を取りける儀式が残っています。これは家の中心柱が男根(立石)と同一であることを意味していないでしょうか。

炉を囲む竪穴式住居と同じような形式のものは、平安時代まで造られていました。また、柱というものに神聖な意味があったであろうことはすでに縄文の時代から認められます。

この二つの信仰は併存している時代があるわけですが、それ以前はどうっだったのでしょうか。木は腐りますから、太古の物ほど証拠物としては残りません。腐ることのない石を神聖なる中心物とするよりも以前の時代に、その役割を石よりも加工のしやすい木が果たしていた時代があったであろうことは、十分に考えられることです。

(続く)



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続きものになっているので、興味がもてた方は最初から読むとより面白いかと思います(*^-^*)

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