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ラノベ番外編:誰が勇者を殺したか

こんばんは、うわばきです。
本来であれば今月の「自信を持ってオススメ出来るマンガ 11月篇」をお届けする所存でしたが、最近読んだマンガでピンと来るものが無く無理に紹介するよりも回ごとのクオリティを・・・と謎に考え休載にしました。

とはいえ、楽しみにしてくれている読者様がいる・・・かもしれないので何かしら執筆しようと考えた結果、約7年ぶりに購入したラノベを紹介します。

なぜ久方ぶりにラノベを買ったかというと、
ちょっと前にネットでかなり話題になっていた作品の概要を見たところ惹かれ、読むマンガも無かったしなんとなく購入。

ちなみに7年前に買ったラノベはコレです。
SAOとかのオンラインゲーム系好きは楽しめる作品👇



・誰が勇者を殺したか

タイトルから勇者物のファンタジーを想像するが、どちらかというとミステリージャンルな本作。
小説家になろうに掲載され瞬く間に人気作となり、文庫本化もされた。

左から「剣聖」「聖女」「大賢者」「勇者」

・あらすじ

物語は勇者達が魔王を倒してから4年後の世界。
魔王を倒したと同時に、勇者は帰らぬ人となってしまう。
その勇者の偉業を文献にまとめて国民に広めようとする事業をとある人物がが立ち上げる。
情報を集める為、勇者の仲間達や街の人々、近しい人間にインタビュー形式で問いかけてゆく。

勇者はどんな人物だったのか?
勇者はどうやって魔王を倒したのか?
───そして、勇者はなぜ死んだのか?

勇者の死について、真相を明らかにするファンタジーミステリー作品。


・感想

活字読むと眠くなる症候群の私が、1日で読破した!
といっても250ページ程度で完結しているので、サクっと読める作品だ。

インタビュー形式で、「勇者」について聞いていくのですが、最初はどんな人物が勇者だったのか不鮮明なのが、インタビューを通じてどんどん勇者像が浮かび上がってくるのが良い。

日常の同じシーンをそれぞれの目線で描いてくれるので、
なぜこの発言をしたのか?
ここはどんな気持ちだったのか?
が全て表現されていて読んでいてスッキリする。
そして話のまとまり方も気持ちイイ!

「勇者」って何?に一つの答えが出た作品でした。

1巻で完全に完結しているので、久しぶりにラノベを読みたくなった方や
ファンタジー、ミステリー好きもぜひ読んでみて欲しいナ。

余談ですが作者さん44歳で小説家になろうに初投稿して、これが2作目らしい。
ポテンシャルすご。

・まとめ

ということで今月は紹介できるマンガが無さそうだったので、番外編としてラノベを紹介してみました。
相変わらず活字苦手マンなので、何作も一気見!は難しいですが、うわばきさんこれ絶対好きやろ!ってなラノベがあったら是非教えてください。

来月はグッとくるマンガに出会えるといいな~!
今月も見てくれてありがとう、ほな。

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