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出逢い。北新地「箔」。

昨日、とある感情的になってしまって埒が開かなくなった会議?を終えて、そもそもの目的であった、昨日で3回目の女性とランチをした。

いゃしかし。
会議とは、自分の話を聞かせる場なのか?
報告書を書くためにやるもんなのか?
集まった人の貴重な時間はその人たちから意見を吸い上げ、それを議論の議事録に乗せて、上の会議の議題にするんじゃねーの?

傾聴の三大悪。毎回見るなー。
・否定すること
・比較すること
・自分の話しをすること

まーでも、オブザーバー的なポジでの参加でしたので、ある意味面白かった。
改善点を見た。ま、どーでもよいが。

あ、で昨日のランチだが。

これで1000円

北新地と言えば、料亭が多い。
恐ろしく敷居が高かったりする。
ほんでもって、夜の街なのでランチがなーい。

どーする?
駅にかえる?
あ、あった!え?1900円とか2000円?
うーん。

とりあえず歩く。

どっち曲がる?
あー、かに道楽や!

と、そちらへ曲がると、赤い看板に
・お刺身定食 1000円
・ふぐの唐揚げ定食 1000円
・明太子スパゲティ 1000円

ビルの3階。

どうする?どうする?
エレベーターのドア開いたら、もうそこにのれん掛かってて、引き返せないパターンやったらどうする?

や、大丈夫!走って逃げよ。

とかなんとか言いながら、ドア🚪が開いて、、、、


閉まろうとするドアを押さえてそーと覗いてみた。



ん?
どっちだ?
左右に何やら入り口が?
だいぶんと体を出さないと分からず、暖簾の方に首を伸ばすと

いらっしゃいませ〜


と、女性の軽くも重くもないお声❤️


チラッと見えた彼女は着物に白い割烹着で、若めの綺麗系🌟


おばちゃん、そんな人にまた弱い(笑)


まさかの割烹にどきどきしながら、一緒の彼女に「こんなとこ、普通に入りにくい、でも今なら2人やし、いっちゃえー!」とほぼ返事を聞かずに入るわたし(笑)


店内は小さな2片だけのカウンターで、奥に2部屋の個室があるそんなに広さはないがきちんと片付いた場所。

奥の襖の向こうから女性の話し声がしたが、カウンターは誰も座ってなくて、ちょっと凸凹するのがずっと触ってしまう木の模様?フェイクだったのかな?
そんな感じのカウンターに座らせてもらった。

「お刺身定食は終わりましたがー」

座るまでにすでに
「ふぐの唐揚げお願いします」と注文していたので、腹へりをなんとなく伝えたかも


もしかして大ヒット?と思いながら今日の会議の話をしていたら、またお客さんが入ってきた。

お、、、お客さん来るんだ。
と、当たり前なのになんかわざわざ思った。どうやらわたしたち2人とも同じことを思ったみたい。なんて失礼なやつだ。

その人は会社の昼休みのようで、首から社員証をぶら下げていた。

程なく「わたしの」ふぐの唐揚げ定食がお越しになった🌟

まあ!美しい🌟
器もうちの安もんとはえらーい違い。
かも?食事って空気感で勝手に高級にしたり低級にしたりするもんね。
見習おう。

どれもしつこくなく、あっさり。
とりあえず満腹にという街中の外食は白いものか油物でとにかくパンチ!!が多い中!

こーれーは!
大当たり🎯🎯🎯


これで1000円!
やった!めっちゃラッキーこっちに曲がって良かった!かに道楽見えて良かった!
赤い看板サイコーやーとか2人盛り上がる(笑)

今日で3回目の人です。


ひじきは合い挽きミンチで仕立ててあってお出汁使わず煮含めたとのこと。
まねしよー

あとは聞いてないけれど、夜のメニューとか定休日とか色々聞かせてもらいました。

そんな風に盛り上がってるわたしたちに感謝を述べられる女将さんもそうですが、居合わせた社員証の女性とも普通に話をしていた。

次もよければご一緒にみたいな感じでお話しするので、思わず名刺を出そうかと思ったが、辞めといた。
えんがある人は必ず2回目があるからまた必然のような偶然を楽しみにしようと。

そのかたはわたしが話していた「おばちゃんの文句はお金になる」をリピートされて、そうなんですよ、おばちゃんの文句は貴重で、これを改善することがビジネスに繋がるんですよ〜それをいち早く取り入れてる人いますよね〜

だから、文句言う人の口を全力で塞いだら勿体無いんですよ。んで、全力で口塞ぎするのは同じ承認欲求を持つおばちゃんたちなんだから、ただ、寄り添えば滞りなく進むのになーって感じてました。


ってなことを偉そうに話してきました。

そんなこんなしてると、その方の「フグの唐揚げ定食」が運ばれてきて、そうしているとスーツの男性会社員が入店。

わたしたちの間、カウンターの角になるところに座られたのだ。

自分が挟まれて女性同士が話すのは嫌かろうと思い、少し憚りながらいると、わたしたちの話を聞きながらも笑顔!

この空間に女将の「来てもらいたい客を呼んでるんじゃないか」と感じた次第。

すみません、間に挟んでおしゃべりして、、、と言ってみると

またしても健やかな優しげなエネルギーで

いえいえ、全然(笑)
お刺身定食も美味しいですよ

と。


おお、ここは楽園か?
素敵な笑顔と共にそうおっちゃる男性は35、6なところかな?

あ、、、そうなんですね、じゃあもう一度いただきます???
いや(笑)、次回は是非。あ、でもそのひのランチに芽が眩みそうだから、、、えーっと。よく来られるんですね。ありがとうございます。

と言うと、あ、でもまだ2、3回です笑


と。

みんな笑顔。
さっきの会議もすっかり忘れてひととき幸せ感満載でした。



打ち上げはここにしよう。
まだ始まったばかりの大人の委員会活動も先に楽しみがあればできるだけシンプルに楽しめるかなと。
自分から飛び込んだ「大人に見えるけど、真実みんな育ってなく無い?」な集まり。

ここから、学びますわ。この年になって(笑)

なんで、人は我慢してまで頑張るのだろうか。
外側から見える自分を硬い甲冑のような殻を纏って「守ろう」とするのか。

守る意識が戦う意識になる。
なら、最初から守らなければいい。

何よりも強いのは「丸腰でいること」。

戦わない。
わたしが決めたことはこれ。

誰かとではなくて、自分と戦わないと決めたのさ。
日々、自分にファイティングポーズをとって拳を握り、叩きのめしていた。

それに気づいて、馬鹿らしい!やーめた!

ってね。
何をどうして自分を叩きのめしているかの検証をしてきて、8年経ってやっとあらゆる戦いを終わらせた気がするよ。

ふふ。

「箔」ハクとな。

遅ればせながらお店の情報をここに。

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