2025年問題と看護師不足を解消するため

医療業界でも多くの人の関心を集めているのが2025年問題です。
2025年には団塊の世代の人が後期高齢者になることから、これまでよりも多くの人が、医療の力を必要とするようになることが予想されています。

団塊の世代に含まれている人の数は800万人近くになると計算されることもあり、これらの全ての人が一斉に後期高齢者となることで、看護師も非常に人手不足になることが懸念されています。
2020年代初頭における後期高齢者の数はすでに1500万人ほどまで増加しているので、2025年になって団塊の世代が後期高齢者になることにより、その数は合計すると2000万人以上になります。
日本の全人口のおよそ15パーセント以上が後期高齢者に該当することになり、後期高齢者は体の機能が大きく衰えることも多いことから、現在の時点で何らかの対策を始めることが必要とされています。

2025年問題に対する効果的な対策の一つとして考えられているのが、看護師の業務のさらなる効率化です。
人間の力だけではできることに限界がありますが、今後機能の高い看護用の機械が開発されることで、業務をより効率的にできるようになる可能性もあります。

コンピューターを積極的に使用して、看護師の仕事を適切に管理することも、2025年問題のためには効果的な方法です。
労働環境の改善も2025年問題への重要な対策となり、日本の若い世代の人口は減少し続けていることから、看護師として働く若い人を増やすためには、仕事のしやすい環境を整えてあげる努力も必要になります。

看護師の視点から2025年問題を考えた記事もぜひ参考に☆=http://nurse-2025problem.com