自分の中の好きが爆発した時

突然ですが、私は中学生の頃からラルクが好きです。

今から20年ほど前に聞いたNeo Universeという曲の「悲劇だとしても　あなたに巡り会えて良かった」と言う歌詞に完全にノックアウト。

そこから私のバンギャルライフははじまりました。

それまでは、アニメのキャラクターやジャニーズのファンをしていたのに、すっかり住む世界が変わってしまいました。

いつまでもミーハーなのはかわらないのだけど。

音楽に救われたことは沢山。

英語を勉強したのも歌詞カード。

好きな歌詞を英語に訳すと言う地味な作業をしていた受験生の頃。

そしてイギリスに住みたかった理由は、ボーカルのhydeさんがソロワークでロンドンに行きレコーディングをし、その当時のインタビューを何回も読んだから。

結果として、20代の後半三年をイギリスで過ごすことになった執念。

ラルクが好きでも、いつも一番好きな訳ではなく。

他のバンドに夢中になっていた時期もある。

でも自分の人生において、最も大切な曲は、20年近く変わらなくて。

先日の、コロナの影響で中止になってしまったMMXXのツアーでも演奏されていた。

このツアーのセットリストに入ってる

I'm so happyと、All year around falling in loveと、風に消えないでと、TIME SLIPは、私の好きな曲ベスト５に入っている。

本当にずっと大切な曲。

幸い、最後のチャンスで手に入れたたまアリで聴く事ができて、その時は好きが大爆発して、全身を使って泣いてしまった。

直立して居るんだけど、嬉しくて幸せで、こんなにみたされて、身体中の血液が生き生きしたようで、そして涙が止まらなかった。

泣くのを我慢しようとして、震えて、翌日全身が筋肉痛だった。笑

私は泣き虫だけど、こんな泣き方をしたのが初めてで、本当にびっくりした。

生きていて良かったと、もう何度も思った。

本当は目を開けて目の前の景色を見たいのに。

でもその空間にいて、生きて居る間に自分の好きな曲を聴く事が出来ただけでも、本当に幸せな事で。

そして、横浜アリーナのチケットも友人が取ってくれたので、そこでもう一度観られる事が奇跡！と思っていましたが、残念ながら中止で。

発表の後に泣いた。それはさめざめと。

私は好きなものに必死になっても泣くんだと、そこも発見だった。

そんな事が有った、という自分の記録。

感情は、自分の色んな側面をみせてくれる。

人の目を気にして、好きな物を好きを言えなかったこともあったけど。

やっぱり好きは、生きるための活力だ。

おしまい。