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『朗読会part2』の記録

『発生』✖︎上町休憩室with三本の木 スペシャル朗読会 part2の記録

 2023年11月25日に行われた朗読会。当日の雰囲気とともに、各参加者によって紹介された書籍や文章の出典をここに記録します。

 音楽教室、読書のできる休憩室、そして横須賀の飲み屋街で朗読会を開く『発生』が共同で開催した第二回目の朗読会。総勢十四名により様々な言葉が紹介されました。特にテーマや縛りを設けず、各人が思い思いに持ち寄った文章。発声という声の振動からそれぞれの心境や熱、あるいは落ち着きが伝わってきます。

朗読者と紹介文章・書籍等の一覧


○篠原克則 『宇宙開闢の歌』リグ・ヴェーダより / 『願文』最澄
○布施めぐみ 『温めた砂の上』 ブログ nisico infoより
○アタラギ凌太 『流浪刑のクロニコ』 菅野隆宏 / 画 遠藤達哉 集英社
○南雲つくし 『愛するということ』 エーリッヒ・フロム 鈴木晶訳 紀伊國屋書店
○早乙女ボブ 『残夏』自作詩
○タク 『二番煎じ』落語より
○ACO 『涙壷』自作
○那須悠介 『ふるやのもり』 瀬田貞二 再話 / 田島征三 絵 福音館書店
○夏苅由希 『コンラッド・ヴァレンロット』 アダム・ミツキェーヴィチ 久山宏一訳 未知谷
○鈴木雄一 『前略おふくろ様』TVドラマより 倉本聰
○筑間一男 映画について(自身の言葉で『夜のダイヤモンド』ヤン・ニエメツ 『営倉』ジョナス・メカス )
○星野勝 『きいたはなし(みこすりはん)』自作?
○福田 『戦争中の暮らしの記録』暮らしの手帳(1968年夏)
○休憩室N 『ジャムパンの日』赤染晶子 palmbooks


全体の思い出


 近所の商店が店仕舞いの支度を始めようとそわそわし始める午後四時過ぎ。音楽教室にそれぞれの言葉を抱えた老若男女が集いました。当日知らされる順番によって朗読を開始。数名おきに小休憩を挟みながらそれぞれの朗読が続きます。読む順番は直前まで明かされないので、待ち時間に少しドキドキする方がいらしたかもしれません。



 休憩中はコーヒーやワインも提供され喉を潤します。急遽参加された方もおられ、楽しく時間が過ぎていきました。予定時刻の午後七時を少し過ぎ終了。しばらく歓談の後、閉会となりました。
 今回も自作詩あり、小説あり、落語あり、絵本ありと各自の持ち寄った言葉の多様性があらわれた会でした。会場である音楽教室のしっとりとした雰囲気の中、新たな出会いも生まれたのではないでしょうか。

 

 終会後はスタッフ打ち上げを近所の中華料理店で。激辛のモツ炒めに驚きながら次回の構想が飛び交うなど、運営側も刺激を受けた会になりました。

 最後になりますが、ご参加いただいた皆様、SNS等で「いいね」や拡散いただいた皆様、興味を持っていただいた方々に感謝します。会場を準備してくれたYさん、共同主催のSさん、ドリンク提供のMさん、打ち上げに参加したTKちゃんにも感謝。ありがとうございます。では、またいつか、朗読会でお会いしましょう。

休憩室N


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