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いっしゅうき 2021.08②

2021.08.04 WED
239日目です。菊沢天太監督『愛それ』を観ました。武蔵野美術大学、2020年度卒業制作優秀作品に選出された作品です。


2019年から20年にかけての、台風、コロナ禍、五輪等にまつわる社会の混乱と、その2年間を生きる登場人物ら(特に20代前半頃の若者)の人生が、モザイクのように混ざり合いながら展開していく、おもしろい構成の一作です。
登場人物たちの悩みや葛藤は比較的身近なものが多く(夢との折り合いの付け方や、友人・家族との関係、将来への不安など)、個人的に彼らの心境・状況に感情移入してしまう場面も多かったのですが、それだけで終わらないのがこの作品の独自性でしょう。幻想的な演出やメタ的要素がぽんぽん飛び出すので、現実的な心理描写と相まって、「虚実入り混じった」というような表現がしっくりくる印象を受けます。台詞まわしも、哲学的・文学的な表現が多々現れるのと同時に、若者ならではのテンションでぽんぽんと交わされる楽しさもあり、この匙加減はこの監督さんならではの感性なのだろうなあと感じました。

今月8日までの限定公開なので、この記録が出る頃にはすでに観られなくなっていると思われます。ほんとうならもっと早くに鑑賞して、宣伝周知に貢献したかったのですが、いろいろやることが積み重なっていて叶いませんでした。申し訳ない……。菊沢氏はおそらく筆者とほぼ同年代の方だと思われるので、一方的に親近感を抱いている節があります。今後の作品も楽しみにお待ちしております!

2021.08.13追記
いまリンクを確認したところ、どうやらまだ視聴できる?ようです。少なくとも筆者が試したところ再生ボタンは機能しました! まだ観られるのかも!
ご興味ある方はぜひぜひご覧ください!!

2021.08.05 THU
240日目です。NHK BSプレミアムで放送される「ダークサイドミステリー」で、筆者の最推しである夢野久作が特集されたようです!! 我が家にBSは通っていません!!!

過去の夢野久作への激重感情語りはこちらからご覧になれます。いや読みたいひとおるんか?


改めて読み返すと、あまりに夢野に関する文章が長すぎて自分に引きました。ちなみに記事内では夢野お誕生日おめでとうパーティを開催しています。企画桐崎、参加者桐崎です。

自分では視聴できないのは仕方かないことなので、せめて身内には観てもらいたいなあ(あわよくば内容だけでも知りたいなあ)と思い、実家の母に早速LINEを送ったところ、かわいいスタンプとともに「わかった、観てみるね!( ´∀`)b」と頼もしい返事が返ってきました。わくわくしながら感想を待っていたら、1時間と少しのちに「最初の1/3くらいは観たけど、気付いたらぐっすり寝てました(^^)」という元気な感想が届きました。そんな母のことが筆者はわりと好きです。素直で健やかなのはいいことだと思います。

2021.08.06 FRI
241日目です。あまりに眠かったので横着して床で昼寝をしたら、2時間後、体がばきばきになった状態で目が覚めました。なんとか立ち上がったものの、痛みのあまり蟹歩きしかできなくなっていてまいりました。人類は愚かだなと思いました。

2021.08.07 SAT
242日目です。ご縁があり、とあるオンラインの小さな学会に参加させていただきました。門外漢の分野かつ非常にレベルの高い会だったので、ただ聞いているだけでしたがたいへんに緊張しましたし、スピード感に全然ついていけませんでした。自分もちゃんと勉強しないとなあと思いますし、もっとちゃんと勉強しときゃあよかったなと反省しています。

2021.08.08 SUN

2021.08.09 MON
244日目です。感染症の蔓延により、再び職場が休業になりました。かなしい。仕方のないこととはいえ、脱力感が大きいのが本音です。今月はまあまあ多く出勤予定が入っていたので、ぽっかり時間ができてしまいました。不真面目な人間なので嬉しいといえば嬉しいのですが……。
まだ同人でやらなければならないことがたくさん残っているので、少なくとも今週・来週は忙しいままですが、それが終わったら、本格的に小説を書きたいなあと思います。書けるかなあ。書いたら宣伝しますので読んで下さいね。図々しいな。

2021.08.10 TUE

まじで寝てくれという気持ちでいっぱいです。何卒よろしくお願いいたします!!

ほんとうにありがとうございます。いただいたものは映画を観たり本を買ったりご飯を食べたりに使わせていただきます。