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#11 商品開発はアイスだけではない

皆さんこんばんは。

先ほど、PV1000達成の投稿を上げさせていただきました。


皆さん、いつも読んでいただきありがとうございます!


今日2本目の記事は、アイスの「商品開発」に関することを書きたいと思います。

タイトルにもあるように、アイスの商品開発者はアイスのレシピ作りをすればOKというわけではありません。

これはどういうことか?を説明させていただきます。

今回は、最近僕がはまっている「ハーゲンダッツ キャラメルホリック」を題材にして説明していきたいと思います。

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説明に入る前に!!

この商品、本当に美味しいので是非食べてみてください。

キャラメルアイスはもちろんなんですが、キャラメルソースとのバランスが抜群です。

ソースも適度な塩味が効いていて、とても美味しいです。

さてさて、感想はこの辺にして、本題に入っていきます!


どんなアイスにするか?

まず、この商品を作る際に考えることは、「どんなキャラメルアイスにしようか?」ということです。

これは、実際僕が作ったわけではないので、仮説の話になります。

もし僕だったらの視点でお伝えします。

僕だったら、「ハーゲンダッツ」なので、「アイスクリームグレード」のアイスはマストで、ミルク感やキャラメルの濃厚感を感じられる味にすることをイメージします。また、使用するミルクもフレッシュな味わいを目標にします。

具体的にいうと、脱脂粉乳ではなく、生乳などといったように。

この目標とする味のイメージをした後に、

・レシピでどれくらいの量の乳製品を使うのか?
・キャラメルの濃厚な感じをどの原料で演出するのか?

を考えます。

こうやって、この商品で「大切にするべきポイント」を明確にし、その味が演出できるまで試作を続けます。

このように、アイスのレシピを深く考えるのは当たり前ですよね?

それでは、次に何を考えるか。に話を進めます。


どんなソースにするか?

次に必要なのは、何をトッピングに加えるのか?もしくは加えないのか?です。

先ほど、濃厚なキャラメルを楽しめる商品にしたいと考えていたので、今回は「キャラメルソース」を使うことを検討します。

この時点で、キャラメルチップを選ぶこともできます。

クッキーでもいいです。

何を選ぶかを決めるのは、商品開発者です。

(商品企画やコンセプトの時点で何を使うかなども決まっていることもあります。)

このソースを決めた後に「どんな味のソースがいいのか?」を決めます。

このソースに関しては、ソースを作る会社があり、そこに作ってもらうのですが、自分が作りたい味をしっかり伝える必要があります。

時にはレシピを開示してもらって、原料の量の指定などをすることもあります。

ソースの製造工程を変えてもらうこともあります。

こういったように、アイスの商品開発者ではあるのですが、ソースのことも知っていなければ、良い商品ができないのです。

僕も、ソース、ゼリー、クッキー、チョコチップ、コーンなど色々な素材をアイスに使ってきました。

その都度、作り方を勉強し、話し合いができるレベルにする。

これがとても重要です。

こうやって、トッピングのことも勉強することで、お客様に良さを説明できるのです。


最後に

今日は、具体的な商品を例に説明をしてみました。

いかがでしたでしょうか?

本日お伝えしたかったことは

アイスの商品開発者は、ソースやクッキーの商品開発をしている

ということです。

商品開発に興味を持って頂けたでしょうか?

いつも読んで下さりありがとうございます!

質問や要望などございましたらコメント頂けると嬉しいです!

では、また!


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