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何よりもクールな3つの走法 [R6.4.29]

どうして日記をサボって居たかって?HAHAHA、君はマキアヴェリが走りながら君主論を書いたと思っているのかい?

という訳で4/26~4/29でアイドルマスターシャイ二―カラーズ(早口詠唱)のPカップを幽谷霧子さんで走っていました。このPカップと言うのは開催期間中特定のアイドルでどれだけプロデュースを回してファン数を稼げるかを競い101~1000位の銀称号、11~100位の金称号、そして名誉ある1~10位のプラチナ称号の為にゲームし続ける、遠くの輝くだけのそれに目掛けて飛び続けるワタリガラスになる必要がある。走れば走るだけファン数が付いてくるので24時間稼働……という訳には行かず8時間の休憩時間がある。それ以外は走れと言われている訳だ。

特に編成の考察とかは無い。霧子札とトワコレ雛菜とPR果穂でリズムよく審査員の奥歯を砕いていくだけだ。

だから日記を更新出来なかった訳なんですね。でも別に私は人の道理から外れたプラチナ称号保持者を目指してる訳でもなく緩く頑張って走って金称号が取れれば良いと思っていたから時間の隙間はあったはず。じゃあ日記を更新するべきでは?HAHAHA、君は給水コーナーで油絵を描く人を見た事があるのかい?こう言う事を言うからヘイトを買うんじゃないかい?

そうして私が羽ばたいた歴史を記してここに記す。今後の人類の為の繁栄として使ってくれ。今手ごろな洞窟を探しているのでもし大規模の電子パルス攻撃で世界が壊滅したらそこにある壁画を探してみてくれ。


一日目「カレー走法」

走者の朝は遅い、なぜなら開始が15時半からだ。山登りの玄人が準備を欠かさないようにPカップにも仕込みと言う物がある。まぁ色々やってファン数を増やし初速を伸ばそうと言う目論見だ。だが私は違う。継続的に効率化を図る、サスティナビリティを含まねばこの先やっていけない。よしっ、大量のカレーを仕込むぞっ。

12:42にのそのそと起床し適当にパンを焦がして胃に放り込む。そして野菜の死体を切り刻んで鍋で炒める。当然私はアーバンな人間なのでジャガイモは入れない。あとなんかPカップの流速早い人ってカレーにジャガイモ入れなそうじゃないですか?だから玉ねぎと人参のシンプル構成で走っていく。

さぁ煮込もうと思った瞬間、ある事に気付く。カレールーが無い、しまった、存在論を読んでおくべきだった。急いでルーを買いにダッシュで近くのスーパーへと走る。なんで走るための仕込みでリアルマラソンをしなければいけないんだ。トホホのホ……

そうして皆の想定出来る紆余曲折がありつつもカレーが完成した。なんとか開始の15時に間に合ったのでゆるコンピュータ科学ラジオを聞きながら走る。走る。走る。

時間が経ち体が空腹を訴えかけ始めた。そろそろ食べるか……♠とカレーに火を掛ける。ある事に気付く。米を炊き忘れてる、しまった、認識論を読んでおくべきだった。しかし優秀な私は右手で米を研ぎ、左手でシャニマスをやると言う走法を編み出してなんとかミスをリカバーした。絶対に両手が濡れる瞬間が出て画面がバグるのでオススメしません。

全然美味しくなさそうですが全然美味しかったです。

一日目結果



二日目「勉強走法」

走朝遅。今日も今日とて走らなければいけない、これは神から与えられた命題なので騙し騙し走っていく。

ライブで審査員を殴りスコアを稼ぎつつ進めるのだけど自動ボコボコボタンをONにする事で気が付いたら1位を取っているアレ?私なんかやっちゃいました?とアイドルのイキリを見る事が出来るワケだ。私の霧子がそんな事する訳ないだろ殺すぞ。

で、このオートライブの間に勉強してしまおうと言う話だ。机上の空論は履修してあるので大丈夫だ。

ハァハァ……

上手くいった……合計400問近く解いたぞ……?上手く行き過ぎたかもしれません……しかしそれでも半分も行っていない。なんだこの資格は、この先犯罪を犯せば一発で消えて無くなる脆弱性を持っているのに取得する必要があるのかとか考えてしまう私は異端か?異端かどうかは別としてこの資格を持つ資格として道徳の勉強をまずした方が良い。あと異端です。

二日目結果



三日目「お喋り走法」

遅。ノソノソ。ベンキョ。
気が狂いそうになる。気が狂う行為と気が狂い行為を掛け合わせれば-と-が打ち消し合い正の行為になると思ったがそんな事は当然なく加速度的に脳の栄養が失われていくだけだった。そんな夜に属しているコミュニティに通話しながらPカップを走っているワタリガラスの群れが居たのでとりあえず通話に入ってみた。

これが面白い、色々な話を聞けた。シャニアニの納得しない所を各々言語化しようと試行錯誤したり、声優オタクは何故フルネームで呼ぶのかとか、「Pカップで一位取ったらTwitterで下の人間を煽り散らせられるので良いですよね」と言うと「いや、謙虚に行かなければならない。何故なら担当で一位を取っても他のアイドルでもっと稼いでいる人間が居る。あの人が目を付ければ私の称号なんて風に吹き飛ぶ。尊敬と畏怖を持って誇れ」と言われてしまった。噴火に怯えつつも信仰の対象になる富士山がPカップにはいるらしい。アイドルゲームやってて神話になる個人が居るとは思わなかったな。

実際この時点で私の目標である金称号のファン数ラインはまぁ大丈夫だろうの感じだった。けれどつよつよPカッパーに聞くとまぁ走った方が良い、思考するなと言われてごめんなさーい♡♡♡になってアヘ顔敗北走行した。

本当は同じ世代に喋るのが楽しくて……w。その証拠に最後の方のポケモンの話していた時に大体がダイパ世代だと判明して好きなポケモンの話で少し盛り上がった。全員好きポ(好きなポケモン)にはじめんタイプが入っており皆じしんを喰らっても耐性のあるコミュニティだと発覚した。1人だけサイホーンなので等倍で入るのは面白かった。日畜生が昇って来たので睡眠を取る、最終日は休憩時間が無い狂った仕様なので自己管理が大切だ。

三日目結果

信頼度は上がらず

最終日「無走走法」

刀を極めた人間が行きつく先は無刀である事は小学校の道徳で皆学んでいるだろう。それに習って私も走らない無走の極地に辿り着いた。寝て辿り着いた先は12時半。つまりもうPカップは終わっていた。でもお前はPカップを極めてないじゃないかだって?斬捨御免ッッッッッ!

こうして終わりの鐘を寝過ごしたPカップだった。

最終結果はこちら

結構頑張って走ってもこんなもんか。世の中は化け物で溢れている。

達成感80:後悔20:全身の骨の痛み140を感じながらPカップは終わった。あとはご褒美タイムだ。何も生産して居ないが褒めてから始まる何かに期待して行きつけの中華屋へと進んだ。

これ食べるといつも最後の方からあげ要らね~ってなる。現象論を読んでも回避出来ない事もあるんですね。



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