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【設立5周年】創業メンバー特別対談 ~ユーエックスワン今昔物語~

こんにちは。
株式会社メンバーズ メンバーズユーエックスワンカンパニーの下條です。
2024年2月で、メンバーズユーエックスワンは設立5年を迎えました!

そこで、今回は特別企画として設立時のカンパニー社長であった舟山さんと現在のカンパニー社長である大野さんに、色々とお話をお伺いさせていただきます。


-まずは大野さんと舟山さんの出会いについて教えてください。

大野さん:
一番最初の出会いは、私がメンバーズに入社した2016年の5月です。
案件に入った際、体制図の中に舟山さんの名前が書いてあり、現場にいらっしゃいました。

舟山さん:
当時は大手銀行グループのアカウント担当をしていましたね。

大野さん:
その時はあまり関わっていなかったのですが、しっかりと話をしたのは同年の8月頃です。
北九州拠点でレク委員会を発足することになり、メンバーズグループ全体のレク委員会の責任者をしていたのが舟山さんでした。

舟山さん:
よく覚えているね。(笑)
年月まで覚えているのはすごい!

写真左:舟山智裕さん(設立時のカンパニー社長)
写真右:大野歩さん(現在のカンパニー社長)

-ユーエックスワン立ち上げ時のエピソードを教えてください。

大野さん:
ユーエックスワン立ち上げに伴い、社長公募があり応募しました。私は落選してしまいましたが、舟山さんが社長に就任された際、立ち上げメンバーとしてお声がけをいただきました。

-立ち上げの際、大野さんを選抜した理由を教えてください。

舟山さん:
当時は一緒に業務をしていたわけではないので、ポテンシャルや案件での活躍は人から聞いて知っていました。選抜した一番の理由はやはり「若さ」です。若い人は情報の吸収力が早いので、メンバー選抜の際は重要視するポイントの一つでした。

あとは面談した際に僕とタイプが全然違った部分も大きいですね。
立ち上げ初期は同じタイプの人が居てもあまり意味が無いと考えていましたので、役割を分担して経営や営業を僕、採用や育成を大野君に任せられると思いました。

-今日に至るまで大きな壁を乗り越えたり、一緒に笑ったりとさまざま出来事があったと思いますが、それぞれ二人にとって一番思い出深い出来事を教えてください。

舟山さん:
沢山ありますね。

立ち上げ当時はあまり売上が良くない状況が続いていました。元々僕が営業やマーケティング領域の出身なので、即売り上げを期待されていた分、ご指摘をいただくことが多かったです。
一番最初の売上は14.7千円でした。(笑)

そこで、まだ社内制度や育成の準備をしている期間ではありましたが、「1ヵ月間、俺は会社の組織づくりに関することはしない。営業だけしてくる!」と大野君に相談して、営業だけに注力する月を作りました。
結果として売り上げに繋がり、少しずつ業績が伸びていきました。急成長し、単月黒字などの最速記録は今も塗り替えられていないと思います。

-「1ヵ月間、俺は会社の組織づくりに関することはしない。営業だけしてくる!」と言われた際、大野さんはどう思われましたか?

大野さん:
「別にいいですよ」と伝えた気がします。

舟山さん:
そうだね、言っていた気がする。(笑)

大野さん:
当時は在籍しているクリエイターも6名くらいでしたし、全員がまだ五反田オフィスに出社していたのでマネジメントも問題なさそうだと思っていました。
育成プログラムも形になっていたので、今後の運用ルールは私が案を作って、舟山さんに確認すれば良いと思ったのを覚えています。


設立当初のお二人

-続いては大野さんの思い出を教えてください。

大野さん:
私がカンパニー社長になる直前に、「しんどいです」と舟山さんに言って飲みにいったことですね。

舟山さん:
あったね!

大野さん:
当時はサービスや育成について考えないといけない時期でした。しかし、正解が分からずに行き詰ってしまい、どうすれば良いか分からなくなってしまいました。
その日は一晩中飲みながら相談していました。(笑)

様々な出来事がある中で、舟山さんは2022年4月にカンパニー社長を離れ、舟山さんから大野さんにバトンを渡されました。
-バトンを受け取った大野さんにとってこの2年はどんな年でしたか?

大野さん:
就任してからの1年間は苦しかったです。
最初は舟山さんが作り上げた環境を引き継いでいたのですが、営業メンバーも大きく変わり、1年目は苦労することもありました。営業・採用・育成のサイクルについて回し方を理解していなかったのですが、最初の1年間を通してやっと形にできました。
2年目はある程度回せていると思っているので、今後はさらに+αで何かをしないといけないと考えています。

-大野さんを陰ながら支えていた舟山さん。どのようなアドバイスをされていましたか?

舟山さん:
常に一緒に動きながら僕の仕事を横で見ていたので、進め方も理解していると思いあまり心配していませんでした。
そんな中でも一番心配していたのが、何かを決めて実際に動かす部分です。これが大野君の成長ポイントだと考えてアドバイスをしていました。

特にバトンタッチしたくらいの規模だと売上・営業状況は社長として理解する必要があり、どこに課題があるのかをキャッチアップすることが重要。結果として採用や育成をコントロールすることにも繋がるので、重点的に伝えていました。

将来的には大野君にカンパニー社長をバトンタッチしようと考えていました
が、想定より早いバトンタッチになったので色々な面で苦労をかけたかもしれません。(笑)

-今の大野さんを見て、舟山さんはどう思っていますか?

舟山さん:
とても成長していると思います!
社長はやった人にしか分からないことも沢山あるので、カンパニー社長に就任してからの経験は大野くんの財産となっているし、逞しくなってきたと思います。
組織が成長して大きくなった今、チャレンジできる時期だと思うのでダイナミックに挑戦してみてほしいですね。

-大野さん、今後のユーエックスワンのビジョンを教えてください

大野さん:
今後やりたいことはPdM事業の立ち上げです。

私達は、UXを出来る人が様々な企業やサービスに携わって、UXの観点からサービス運営をすることで世の中がより良くなっていくと思い、日々取り組んでいます。

今後は、お客様の一員として更にUXに関連する仕事に携わって、エンドユーザーに届いてから生活をより良くする部分まで見ていきたいです。
今よりもお客様と共に伴走するためには、運用の中でもPdMのポジションが必要だと考えています。

-最後に、お二人から一言!

舟山さん:
設立当初よりもUXが世の中的に重要視されてきているし、共通言語として当たり前なものに認識されてきたと日々感じています。

当時から掲げていた「元々持っているディレクター/デザイナー/コーダーとしてのスキル×UXスキル×個人の強みを合わせることで、100万分1のクリエイターを目指す」の通り、自分たちの目指したいオリジナリティを追及して、今後もチャレンジしてほしいと思います。

大野さん:
UXは当たり前の技術になっていますが、「UXのおかげで数字に繋がった」とは伝え辛い領域です。しかし、エンドユーザーに対するサービスを提供するお客様にとって、UXは必要不可欠で重要な領域であると思っています。
今後、求められるUXは少しずつ変化していくと思いますが、ユーエックスワンは独自の強みを持ち続けて、これからも世の中に発信していきます。


今回はお二人に素敵な話を聞くことができました。
立ち上げ時の苦労と挑戦が積み重なったからこそ、5年目の今があることを再確認できた貴重なインタビューとなりました。

UXの力で世の中がより良くなることを目指して、私達メンバーズユーエックスワンはこれからもダイナミックに進み続けようと思います!

本日はありがとうございました。