BOCCOを通じたおしゃべりがきっかけで、介護施設での無観客コンサートを実施してきました。
こんにちは、セールスチームの金川です。
BOCCOがつないでくれたご縁で、7月に介護施設の新形態イベントとしてコンサートを開催し、そこでピアノを演奏してきました!
会場は、株式会社マザアスが運営されているマザアス南柏(介護付き有料老人ホーム)の中庭です。
介護施設では、新型コロナウィルスの影響で家族との面会禁止が続いている状況。そのためイベントを実施することはとてもハードルが高いことです。
ですが、コロナだから・・・と、お元気なご入居者さまにとっての楽しいイベントを先送りにし続けるわけにはいきません。そこで、新たな試みとしてGoogle Meetを用いて、コンサートの様子を館内配信をすることに挑戦しました。
そもそもなぜコンサートをすることになったのか
実はわたしは平日はユカイ工学で働き、退勤後や休日に、ピアノの指導者をしています。
マザアス南柏でBOCCOを通じて声がけさせていただいていると、音楽という共通項にたどり着き、NHKの駅ピアノや、合唱の話、好きな作曲家の話などの、音楽の話ではとても盛り上がりました。
▼ BOCCOの声がけについてはこちら
この盛り上りっぷりを、BOCCOをマザアスに導入検討するにあたってのMTG中に吉田社長へお伝えしたところ
「うちの社員にギターや、歌を歌える人がいるよ。今度うちの中庭で演奏会してみようか」
とのこと。
🙌
BOCCOでおしゃべりをさせていただいていたら、
まさか演奏会のお話しをいただくことになるとは・・・・・・!!!!!!
とっても嬉しかったです。
こうして、わたしが演奏会をご一緒させていただくことになるのは、マザアス内で販促チーム所属のカメラマンの山岸さん。
コンサート当日の様子
コンサートは、もちろんコロナに配慮した形で進めないといけません。
入居者さまへは下記をお願いしました。
中庭に面した廊下もしくは、各階のデイルームと呼ばれる広場に設置された大きなモニターからご覧いただだく
音がうまくデイルームへ届かないなど、反省点は尽きませんが、このような形で実施させていただきました。
(どんな器材構成でやったのか、どんな問題があったのか、お伝えしたいことは尽きないので別途ご紹介予定です)
小一時間のミニコンサートのプログラムはこんな感じ。
合間にトークを挟みながら、楽しく演奏させていただきました。
〇ギターソロ
財津和夫:青春の影
中島みゆき:時代
〇ピアノソロ
ショパン:ノクターンOp.9-2
リスト:ため息
〇アンサンブル
三木たかし:心の瞳
東日本大震災復興支援ソング:花は咲く
まずは、吉田社長からご挨拶。
ミニコンサートがはじまります。
曲間にはトークを挟みつつ
上をみあげると、手を振ってくれているご利用者さんたち。
あ~緊張がほぐれます。
上から中庭を見下ろすと、こんな感じ。
廊下からの様子。
中庭をぐるりと囲むかたちで廊下からご覧いただきました。
デイルームではTVモニターを通してご視聴いただきました。
ソロ演奏中の様子。
最後には大きな花束をいただき、アンコールを。
この取り組みを、高齢者住宅新聞や、ミサワホームさんが発行している放夢新聞にて紹介いただきました。ありがとうございます。
最後に
介護の現場では初の試みとなる無観客コンサート。
おじいちゃん・おばあちゃんが演奏やトークの合間に、窓越しで笑顔で手を振ってくれて、耳を傾けてくれました。
皆さんの視線が本当にあたたかく、幸せに包まれながら演奏させていただきました。
リハーサルのときから、遠くから見守ってくれたおばあちゃんたちは、終演後には大きな拍手と笑顔をくださいました。
コロナ禍でなければ、おじいちゃん・おばあちゃん、おひとりおひとりに、直接会ってありがとうの気持ちを込めて、挨拶したかった。
そのくらい、わたしにとって演奏することの楽しさ、嬉しさを再確認させていただいた時間でした。
今後は、1拠点での実施が今後複数の施設内 / 居室内で楽しめるように、配信の問題など、反省点を1つずつ改善していこうと思います。
音楽の力で、おじいちゃんとおばあちゃんを笑顔にできますように。
ポスターの作成から当日の設営・運営、コンサート1週間前リハーサル立ち合いなど、マザアスの皆さまには、たくさんサポートいただきました。
ありがとうございました!
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