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いっしゅうき 2021.04②

2021.04.07 WED
120日目です。筆者は今日からが新生活だったのですが、雲の上の存在だと思っていた方と直接お会いし、いろいろお話する機会を得ました。生きているとなにがあるかわからないですね。この1年、ほどほどに頑張っていきたいと思います。

2021.04.08 THU
121日目です。ぼけーっとついったを見ていたら、「『ベルヴィル・ランデブー』をリバイバル上映しますよ!」というニュースが飛び込んできました。

15年近くまえに一度観たきりの作品なのですが(恥ずかしながらつい最近までタイトルすら思い出せず、こんなに評価された作品であるということすら知りませんでした)、いまだに忘れられない映画です。少ない台詞で、音楽や独特のキャラ造形が非常に楽しい、アニメーションの楽しみが詰まった作品だったおぼえがあります。コミカルな描写が多いのですが、ところどころでダークな側面が顔を覗かせており、その陰と陽の混在具合に目が離せなかった記憶があります。ダイナミックカエル漁や、緊迫の(闇)レースシーン、そして味わい深いラストシーンをぜひ観ていただきたいです。筆者も当時の気持ちを思い出すために絶対に観にいきたいと思います! どうしようなんもかも記憶違いだったら。

余談なのですが、以前「自転車レースのアニメ映画をずいぶん昔に観て、すごく好きだったんだけど、タイトルも思い出せない。もっかい観たいなあ」なんて話を司書資格を持っている友人にしたところ、レファレンス技能を総動員してものの数分で『ベルヴィル・ランデブー』であると特定してくれました。たった一度観ただけでしたがほんとうに忘れられない思い出の作品だったので、再会できたことが心底嬉しかったのを憶えています。やっぱり司書さんってすごいなあ。プロの知識や技術というのは、なんであっても正当に評価されてほしいなと思います。ほんとうにありがとう友人。よかったら観てみてね友人。
ちなみに、最初に「自転車レースのアニメ」と言った瞬間、「弱○ダ?」と訊かれたのには笑ってしまいました。高校生に闇レースをさせるな。

2021.04.09 FRI
122日目です。Netflixで『極主夫道』というアニメを観始めました。

まあ予告編を御覧いただければストーリーの概要は把握できるのではないかと思うのですが、端的に言うと「おもしろい」のひとことに尽きます。もう「発想の勝利」の極みすぎるんだよな。

以前からついった等でお噂はかねがね……といった感じではあったのですが、ネトフリさんでオリジナルアニメ化されるということで、大喜びで観始めました。極d……なテンションのまま家事に邁進する主人公のちぐはぐな(と見せかけて妙にマッチしている)ノリに笑いが止まりません。主人公がまたヤバい方向に真面目なんだよな。すぐ指を詰めようとするんじゃないよ。
声優さんもやけに豪華で、主人公(cv.津田健次郎さん)もそうですし、ほんの数十秒ほどしか登場しないキャラクターも「えっこの人がやってんの!?」のオンパレードです。アニメーションとしてもなかなか斬新な表現方法をとっており(漫画表現を取り入れた、この作品ならではの見せ方が楽しいです)、アニメ好きな方はもちろん、主夫/主婦道に邁進する方、配偶者のありがたみを噛みしめたい方、普段アニメは見ないが極d……モノが大好きな方などなど、各方面から楽しめるシリーズだと思います! なにも考えずにゆるゆると観られます。ゆるゆると観られる極d……モチーフアニメってなに?

2021.04.10 SAT
123日目です。過去の「いっしゅうき」を読んで下さった方は憶えておられるかもしれませんが、例の「ラーメンをカーペットに食わせる事件」のあと、なかばラーメン(と卵)がトラウマと化していたのですが、あれ以来ようやくラーメンを茹でて食べました。ちゃんと卵も入れました! 零さずにちゃんと持ち運んで、汁までしっかり食べ終えました!! えらい!!!

気付いたのですが、前回の敗因は、どんぶりの下の、なんか、出っ張ったとこあるじゃないですか、そこに両手の親指を添えてしまったことだと思うんですよね。点が2か所になった状態で持ってしまったために、1か所のときより不安定になってしまっていたことにようやく気付きました。片手は親指をなんか出っ張ったとこに着けるのはいいとして、もう片手は反対側の側面全体へ当てるようにすれば格段に安定します。ラーメンをカーペットへお裾分けしたくない方はぜひお試しください。通じてんのかなこれ。曲がりなりにも文章を趣味生き甲斐としている人間の語彙力として許されない水準な気がするな。こういうときのために画像挿入コマンドがあるのだと思いますが、いまお絵描きをするだけの元気がないので図解はしません。よろしくお願いします。

2021.04.11 SUN
124日目です。母と電話をする用事があったのですが、母に「某呪術漫画の推しの映画化が決まりました」と報告したところ、「ああ~誰だっけ、えーと、アブラさん?」と言われました。アブラさんです。ご査収ください。

某呪術漫画のアニメは母も途中まで観てくれたらしいのですが、「あれ、あの、なんてったっけ、あの~顔のめんこい、お母さんと仲良かった子いたしょ? あの子がオバケみたいにいなっちゃったの、すごく悲しかった……」と言っており(母は基本キャラクターの名前をおぼえません)、単行本も読んでいる筆者からすると、某呪術漫画はまだまだそんなもんじゃねえんだわ、と申し上げたいところでしたが、笑って「そっか~」と相槌を打つに留めました。新鮮な気持ちで地獄を楽しんでくれや。

2021.04.12 MON

2021.04.13 TUE
126日目です。友人に教えてもらって知った『アフリカン・カンフー・ナチス』という映画があるですが、ついにその作品の予告編が公開されたようです。

この時点ですでに“粗さ”が垣間見えていて、非常に好感が持てますね。その血糊ぜったい合成だよな?
こういう、やりたいことをやっている作品というか、「これ怒られるんじゃねえかな~」ということを堂々と、信念を持って創作できるのは最高にロックですし尊敬します。筆者もそういう人間になりたいですね。まあ簡単に言うと絶対観にいこうと思います。もう字幕からしてずるいんだよな。

ほんとうにありがとうございます。いただいたものは映画を観たり本を買ったりご飯を食べたりに使わせていただきます。