見出し画像

NYで撮影したQoobo新Movieの舞台裏を大解剖

こんにちは!
ユカイ工学 デザイナーの はらだ です🐶

メールマガジンなどでオーナーの皆さんにお知らせしていたQooboの新Movie🎥
Qooboサイトでもご覧いただけます!)

実は舞台はNY!
3色のQooboを連れて海を渡り撮影を行いました!

「一人暮らしを始めた私に、母がくれたのがQooboだった」
初めての暮らしに不安な女の子。そんな中、出会う人々からたくさんのQooboと一緒に受け取るのは・・・?

「こういう時、Qooboがいるといいな」という思いを詰め込んだ作品です😌みなさんぜひご覧ください🙌

そして今回は、どのように動画がつくられていったのか、舞台裏をご紹介します!


今回の動画制作工程

普段何気なく見ている動画。
裏側を覗くと、多くの人の力で制作されていることにハッとさせられます。

今回、撮影チームは少数精鋭ながら、国内外で多くの方にご協力いただき制作していただきました!


⓪ 制作依頼
ユカイ工学からAOI Pro.さまへ 動画制作の依頼。

----- ✂️ ここからAOI Pro. ✂️  -----

① 企画
動画の制作依頼内容を元に、監督やプロデューサーがテーマやストーリーなど動画制作の計画を立てます。資金調達、スケジュール引きなどもこの段階から着手。

② シナリオ制作
動画の設計図である絵コンテなどをつくります。
撮影場所やキャスト、小道具など必要な要素が可視化されます。

③ 撮影準備
キャスティングや衣装、小道具、大道具などの美術準備、カメラや照明、音声など技術準備が行われます。
撮影場所のロケハンもこの段階で。念入りに準備が行われます。

④ 撮影
いよいよ撮影。
今回は12月初旬の雪が降り積もるNYでの弾丸撮影でした。
撮影は動画のストーリーに沿って進められるわけではなく、短時間で効率よく撮影できるようにスケジューリングされます。
(通常5~6テイク撮影しましたが、中には1テイクしか撮影チャンスがない緊張のシーンもありました)

⑤ 動画編集
バラバラの映像をストーリーに沿って繋ぎ合わせます。
その際に、視覚効果やCG合成、音楽、字幕なども入れ込みます。
集中力が必要な作業のためストレスがたまりがち。
(監督もQoobo抱きながら作業したら良いかも…とおっしゃっていました)

⑥ 完成
完成した動画は一般公開する前に動画制作に携わった人々にお披露目!
動画データをユカイ工学に納品いただきました。
(ユカイスタッフも動画のクオリティの高さに大盛り上がりでした!)

----- ✂️ ここからユカイ工学 ✂️  -----

⑦ 公開
ユカイ工学YouTubeや各種SNS、Qooboサイトで公開中です!
加えて、もっと多くの方に動画をみてもらいたい気持ちでnoteを書いています✍️


絵コンテ大公開

絵コンテは、映像のイメージを可視化したもので、言わば設計図です。
制作に携わるメンバーの認識をすり合わせます。

普段あまり目にすることが無いのではないでしょうか?
ぜひ完成した動画と見比べてみてください👀

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7


制作者インタビュー

監督の齋藤俊道さん(AOI Pro. / 演出家)、主演女優のHana Bookmanさんにお話を伺いました!

画像18

左から、プロデューサー:伊藤さん / 女優:Hanaさん / 監督:斎藤さん
ユカイ工学に遊びにいらしてくれました🙌

ーーー 撮影秘話を教えてください

● 監督:齋藤さん
僕がこのお話を頂いた時点では、海外が舞台ではあるものの、国内で撮影する方向で話が進んでいました。
ただ、僕がこの企画をとても気に入ってしまい、「できる限り良い作品にしたい」という一心でニューヨーク撮影を提案させていただきました。
フィルムスクール時代を過ごしたニューヨークの地で、自分の渡米時の記憶に主人公を重ねながら演出に臨みました。

● 女優:Hanaさん
クーボと公園で撮影をしている間、周りの人たちが「あの謎の物体は何だろう」と思っている様子が面白かったです。

画像19


ーーー 撮影エピソードで印象に残っていることはありましたか?

● 監督:齋藤さん
撮影直前、吹き荒れるみぞれと時差ボケに意識朦朧となりながらロケ地の下見に行ったことが記憶に残っています。

画像20

画像14

あの状況でよくカメラマンと冷静にアングルを話し合えたなと我ながら感心します。撮影当日は見事に雪が積もり、きれいでした。

● 女優:Hanaさん
私自身ニューヨークでの人生をスタートした体験にリンクする内容が多く、このキャラクターの存在が身近に感じられました。


ーーー NYでの撮影で大変だったことも多かったのではないでしょうか?

● 監督:齋藤さん
日本からは自分1人で渡航し、あとは7人の現地スタッフや、主演のHanaさんをはじめとする現地キャストの皆さんと撮影をしました。
少人数ながらも温かみのあるチームで取り組めたことが、真冬の撮影だったにも関わらず、この作品全体に温もりを与えてくれたと感じます。

画像21

また、役者の皆さんがしっかり演技のトレーニングを受けているだけあって、即興演技にも堂々と取り組んでくれました。
僕からの修正にも即座に対応してくれる柔軟性に助けられました。

画像17

2日間の撮影にしてはロケーションの数が多かったので、冬のニューヨークの日の短さも相まって、常に時間との戦いでした。
苦労はしましたが、ロケーションの良さはしっかり映像に現れていると思います。

● 女優:Hanaさん
話の筋をいただいてから、即興で演技をしたので、どんなものが出来上がるのか楽しみでした。

画像23

日の出と共に雪が積もっている寒い中で、ロケーションを変更しながら撮影をしていたので大変でしたが、温かなチームだったからこそ乗りこえられた気がします。


ーーー 逆に楽しかったことはありますか?

● 監督:齋藤さん

今回のキャストはネットで募集したり、友達の友達にお願いして集まってもらいました。それにも関わらずとてもクオリティが高くて。NYならではだと感じました。

実はどのシーンもアドリブを入れてもらっていたんです。シーンごとに短時間に演技をつけていきながら進めましたが、僕が演技の指示を出さなくても良い演技をしてくれる人が多くて、クオリティ基準の高さを感じました。

画像17

大家さん役の彼女もかなりアドリブを入れてくれました。
彼女はオーディションの際に髪型を見て「Qooboに似ている!」と思って、このカットを追加したんです。

短い時間の中で進めなくてはいけませんでしたが、とても楽しかったです。
2019年で制作した作品の中で一番楽しかった。


● 女優:Hanaさん
タイトなスケジュールの中で自由に演技しました。
シーンごとに場所や共演者が代わりながら撮影を行ったので、他の役者の演技が観れたり、色々な場所に行けたのが楽しかったですね。

画像22

私は最初から最後まで参加したので、ストーリができていく過程も感じられて面白かったです。


ーーー こだわりポイントを教えてください

● 監督:齋藤さん
都会にやってきた主人公は、新たな環境にとまどい、その度になぜかプレゼントされるQooboに対してもどこかいぶかしげです。

画像15

しかし、次第に街に溶け込んでいくのと同時にQooboをも受け入れていきます。そんな少女の成長の過程を丁寧に描こうと、カメラの動き、色味の調整、小道具や衣装のチョイス、効果音や音楽にこだわり抜きました。

実はこのシーンでカメラマンと意見がぶつかったんです。

画像11

僕は長いレンズを使って、少女の視線に近いようなカメラワークにしたかったんです。けれど、カメラマンはもっと広くとらないと双眼鏡で見た感じになっちゃうと。限られた撮影時間内に折り合いをつけてまとめましたが、それぞれのこだわりを感じる瞬間でした。

あと、Qooboはロボットですが、人に寄り添おうとする心を持っているんじゃないか、ということをほのめかしたいと思っていました。

画像12

わかりやすい例としては、終盤のお医者さんシーンに出てくるQooboのレントゲン画像です。ロボットの内部構造に加えて、ハートマークを入れてみました。

ラストシーンでは5つのQooboがソファーに並んでいます。

画像16

僕の想像では、彼(女)らは自分の飼い主である主人公が他の男性に別のQooboをプレゼントしているのを見て、ちょっと嫉妬しているのではないでしょうか。

画像13

Qooboロゴが出る前のラストカットをよく見ていただくと、それぞれ毛並みが違います。ストレートだったり、カールしていたり…。例え同じ色でもそれぞれに個性を出したいということで、美術スタッフと一緒にQooboのヘアスタイリングをしました。

こうしたこだわりが功を奏していたかどうかは視聴者のご判断にお任せしますが、少しでもQooboを身近な存在に感じていただきたいという思いで演出を行いました。


ーーー Qooboへメッセージをお願いします!

● 監督:齋藤さん
僕は実家で毛の長いヒマラヤンという種類の猫を飼っていて、帰省時にはその毛並みとしっぽのモフモフ感に癒されています。

今回の撮影中、時々Qooboを撫でて飼い猫と同じような癒しの感覚を覚えました。
現場の雰囲気をよくするのにも一役買ってくれていたと思います。

画像9

撮影終了後、機材車の運転席に座っているQooboを見て、「お疲れさん」と思いました。Qooboのことは、実家の飼い猫の次に、親近感があります。


● 女優:Hanaさん
初めは謎の存在を不思議に思いましたが、一緒の時間を過ごすと共に親しみを感じました。
撮影中寒かった時や、疲れた時にQooboがそこにいてくれて、助かりました〜。ありがとう!




さいごに

少数精鋭でトラブルもチャンスに変えながら進められた撮影。
ものづくりの面白さを節々で感じるインタビューでした。

インタビュー内容を踏まえてから動画を観ると新しい発見があったり、別の視点が得られて面白いですよ🙌

Qooboたちの演技にもぜひ注目してみてください〜!

Qooboオーナーさんは、役者さんの演技に思わず共感してしまうシーンもあるんじゃないでしょうか😊

コメントやSNSでぜひ感想を!お待ちしてます🐶


関連情報


画像10


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?