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EX188 Red Hat Certified Specialist in Containers exam 受験体験

試験結果

仕事でコンテナを触ることがあり、自身のスキル確認を兼ねて受験をしました。無事合格できたので、受験体験をシャアします。
これだけは覚えておくべき情報も載せていますので、是非読んでいただけると嬉しいです。

結果は以下の通りでした。もう少し点数取れたと思いましたが、まずまずの結果となりました。

The results of your recent EX188 Red Hat Certified Specialist in Containers Exam are reported below.

Exam domain number: 10
Passing score: 210
Your score: 256

Result: PASS

Congratulations -- you have earned the Red Hat Certified Specialist in Containers certification.

Performance on exam objectives:

 OBJECTIVE: SCORE
 Implement images using Podman: 88%
 Manage images: 75%
 Run containers locally using Podman: 79%
 Run multi-container applications with Podman: 90%
 Troubleshoot containerized applications: 86%

EX188の詳細

以下の公式のサイトで確認できます。試験範囲の情報もあるので勉強前に要チェックです。

コンテナといえば、Dockerが有名ですが、この試験はPodmanというコンテナエンジンを利用します。
Podman のコマンド体系はほぼほぼDockerと同じなので、Dockerの経験があれば "docker" が "podman" に変わっただけという感じです。

Docker と Podman の違いを一言でいうと、Podman はデーモンレスという点なのですが、詳細は以下が参考になると思います。

受験準備

受験方法はテストセンターと在宅でのリモート受験から選ぶことができます。私は受験可能なテストセンターがなかったので、自宅で受験することにしました。

リモート受験の準備で骨が折れたので、準備内容を共有したいと思います。

Red Hat のアカウント登録

私の場合、会社の事情で「Red Hat Partner Connect」でアカウントを登録しましたが、個人でもアカウントを作ることができます。


受験申込

受験費用を会社に補助してもらったので、一般の方と手順が異なるかもしれないので詳細は省略します。
受験申込時に政府発行の顔写真付き身分証明書が必要になるので準備してください。私はパスポートが無かったので運転免許証をアップロードしたのですが、問題なく承認されました。

身分証が承認されたら、受験日を決めることができるようになりました。
タイムゾーンをAsia/Tokyoにしておかないと、とんでもない時間に受験する羽目になる気がするので、注意が必要ではないかと思います。

リモート受験の準備

リモート受験をする場合、以下を用意する必要があります。

詳細は以下のPDFに記載されています。

https://www.redhat.com/rhdc/managed-files/tr-remote-exams-preparation-ebook-f27382-202110-ja.pdf


  • 1m以上のケーブル付きの外部カメラ

リモート受験時に部屋の中をチェックされます。私は eMeet C960 を購入しました。

  • 8GB以上のUSB

リモート受験用のBOOT USBを作成する必要があるため用意しました。安かったので以下の32GBを用意しました。

また、事前にBIOSの設定でセキュアブートをオフにしていないと受験環境が起動できません。

  • 有線マウス

マウスは有線推奨らしいです。

その他にもPCの要件があるようなので、上記PDFをチェックしておきましょう。

  • 有線LAN

無線ではなく有線接続推奨とのことですが、私は家のWiFiで問題なく受講できました。

受験数日前の準備

Compatibility Check を行います。作成したUSBメモリーでOS起動できるかチェックし、用意した機材で受験できるか確認が行われます。

YouTube にもリモート試験の受講方法が紹介されています。

受験当日の準備

デスク周りを片付けておきましょう。モニター・テレビなどは布で隠しておいた方が良いです。想像以上に厳しくチェックされるので、携帯やタブレット、スマートウォッチなどは手の届かないところに置く必要があります。
本なども別の部屋に移動させておくのが無難です。

受験当日の流れ

  1. 20分前になると試験画面にログインできた

  2. アンケートに答える

  3. チャットで試験官とやり取りします。英語です。基本 OK、Yes、NoでOKです。

  4. 試験開始

  5. 時間が余ったが、解答し終わったので終了したいと思い、終了したい旨をチャットで送ると終了できた。

  6. 試験終了後、数十分で結果が届いた。

以上が、試験準備から当日の流れでした。
ここからは、試験勉強に関するTipsを紹介します。

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