ウズ・弥七

ウズ・弥七。

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    ウズ・弥七の雑記です。昔は鶏幸龍の名前でした。

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    思いつきで書いたSS置き場です。

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固定された記事

ルースター・マン

俺はルースターマンだ。 ルース・ターマンではない。ルースター・マンだ。 人間の身体に軍鶏の脳を移植。 闘争本能と身体能力を強化した、それがルースター・マン。 俺は軍…

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シュタイフのコッカレル

シュタイフのコッカレル

ウズ・弥七
3週間前
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風邪引きました

風邪引きました 喉風邪でダウン 薬でボンヤリ まだ治りきってないのでこの辺で

ウズ・弥七
1か月前
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苦しい年明け

元旦に能登地方で巨大地震が起こった。 2日には旅客機が燃え上がった。 すっかりショックを受けた私は東日本の震災がフラッシュバックしてカーテンも開けずほとんど食べず…

ウズ・弥七
2か月前
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カマキリフィギュア

ウズ・弥七
3か月前
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耳の穴から見える心臓 2

「おい!どこ行く気だ!」 心臓は血管を引き摺りながら台所へと走っていく。そして!動脈をなんと水道の蛇口に接続した! 「馬鹿!水じゃ生きられ…」 信じられない、目の…

ウズ・弥七
5か月前
1

苦悩

被害妄想が激しい。 ある程度付き合った人たちが信じられない。 大抵の人は私と距離を置いている。 こちらもうまく話せない。 誰も信じられない。自分も廃棄物のような人…

ウズ・弥七
5か月前
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鴉のおとぎ話

こんなつらい日は誰かに会いたい。 1人で帰って寝るのは虚しい。 ここはただでさえ人気の少ないところだ。 「あーあ、店に入る金さえありゃな」 俯いたところで声をかけら…

ウズ・弥七
6か月前
19

サワガニ姫 4

数日間愛らしい妖精姿のサワガニ姫と暮らした。 だが、その日はやってきた。 「ねえ、私、故郷の川の様子を見てきたいわ」 俺は慌てた。 「川に帰っちまうのか?」 「違う…

ウズ・弥七
6か月前
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耳の穴から見える心臓

おかしいぞ、俺、つまりタカヒロは耳掃除してただけなのに。 なんだ?この動悸は? 「この野郎!ここから出しやがれ!」 声がする、タカヒロの胸から。 「俺はこんな狭い…

ウズ・弥七
6か月前
23

トルネードバトル5

源一郎とカイシンはへのへのもへじの実態を捨て、思念だけになって漂っていた。 「俺は嫌だぞ」 「悪かった」 源一郎が素直に詫びた。 しかしムカシトンボは頑健だ。 太…

ウズ・弥七
7か月前
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トルネードバトル4

「おい!源一郎!」 小さく畳まれ、箱状になったムカシトンボのそばでへのへのもへじ状のものが漂っている。 「なんだ?カイシン」 もうひとつのへのへのもへじにダッシ…

ウズ・弥七
7か月前
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トルネードバトル 3

ムカシトンボは源一郎とカイシンを乗せてほぼ垂直に上へ飛んで行く。 出せる限りのスピードを出して。 「おい、これ成層圏突破するぞ!」 源一郎は涼しい顔だ。 「ああ、…

ウズ・弥七
8か月前
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タツマキフィギュア

ウズ・弥七
8か月前

夏の空

ウズ・弥七
8か月前
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トルネードバトル 2

「おい!カイシン!」 「おう!」 エンジンのない気球でどうやって無名の男を追うのか。 「何か隠してやがるな」 「そうさ!」 カイシンが足元のボックスを操作するとバタ…

ウズ・弥七
8か月前
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ルースター・マン

ルースター・マン

俺はルースターマンだ。
ルース・ターマンではない。ルースター・マンだ。
人間の身体に軍鶏の脳を移植。
闘争本能と身体能力を強化した、それがルースター・マン。
俺は軍鶏に酷いことをしやがる人間を取り締まっている。早速困ってる軍鶏からヘルプが来たようだ。
もうフラフラなのにまだ闘わせようとしてるようだな。
高く高く飛び上がるとシャモ・アイで現場を発見した。一直線に降下、軍鶏をけしかけてる人間の脳天に蹴

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風邪引きました

風邪引きました
喉風邪でダウン

薬でボンヤリ

まだ治りきってないのでこの辺で

苦しい年明け

苦しい年明け

元旦に能登地方で巨大地震が起こった。
2日には旅客機が燃え上がった。

すっかりショックを受けた私は東日本の震災がフラッシュバックしてカーテンも開けずほとんど食べず寝込むようになってしまった。

太陽の光が浴びられないのでセロトニン不足になり、頭痛や落ち込み、希死念慮が出始めた。
身体もふらつきいいところなど一つもない。

なんとか病院や訪問看護などのお陰で原因もわかり、今は回復傾向にある。
ただ

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耳の穴から見える心臓 2

耳の穴から見える心臓 2

「おい!どこ行く気だ!」
心臓は血管を引き摺りながら台所へと走っていく。そして!動脈をなんと水道の蛇口に接続した!
「馬鹿!水じゃ生きられ…」
信じられない、目の前の心臓はどんどん巨大化していく。それだけじゃない、デカくなる心臓の周りに心筋が現れ始めた!

「さあ!いっちょやるぞー!」
そう叫ぶと巨大心臓は水道に赤い血を送り込みはじめた。
送水ポンプを超える力らしい。

このアパートのすべての水道

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苦悩

苦悩

被害妄想が激しい。
ある程度付き合った人たちが信じられない。

大抵の人は私と距離を置いている。
こちらもうまく話せない。

誰も信じられない。自分も廃棄物のような人間だと思う。
なんてダメなんだと頭を抱える、自分の頭を殴りたくなる。

最近は空腹でも食べたくない。ふらつくがそんなことには構ってられない。

誰か助けて欲しい。

鴉のおとぎ話

鴉のおとぎ話

こんなつらい日は誰かに会いたい。
1人で帰って寝るのは虚しい。

ここはただでさえ人気の少ないところだ。
「あーあ、店に入る金さえありゃな」
俯いたところで声をかけられた。
「おい、あんた」
「!!」
「怪しいもんじゃねえ、暗いからわからないだろうが俺は鴉だ」

鴉だと、言葉を喋ってやがる。

「来いよ。鴉酒をご馳走してやる」

俺は戸惑いながらもふらふらとついて行った。
真っ暗闇だが気配はした。

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サワガニ姫 4

サワガニ姫 4

数日間愛らしい妖精姿のサワガニ姫と暮らした。
だが、その日はやってきた。
「ねえ、私、故郷の川の様子を見てきたいわ」
俺は慌てた。
「川に帰っちまうのか?」
「違うわよ、あなたも来るのよ。蟹になって」
!!俺も蟹に!
「私があなたを蟹に変えるから、故郷の蟹たちに挨拶してちょうだい」
え、それって…
「も、もしかして結納??」

「あなたさえよければ」
はにかむサワガニ姫。

人間、俺は人間だ。

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耳の穴から見える心臓

耳の穴から見える心臓

おかしいぞ、俺、つまりタカヒロは耳掃除してただけなのに。
なんだ?この動悸は?

「この野郎!ここから出しやがれ!」
声がする、タカヒロの胸から。
「俺はこんな狭いとこ嫌なんだよ!出て行くぞ」

タカヒロはあたふたしながら
「誰だお前、俺の体の中にいるな!?」と叫んだ。

すると
「俺はお前の心臓だよ、もうこんなとこで脈打つのはまっぴらだ。今からそのガサゴソしてるとこから出て行くからな!」

ガサ

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トルネードバトル5

トルネードバトル5

源一郎とカイシンはへのへのもへじの実態を捨て、思念だけになって漂っていた。

「俺は嫌だぞ」
「悪かった」
源一郎が素直に詫びた。

しかしムカシトンボは頑健だ。
太古からの生命力のおかげだろうか。

カイシンは聞いた。
「そもそもあの名無しの奴、何が目的なんだ?」
源一郎は眉間に皺を寄せて
「太陽の熱されたガスを狙ってるんだろう」

納得の行かない顔のカイシン。
「高熱のガスを持って帰るなんて不

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トルネードバトル4

トルネードバトル4

「おい!源一郎!」

小さく畳まれ、箱状になったムカシトンボのそばでへのへのもへじ状のものが漂っている。

「なんだ?カイシン」

もうひとつのへのへのもへじにダッシュがついたものが返事をした。
「なんだじゃねぇ!呪いってこれかよ」

「ああ、実態があったらひとたまりもない。思念体として存在するというわけだ」
「だからってなんでもへじなんだよ!」
「そう言う趣味の呪い師だったんだ」

ムカシトンボ

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トルネードバトル 3

トルネードバトル 3

ムカシトンボは源一郎とカイシンを乗せてほぼ垂直に上へ飛んで行く。
出せる限りのスピードを出して。

「おい、これ成層圏突破するぞ!」
源一郎は涼しい顔だ。
「ああ、こいつに乗ればそのくらい行ける」
「酸素は?」
「こいつは呪いがかりのトンボだ、心配するな」

加速!加速!加速!
素晴らしいスピードで飛んで行くムカシトンボ。

そして、ついに!

「あれなんだ?」
「太陽だな」

「太陽だと?!!!

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トルネードバトル 2

トルネードバトル 2

「おい!カイシン!」
「おう!」
エンジンのない気球でどうやって無名の男を追うのか。
「何か隠してやがるな」
「そうさ!」
カイシンが足元のボックスを操作するとバタバタと大きな音が響き、巨大な昆虫の翅が展開した!
「なんだこりゃ…トンボの翅か?」
カイシンは言った。
「ムカシトンボの遺伝子から再現した昆虫の翅だ」
デカい!1枚の翅が10メートルはある。

だが…

「どこ飛んでったかわかんねーだろ

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