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#049【なんという幸せ】服を絞るメリット

服の所持をワンカテゴリーワンアイテムに絞る最大のメリットは信用度が上がります。

嘘だ、関係ないとお思いでしょうが想像してみてください。クローゼットを開けて着る服が決まっていたら家を出る寸前までコーディネートを考えなくて済むため、遅刻がほぼなくなります。
服を手に入れる際に入れ替える形で持っている同ジャンルの服を手放すので購入する際の罪悪感がなくなります。
なので家族にコソコソ隠れて服を買わずに済みますし、服を買うことでガミガミ言われることもありません。

無いものを補充する感覚で服を買う行為は洗剤やシャンプーの詰め替えと似ています。
多くの服好きがこの感覚で服を買ったのはきっと服を好きになる前でしょう。
私もそうでした。

以上のことから服をワンカテゴリーワンアイテムに絞ると遅刻や散財から遠い人間になり、対人関係が良くなり信用度が上がります。

服が決まらず遅刻魔に

現代はお金より信用を稼ぐ。
キングコング西野亮廣さんやホリエモンこと堀江貴文さんの界隈でよく耳にします。
彼らのような凄腕のビジネスマンでない我々一般人が一発で信用をなくす行為は「遅刻」と「嘘」でしょう。
まず筆者は家を出るギリギリに起きたわけでもないのに何故か遅刻をするということが人生で何度もありました。
その原因は服がありすぎてコーディネートが決まらなかったからです。
コーディネートが決まった頃にはすでに家を出なければいけない時間が過ぎているなんてことが多々あり遅刻魔のレッテルを貼られました。

しかし服を絞る。
季節毎にお気に入りのコーデを一つだけにする。
こうしてコーディネートに悩む時間がなくなったことで気づいたら家を出ないといけない時間ってことがなくなりました。

通販が届くたびに家族に小言を言われる日々

筆者はYouTubeでも活躍されているMBさんのオンラインサロンの一期生でした。
オンラインサロンに入った大きな理由は彼の作るオリジナルアイテムが優先的に買えるという権利のためでした。
晴れてオンラインサロンに入会した当初は今のように毎週アイテムの発売があるわけではなく突発的に年に何回のイベント的な感じで作られていました。
年に何回かのほうが逃すと損だという気持ちが強くほぼ全型買う勢いだった気がします。
それに加えて毎週送られてくるメルマガで紹介されるユニクロやドメスティックブランドのマストバイ品も買うわけですからほぼ毎週家になんらかの服が届く生活だったのです。

そうすると家族からは「なんか届いてるで」「また買ったん」と小言が増えます。
それが嫌だったので今度はバレないようにコンビニ受け取りにしたり、家族のいない時間に届くようにしていました。
ですが服は届いたら着るわけで着てる姿を見られると「そんなん持ってたっけ?」「また買ったやろ?」と結局追求されることになります。
そんな時に「前から持っていた」とまた小さな嘘でしのごうとする自分に嫌気がさしながらも染みついた行動はやめられません。
ついにはすぐに着るとバレるからと届いてもしばらく封を開けずクローゼットに寝かせて新鮮さを出そうとしますが届く服の量が多く寝かせきれないので結局バレるのです。

トップスとジャケットで現在8着

しかし今現在、服をワンカテゴリーワンアイテムにしクローゼットに12着ぐらいにしてると家族までもがその服をいつ手に入れたか大体把握しているので小手先の嘘をつかなくて済みます。
新しく服を買う時は入れ替えるように同じカテゴリーの持っているものを手放すわけですから無い物を補充するのは洗剤やシャンプーの詰め替えと同じ必要な行為として堂々と服を買えます。

ここで筆者の仮説を。
母親等女性からの指摘がほとんどの「また買ったん?」現象ですがこれは人間にはファッションは女性のモノという価値観が遺伝子レベルで刷り込まれているため女性の自分より服を持っている男性には悪気なく一言言いたくなるのではないかと思うのです。
筆者の周りの服好きは同性も異性もいますがこの現象で悩んだりビクビクしているのは圧倒的に同性の男ってことからもこの仮説はかなり信憑性が高いのではないかと思います。

服持ちと服好きは違う

上に書いた「遅刻」と「嘘」は服の持ち過ぎが理由であって服が好きが理由ではありません。
筆者は服を絞りましたが現時点のクローゼットの中の服の数は12着でジャスト100万円ほどです。
ベルト、スカーフ、鞄、靴を除いてこの額なので服好きの中でも結構かけている方だと思います。
だからそう、持ちすぎと好きは切り離せるんです。

自分に正直に

ここまでの話を聞いた周囲の服持ちで服好きの方の言い分の一つに服はファストファッションや古着で抑えるからいうのがあります。
ちょっと待ってください。
抑えるって本心を抑えてるってことではないですか?
今のファッションは古着等から着想を得たデザイナーがパリやミラノのコレクションで出すデザインがどんどんファストまで降りてくる構造です。

前述のMBさんはこれを流行のシャワー効果と表現しています。

http://www.neqwsnet-japan.info/?p=844

つまりコレクションを見るような服好きが見つけたら片っ端から買う古着やファストファッションの良品は直近に見たコレクションブランドの物が元ネタなんです。
(服好きが古着屋で発する「これ〇〇っぽい」の〇〇にはコレクションブランド名が入ります)
だとしたら本心は自分に影響を与えたそのコレクションブランドのアイテムが欲しいのではないでしょうか。
筆者の本心はそうでした。
なぜかお茶を濁すようなアイテムは一着で満足できないので結局本心で欲しかった物が買えたぐらいの額を使っていたということもあるあるです。

本心に正直であるほうが満足度の高い消費行動が取れるということがわかった現在は服の量も自分の本心に蓋をする言い訳もイタズラに増えずに済んでます。
下手な言い訳も嘘並に人間関係に影響を与えると考えます。

まとめ

というわけで服の所持をワンカテゴリーワンアイテムに絞ると信用度が上がるということについて書いてきました。
ファッションをやっている人は

カッコよくなるために服に興味をもつ→服にハマる→服を持ちすぎる→カッコ悪い行動を取る→信用を無くす
とこの記事を読んで持ちすぎた結果当初の目的のカッコよくなると正反対の結果が待っているとわかっていたら歯止めがかかるはずです。

カッコよく、人間関係も良好にファッションを楽しみましょう。

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