子どものOuter Wilds進捗メモ
Outer Wilds Switch版のパッケージソフト購入を機に我が子がプレイを開始しました。
ヨドバシから届いた段ボール箱を開けてパッケージが見えた瞬間、なぜか自分よりも子どもの方が喜んでいました。
毎日宇宙であった出来事を喜々として伝えてくれるのがこちらもうれしい。
その思い出を残しておきたいのでnoteに記録を付けていくことにしました。
しかし本作は主に言語面の理由(漢字とかよりも小難しい表現が多いから)で、小学生にはかなり難易度が高いと思われるのも事実。おそらく結末まで辿りつくことができないと思いますのでご容赦ください。
どのくらい手を貸すかは、本人の意思とそのときの状況によって判断しようかなと思っています。
子どものころ途中で投げだしたゲームを将来思い出すというのもそれはそれで大切なことだと考えています。
紹介
子ども
・小学校中学年
・漢字は不思議と学校で習っているもの以上に読むことができる
・こわがり
・Outer Wildsは数年前私のプレイをちょくちょく見ていた。本編とDLCのラストのシーケンス部分は記憶があるかもしれないが、少なくとも手順はわからないはず
・Outer WildsのBGMが好き
・とてもいい子だけど決してゲームや謎解きが得意なわけではないと思います。地力でクリアしたゲームはピクミン3~4、マリオ、ティアキン、大神、ポケモンSV、テラリアなど
わたし
・Outer Wildsは本編、DLCともにクリア済み
・だけど細かな攻略は憶えていないためピンポイントのアドバイスはしたくてもできないはず
・いつもプレイを見ているわけではないですが、子どもが沢山報告してくれるのである程度状況は判断できるかも?
ネタバレについて
ここから先はネタバレだらけです。
実を言うとかなり初っ端からめちゃくちゃ核心にせまる場所に到達してしまったりしています。現在プレイ中の方は特にご注意ください。
Day1
・パッケージを開封したので、就寝までの30分間おためしでプレイさせてあげた。
・目覚めた瞬間マシュマロを焦がしまくって大笑いしてた。
・まずは発射台に上がるためのパスコードを探してみようね、と。このあたりはゲーム内ではあまり印象に残る形で目標を示してくれないので、指示してあげた。
・シグナルスコープのかくれんぼを始めて、隠れている場所まで辿りつけず本日は終了。(これジェットパック装備できてないと探しにくいよね?)
・探査艇のモデルロケットを見つけたがっていた。
Day2
・仕事を終えると早速報告が。なんともう宇宙に出れたらしい!
・子ども「アトルロックへ行ったよ」「脆い空洞に行ったけどブラックホールに落ちたんだよーあはは!」「どうしようもなくなったからゲームをやり直したんだよ」とのこと。
・このゲームは死ぬことで大切な情報が記録されていくんだよ。死んで次に目覚めたときにセーブされるからね。死ぬことは全然怖くないから、行き詰ってもリセットせずにちゃんと死ぬんだよ。ということは教えた。
・惑星への着陸方法はだいたいざっくりと墜落する感じだった。着陸したらちゃんと探査艇は修理していた。
・基本的な操作は教えてあげようと決めていたから以下の3つを教えてあげた。
┗自動航行の方法
┗着陸カメラを使った着陸方法
┗ループ後に航行記録を開くと新しい情報が記録されること
・「速度同調」も超重要テクニックだとは思うけど、まずは目的地にたどり着ける最重要だと思うのでまた別の機会に。
・シグナルスコープのする方向に向かってEskerと脆い空洞の量子のかけらを発見していたので、ちょっとアドバイスしてちゃんと現地で対象物にシグナルスコープを当てると名称が記録されることを教えてあげた。
・量子のかけらは目を離すと移動することに気づいていた。
・子ども「早く(アウターワイルズベンチャーズの)仲間に早く会いたいんだよ!」とのこと。
Day3
・Riebeckに会えた!(このときは一緒に見ていた)
・子ども「脆い空洞で脱出ポッドを見つけたよ」「でもすぐブラックホールに落ちてこわい」
・そのあと「巨人の大海に行ったらGabbroに会えた!」とのこと
・子ども「Gabbroはループのことも知っていてね、すごくやりやすかった」「ぼくGabbroが好き」
・やりやすかった、ってすごくリアルで出会った人みたいに言うね~
・子ども「あと巨人の大海に闇のイバラのかけらみたいなのが落ちてたんだよ」「死んで目が覚めたときに巨人の大海から出ている何かが毎回違う方向に飛んでるんだよ」「でも巨人の大海に行ってもそこに行けなかった」
・子ども「Gabbroが瞑想の仕方を教えてくれたよ。これで死ぬときに静かに過ごすことができるよ」(たしかこんなことを言っていた気がする)「Feldsparに一番会いたいけど闇のイバラがこわくてどうしても入れない」
結構重要な発見いっぱいしてるなと思う。テキストを複合的に思考する系や、時間をかけて探索する系は全くできていないけど、ピンポイントで見つけることができる系統のものがすごい。
Day4(午後)
・町内のおまつりに子どもと行った。子どもはおうどんを食べて先に帰宅し、自分はまつりの片付けまで全部済ませてから帰宅した。1.5時間差くらい?
・帰宅したら子どもがNomaiのシャトルに乗っていた。
・子ども「Nomaiの宇宙船に乗ったら帰れなくなっちゃったんだよ~」
・シャトル見つけたんだ、すごいね~それ操縦方法がわからないよね
・シャトル内のレコーダーを読んでみたらSolanumのメッセージが書かれている。
・ん?????
・子ども「さっき量子の月に初めて着陸することができたんだけど宇宙船に乗ったら帰れなくなった」
・え、量子の月に降りれたの?どうやって?
・子ども「いつもはすり抜けるんだけど何度もやってたら今回は着陸できる場所が見えて降りることができた」「Nomaiの服を着た遺体がいたよ」
・んーそのレコーダーのメッセージだけでもスクリーンショットをとっておいて一応話を憶えておきなよ(内心:うわー!うわー!うわー!!)
・何度も聞き直しちゃったけどとりあえず平静を保っていた私はえらい。
・このシャトルを帰還させても脆い空洞の重力砲に戻っちゃうんですよね。期間地点も超重要ですがかなり崩壊してて探索は出来る状況ではなかった。
・ループ後に航行記録を開かせたらスッカスカの航行記録の中に現れる「量子の月」が。「私は量子の月に着陸することができた。」って(笑)
・もう一度量子の月に行ってみて、と子どもにお願いし、チャレンジしてもらったけど量子の月に降りることはできず。どうやって降りれたかわからないとのこと
・子ども「わかった、さっきのレコーダーに、かならず南極にたどり着くと書かれていたから量子の月の南極に降りればいいんだ」
・といい、南極を調べようとしてもどこが南極かわからず結局降りれずじまい。
・そんな風に仮定をして試すことはとても素晴らしいから、見聞きした情報からどんどん色んなアイデアを考えてみるんだよ。とお話した。
・結局偶然だったみたいだけど本当にびっくりした。できれば量子の月に居るタイミングに居合わせたかったけど、もしかしたら気が動転してもっと探索させてしまっていたかもしれないのでこれで良かったかも。
Day4(夜)
・子ども「アウターワイルズで怖い話なんだけどFeldsparは闇のイバラにいるはずなのに、木の炉辺からもハーモニカが聴こえてくるんだよ~」
・そうだねそれはこわいよね
・深宇宙探査衛星のそばにいて「どうしても近づくことができないんだよ」と言っていたから、速度同調を教えてあげた
※パッケージ版のソフトを一番最初、子どもが勝手に起動したから既にDLCがインストールされてしまっています。
<10/28追記開始 大事なところを書き忘れてアップしていました。すみません。>
・プレイを見ている最中、「侵入者」に着陸した。着陸カメラの操作うまいじゃん!さすが着陸カメラ得意ニキである私が教えただけのことはある。
・と思ったら偶然現れた侵入者の洞窟にスッと入っていった。こういうところ”持ってる”んだよなあ!
・「幽霊物質の反応」を見て、リトルスカウトを穴に投げて写真を撮りながら危険な場所の反応を調べてる。こんなことは教えていなかったと思うんだけど!!(ちなみにこの後で、幽霊物質の結晶があってもオーロラみたいなのが出ていない部分は大丈夫だよと伝えてみたら、「わかってる!」と言ってた。やっぱり理解したうえで、投げる応用までやってたんだ)
・いいところまで進んだけど幽霊物質に焼かれて帰還。しかし本当に持ってるねえ。
<10/28追記ここまで>
・一緒に寝るときに、改めて、「仮定をしたらそれだけではなんでもないことだけど、それを試してみることで"素晴らしいこと"に変わるんだよ。それは成功しても失敗しても素晴らしいことには変わらない。どんどん次の仮定をしていくことが更に大事なことなんだよ」ということをお話した。