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2022年4月の記事一覧
逆噴射小説大賞第一作目
山の神さま
木の枝を払いのけ先を見通すと細い川が見えた。俺は山道を迷ったのだ。
なんのことはない山すその神社を通り、登山道を道なりに歩き、いつしか道なき道の石がきを登っていた。そしてここがどこかわからなくなった。
だが川があるなら楽勝だ。俺は近づこうとした。そして、足を膝まで飲み込まれた。
なんだこれは!俺の知ってる山じゃないぞ。
川すそには枯葉の積もったぬかるみだらけだ!
そこここで蛙が鳴
サイボーグ・バード 2
どうやって店へ行くかだって?
こんな配線はぶっちぎってやりゃいいんだよ!
何故なら生命維持装置の中には鳥の餌から抽出した雑穀、昆虫エキスしか入ってないとわかったからだ。
身体が重いな。歩くのも一苦労だぜ。俺はまっすぐジャンク屋に向かった。
人目など気にならない。不気味な機械鳥など誰も触ろうとしなかったからだ。頭だけ生身だしな。
「おう、商品見せてくれ!」
店主が驚いて叫ぶ。
「なんだお