リビングラボ研究(その5)

今回は、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスという組織を見つけました。

コンセプトは、「YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスでは、「サーキュラーエコノミーplus」をビジョンに掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「ヘルスプロモーショ ン」「パラレルキャリア・ディーセントワーク」「サステナブルデベロップメント」という4つの活動領域を中心として公民連携によるオープンイノベーションを推進していきます。」となっています。

横浜市内にある6つのリビングラボ を支援・ネットワーキングする要となっている組織のようですね。

井土ヶ谷リビングラボ 、緑園リビングラボ 、磯子杉田リビングラボ 、とつかリビングラボ 、都筑リビングラボ 、SDGs横浜金澤リビングラボ の6つが掲載されており、それぞれの詳細説明があります。

横浜市と公民連携協定が結ばれており、その経緯、仕組み等が下記のページで詳細が読めます。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2021/20211201_circular.files/0002_20211130.pdf

https://www.iges.or.jp/sites/default/files/inline-files/6_sekiguchi.pdf

リビングラボ を展開するのではなく、リビングラボ活動を支援する組織は全国でも珍しいと思います。多くは行政(都道府県や市町村など)がその予算の範囲内で支援しており、担当者の異動や予算の縮小で尻すぼみになるケースも見受けられます。横浜市の場合は、その支援機能を行政から分離し、そこと行政が公民連携モデルを構築するところがユニークな感じがします。今後の動向が注目されますね。

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