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うーんと広がる宇宙に毛虫の自分を置く。

煮えたぎるほどの熱い熱いマグマがわたしの深いところに「在る」。

どうにかして、消そうとしても、無理。

在るんだ。
ある。

無きものにしようとしてきた。

どうせさんのように。



憎しみ
恨み

これらは「あってはならない」
それらを書き換えたり
浄化したり
昇天させることで
「いい人(望む理想のわたし)」になれるんだと。

教わったし
それしか道はないと
思い込んだ。


大間違いだったね(笑)


煮えたぎるわたしは、今感じるが、悪夢なわたしや卑しいわたし、血肉を欲するわたし、、、は薄々感じてはいた。

でも、人聞きの悪さや「そんなやつ」と思われることが嫌で感じることすらしなかった。


がちゃりと箱の中。


理想の自分は
どんなものか?


本当のわたしはそんなにひどいものなのか?


何度も脳内小さく見ようとするわたし。
そうする毛虫を恭しく手に乗せて。

うーんと広がる宇宙に毛虫の自分を置く。


小さいよ。

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